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金井美恵子『恋愛太平記』を読了。1980年代の日本で20代、30代を過ごした四人姉妹の物語。ジェーン・オースティン的な細部にこだわった風俗小説的な作品。とても面白い。この作品の特徴は巻末の作者によるあとがきと、解説に書いてあるとおり。勿論ロマンチックな安っぽい恋愛小説ではなく、ドラマチックなストーリーがあるわけでもない。とにかく淡々と細部を描きながら、センス良く筆を進めて行く。ちょっと前までは新品は手に入らなかったと思うのだが、今確認してみるとアマゾンでは新品を買えるみたいだ。ずっと読み継がれていって欲しい。
2008/01/08
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昨年の目標は結局達成できなかった。今年は読書目標は特に立てないでおこうと思う。読みたいと考えている作家、本を一応リストアップしておくと、こんな感じ。ユング自伝ユングの他の著作徒然草ドストエフスキーディケンズ村上春樹河合隼雄金井美恵子もちろん他にも色々あるわけだけれど、主だったところは大体こんなところ。昨年を振り返るに、色々な事に迷った年だった。それも詰まらないことに。かなりの時間を無駄にした。今年の目標は、まずは時間を大切に使うこと。迷う時間を減らす。無駄なことをしない。そして自分中心に生きること。自分中心というのは勿論自分勝手ということではなくて、自分が行動の指針とするべきは他にあるのではなくて自分の中にあるのだということを知っておくということだ。他人の真似はしないということ。自分が何をかっこいいと思うのか、自分にとって何が相応しいのかを重視すること。昨年途中から、「かっこいい自分になる」というのが私の中でテーマとして浮上してきている。他人にかっこいいと思われるということではなくて、自分で「俺ってかっこいいなあ」と思えるような自分になるということ。あとは浮気心に惑わされないように、ということ。本にしても音楽にしても、何か新しいものはないかと物欲しげにしないということ。自分がすでに好きなものに集中すること。あと、これは一筋縄なことではないのだけれども、「他人に優しく」というのも最近よく考えていることだ。親切とお節介とは似て非なるものであり、他人に優しくするというのも今の時代簡単なことではない。正直なところ、他人に優しくするというのはどういうことなのかよく分からないのだけれども、一応一つの方向性としては心に置いておきたい。それと、英語。特にリスニングとライティング。これについては、今年は本気で取り組みたい。目標は、ラジオやテレビでしゃべられる英語を概ね聴き取れるようになること。ライティングについては、思ったことをすらすら書けるようにとまでは一年では無理かもしれないけれども、目に見えた上達は達成したい。あとは、仕事を前向きにやるということ。嫌々働くというのはやはり恰好悪い。困難に会っても前向きに対処する姿勢を身につける。仕事をする時は集中して効率的にやる。仕事時間とプライベートの時間との境をはっきりとさせる。メリハリをつける。昨年は音楽にかなり熱中した年だった。音楽を聴く時間が大幅に増えた一方、読書する時間が大幅に減った。音楽を聴くということにも勿論メリットはあるわけだけれど、音楽を聴いている時間は怠惰に過ごしている時間だという感覚が自分の中にはある。やはり自分のベースは読書の方にあるというか。というわけで、今年は音楽への傾きを修正して、読書の方にまた方向転換をしたいと考えている。あとはマスカルチャーに踊らされないようにしたい。ヤフーやMSNのホームページには芸能記事やスポーツ記事などの俗悪な記事へのリンクが貼ってある。こういうメジャーなサイトにこのような記事へのリンクが貼ってあるという状況は、社会にとって好ましくないことであるように思う。マスコミが作っているものなんて真のカルチャーではない。あくまでもマスカルチャーだ。マスカルチャーに乗っていないと時代遅れと言われたりするが、そんなことは知った事ではない。と言える位の強さがあった方がよいのかもしれない。ユングが指摘するように、マスカルチャーに踊らされるのは、自分がきちんと確立していないからだろう。このことを肝に銘じて、マスカルチャーからさらに距離を置くようにしたい。
2008/01/08
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季刊紙『考える人』の特集「さようなら、こんにちは 河合隼雄さん」を読んだ。色々な学者や作家などの追悼記事や座談会なども色々載っているが、なにより面白かったのはやはり河合さんの対談だった。小川洋子さんとの対談と、立花隆氏との対談。河合氏の若い頃の写真が色々と載っているのも、河合ファンにとってはありがたい。河合さんと云う人がどれだけ偉大な人だったかということを、改めて感じさせられた。
2008/01/08
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