能登の手染め日記

能登の手染め日記

Jul 20, 2007
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カテゴリ: 絵・美術について
一日中雨。

窓から対岸を見る。
海の向こう北東方向は雨の中で全く(晴れていても)見えないが、梅雨から真夏に向かうに日々。昨夜も寝苦しい夜だったが、中越沖地震の避難所ではこうした季節、蒸したり暑かったり、さぞ寝苦しく都合の悪い日々だろう。3年前は10月、冬に向かう季節。今回は真夏に向かう時期。どちらも、この先苦しい季節だ。一日も早く安らげる日になれるよう願うのみ。

絵は「雨の日曜日」
20歳頃、会社の寮にいて雨でどこへも出かけられない日曜日、窓から見た町並みを描きたくなって4階のトイレを一日中占拠した。

20雨の日曜日.jpg

トイレに来た図案部の部長に「屏風にして残しておけばいい」と言われたので、当時、手取り6~7万円の給料から5万円かけて屏風にした(^^;

画面は縦130cm横134cm(67cm×2枚)画仙紙に墨と顔彩。
今見ると、屏風にするような絵ではないと思うが(笑)雨の日に現場で描き上げた私としては珍しい絵。京都市西京区(当時は右京区)から洛西方面、太秦から嵐山方向を望んだもの。

ああ、あそこは昼休みに話し込んだ喫茶店。あそこの焼肉屋は何度も行ったが犬を食べさせるので有名になった。キャッチボールをした路地。スケッチをした公園。駐車場は前の年まで田んぼだった。嵐電に乗って帷子ノ辻、車折神社、広隆寺、仁和寺へよく行ったが、数年前に訪れた時には道幅が変わりビルばかりの景色になって迷ってしまう程だった。






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Last updated  Jul 20, 2007 06:45:15 PM
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