能登の手染め日記

能登の手染め日記

May 8, 2008
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カテゴリ: 日々
公民館活動(その1)

午後、曇り空から雨が落ちてきた。婆様と一緒に畑に杭を打つために木を切って準備・・・まさにそのとき降ってきて明日に延期。

畑の向こう側、目の前の公民館に人の出入りがある。地区の小学校が廃校になって共有していた建物のうち、明かりが点るのは公民館の部分だけになって一ヶ月。今日は草木染教室で妻が指導に行くが、この教室の活動も停滞してきたので今年は新たなテコ入れが必要だ。

公民館の活動に関わるようになって20年以上になる。帰省してからずっとということね(^^ゞ
当初は参加するだけだったが文化活動のほうの運営に関わるようになり、今年から年間を通じての活動推進の係りになった。

公民館活動は館長・体育部長・文化部長・主事と老人会・婦人会・青年団などの役員が裏方となって運営していく。活動の中で最も重要なのは、こうした年間を通じて裏方をする人々の支えが何人いるか?だ。

もう10年ほど前になるが当時の教育長から文化部長を依頼されたとき「私が文化部長になったら裏方が1人減ります。私が受けたとき、私の代わりをしてもらえる裏方を入れてください」と言ったことがある。…で、私は文化部長になれなかった(笑

イベントなどの活動は目に見えるが、目に見えない部分で行われていることを知っている人は少ない。そしてまた公民館活動を支えている予算の内容も理解されていない。10数年前には年間で百数十万円あった町からの予算は、今年54万円になった。毎年1割程度ずつ削減されてきた。

町は予算を削減するだけでなく主事や専門の社会教育の担当者を育ててもいない。この公民館で主事の代わりをして頑張っているのは臨時雇用の用務員さんだ。町から派遣された主事や館長が一般事務職でありながら、まともにパソコンで運営資料を作れなかったので、この用務員さんが、しっかり書類を作って補ってきたのだった。

町から予算が削減されても地区の活動自体を減らすことはない。それを楽しみにしている子供や老人がいるし、活動によって生まれる大切なものがあるから。

活動を少しでも充実させるためには裏方と同時に予算が必要だ。公民館は地区約450世帯に対して一戸あたり年間250円の協力費をお願いして不足分を補っている。活動は地域の人の労力とお金によって支えられている。

予算を削減してきた町役場幹部や町議員は裏方として汗を流すこともなく、自らの給与をたいして削減することもなく、イベントで来賓として座っているだけだ。

・・・今日の日記は実にイヤミな書き方だ(笑
裏方になって汗を流せなどとは言わないが、行政側の社会教育の実態把握や限界集落への対応が、あまりにお粗末だ。予算を削減しても充実した活動のできる方法を示して欲しいものだ。

地区にとって小学校という中心拠点がもぎ取られ、残されたのは活動予算の削減された公民館だけ。行政改革という名の下に予算を削減され社会教育や過疎地・限界集落への根本的な対策は行われていない。キメの細かい行政サービスをしなければ過疎地はさらに疲弊するだけだ。
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Last updated  May 8, 2008 06:18:49 PM
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