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2008年03月01日
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テーマ: 住宅コラム(1834)
立春も過ぎ、徐々に日も長くなって来ました。今月も住まいづくりについて学んで行きましょう。今回は横浜の「山の手」に多く建っている、明治時代の西洋住宅についてです。私も年初の1月22日に視察見学をして参りました。改めて勉強になった点が多々あったので、その事をお伝えします。


西洋住宅

私がそれらの建物を見た第一印象は、「古いけど、ダサくない!」という事でした。壁などは何度もペンキで塗り直されていますが、デザインが「陳腐化」していないのです。今でも「買って住みたいなと」思わせる家があったくらいです。(もちろん買えませんが・・・。)
つまり、これが「デザイン的な耐久性」が有るという事です。言い換えれば、古さが「味わい感」や「趣き」に変わるのです。だからと言ってそれらの住まいが、全てレンガ等の耐久素材のみでつくられている訳ではありません。横浜では公共建築の外壁はレンガ造ですが、個人の住宅はモルタルと木製の外壁にペンキ塗りでした。
その事を考えると「建物の耐久性」も重要なのですが、それだけでは大切に残される建物には成り得ません。そこに多くの人から愛される普遍的な「家の美しさ」があるから、メンテナンスの手間を掛けても大切に残されるのです。そういう意味では大切にしたくなる「美しいデザイン」の方が重要なのかもしれません。そして、それが普遍性と伝統美を持つ「クラッシック」というデザイン様式なのです。
話は変わりますが、仮にその洋館は曽祖父母が建てて、大切に暮らしてきた「住まい」だとしたら、あなたはどう感じますか?より以上の愛着や郷愁を感じますよね。英語で「家系」の事を「ファミリー・ツリー」と言います。それは「家」の存在が、家族の歴史や思い出を刻み込み、守ってくれた大きな「樹木」と同じ様に感じる為かも知れません。
そういう意味で、代々住み継がれた「家」は、家族の「アイデンティティー」そのものだとも言えるでしょう。また逆に、その「家」を大切に思う事を通して「家族の絆」や「自身の存在価値」を知るきっかけとなる事もあるのです。ですから、いつの時代も愛着を持てる住まいの「デザイン的耐久性」は家族にとっても重要な要素です。確かに住まいのデザインには「流行」があるし、好みもあります。しかし、上記の事を考慮した上で、住まいづくりに取り組んで頂ければ幸いです。





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Last updated  2008年03月01日 19時51分35秒
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