風水と家づくり『社長の風水日記』

風水と家づくり『社長の風水日記』

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

ネキストホーム

ネキストホーム

Comments

風水ナビゲーター @ お久しぶりです。 ブログを閉めてしまったのかな?と心配し…
ヨッシー@ Re:耐震強度とデザイン(08/03) 今日は会社の上司が家を探しているので中…
ネキストホーム @ コメントありがとうございます 最近この業界には、とんでもない逆風が吹…
空と雲と風 @ ブログを見ていただいてありがとうございます。 大変丁寧なブログですね。これからも、時…
ぴっぴどん0067 @ Re:部屋の広さと、風水?(06/18) こんにちは。 以前に読んだ本に “広い…
2007年12月25日
XML
テーマ: 住宅コラム(1834)
クリスマスシーズン到来で、寒いけれど何となくウキウキする季節になりましたね。さっそく今月も住まいづくりについて学んで行きましょう。

今回と次回のテーマは、ズバリ「200年住宅」についてです。これはご存知の通り「福田首相」が就任する以前より掲げてきた政治指針です。欧米と所得基準が変わらない日本で、なぜ生活に「ゆとり」を感じられないのか?この理由の一つに、日本の住宅の「建替え年数」が関係しているのです。仮に三世代に渡り住める「ロングライフ住宅」をつくると、世代間トータルでの住宅費は減少します。その減少した住宅費の分だけ、実生活にゆとりが生まれるという事です。

それを実現する為には、耐久性の高い建材を全体的に使用する必要があります。そうすれば「200年住宅」は技術的にも十分に可能な事だと思います。しかし、初期の建築コストがどうしても増えてしまいます。それを補うために、国が世代間に渡る長期融資を導入すれば、資金問題も解決できるでしょう。

200年住宅

しかし「200年住宅」で一番問題になるのは、建材の耐久性や建築技術ではないのです。考えて見て下さい!技術的には「200年住宅」が出来たとしても、もし50年後にデザインが陳腐化してしまい、子供や孫たちが「住み続けたい」と思えない住宅だったとしたら、どうなるのでしょうか・・・。もちろん住宅としての耐久性は十分有り「雨風はしのげる」としてもです。そういう意味で「200年住宅」の一番の問題点は「デザイン的な耐久性」ではないでしょうか?つまり時代の移り変わりに風化しない「普遍的なデザイン」の住まいを見極めるという事が重要です。

ではどんな住宅であれば、陳腐化せずに世代を越えて愛され続ける事が可能なのでしょうか?それを知る為には、日本国内で少なくとも100年前後「保存or使用」されている住宅を調べてみる必要が有ります。(神社・仏閣等は別として)そしてそれらを参考に、住まいづくりを検討する事が大切なのではないでしょうか?住まいづくりでも「温故知新」の知恵が十分活かされると思うのです。

詳しくは次回にお話しますが、日本で住居として100年前後経っている建物の種類は多くありません。大まかに分類すると「古民家建築=農・商・町屋等」「純和風建築=大名・武家屋敷等」「西洋建築=明治前後の建物」となります。各々でタイプや好みもありますが、どの建物も時代を経て「経年美」が有る素晴らしい住まいです。これらを参考事例として、次号でより詳しく学んで行きましょう!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007年12月25日 21時29分57秒
[家づくりは人づくり] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: