PR
Calendar
もう何年も前の話になるのですが、
とあるテレビ番組の収録を見に行きました。
集合場所はテレビ局の裏口で、
観覧者全員が揃うまで裏口に並んで待ちました。
列は2列ありうち1列は 事務所に所属している人用の列で、
若い人、歳いった人、色々いました。
その番組は観覧者からの質問コーナーもあるのですが、
スタッフの人に質問用紙を渡され
今回のゲストに対する質問を記入するように言われました。
ゲストはスポーツ選手で、私は全く興味ナシ。
でもとりあえずもし自分が質問者に選ばれてしまったら困るので、
無難な質問を記入しました。
観覧者全員が揃い、
途中トイレにも寄らされたりでいよいよスタジオへ。
よく話には聞いていましたが、
テレビで見るより狭い部屋でした。
テレビにもしっかり映るので、
スタッフの人から足を揃えて斜めにするように言われました。
番組の収録が始まる前に、
お笑いタレントの前説があるのですが、
これがまた全然面白くない。
学生の頃から、
授業の時
《ゲ!分かんない!指されたらどうしよう・・・》
って思う時に限って先生に指されたりしていた私なのですが、
このお笑いが下らない質問をしてきた時も、
私に話がふられ、
しかもその時私は黒い服に網タイツ、黒いブーツだったので、
『Xの大ファンが来てくれています!』
だとかからかわれたりしました。
退屈なコントも終わりいよいよ収録に。
司会者や他のメンバーが登場し、
今回のゲストが呼ばれました。
観覧者の質問コーナーになり、
また自分が指されたら嫌だなと思っていたのですが、
どうやら質問する役目は別の列に並んでいた事務所所属の人達だったらしく、
私達が質問を記入したのは
ただ現場を楽しんでもらうためのサービスだったのかなって感じでした。
ゲストのバッグの中身をチェックするコーナーでは、
司会が手帳を見つけ出し広げて見ていました。
その中に、
誰かとのデートの約束が書いてあり、
ゲストがその時噂されていた俳優の名前を司会者が、
『これは○○とデートって事ですか?!』と聞き、
ゲストが半分本気で動揺していました。
その部分はアドリブだった感じでしたが、
他はぜ~んぶ原稿が作られていたようで、
私には全てがわざとらしく、棒読みに思えました。
でもテレビで放送されたのを見た時は、
さもある程度の流れで司会者が番組を進行しているかのように映っていて、
テレビってすごいな~って思いました。
もちろん俳優とのデートの部分はカットされていましたが(笑)
収録が終わった後は、
もう本当にサッサと帰ってくれって感じで、
『出口はこちらになりま~す。
トイレのご案内も出来ませ~ん。』
と、
事務的に機械的にさっさとテレビ局から全員出されました。
事務所所属の人達が、
もっとヒドイ扱いを受ける局もあるし、
もっとマシな局もある。
でもこの局はまだマシな方だ、と言っていました。
ゲストも大物ではなかったし、
(まぁだから簡単に観覧が当たったのだろうけど)
収録も淡々と進んでいっただけだったし、
2時間程ずっと同じ格好で姿勢良く座っていないとなので、
疲れました。
こんな思いまでして見てみたいと思う芸能人もいないし、
この一回限りで十分かな。
まぁテレビの裏側ってこんなもんか、
と一応思い出にはなりました。
笑っていいともなんかの観覧は楽しそうだけど、
実際はどうなんでしょうかね?
Keyword Search
Comments