能登の手染め日記

能登の手染め日記

Jun 23, 2009
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カテゴリ: 日々
我が家の隣にある小学校が廃校になって1年3ヶ月。

築13年、3階建ての立派な教育の館は無人となって子供たちの声が聞こえなくなった。まだ校舎建築の借金は半分ほど残っているようだが、国の方針が変わって借金の残っている教育施設なども民間事業者に貸与することができるようになって、穴水町は3箇所の小学校を利活用してもらえる事業所を公募した。

他の2校は農家レストラン、大学や自然体験の業者が入る方向へ進み、わが母校へは60歳以上が入居する『老人アパート』が名乗りを上げた。

今夜は公民館で町の教育委員会が公民館運営委員などを集めて事業計画の説明会を行った。というのは、この小学校は公民館との併設で、現在は主に公民館活動で利用されている。田舎なれど、私たちの公民館活動は活発に行われている。いや、過疎地の田舎であり小学校が無くなって文化教育の拠点を失いそうなので尚更活動が必要だといえる。

町は地域の利用者、運営委員会の意見を聞く場を設けたわけで、私も公民館運営協力委員の一人なので出席した。

老人アパートが来ることによって幾種類かのメリットデメリットがあるが、入居者の住民税や医療費や事業による経済効果等の説明は仮定の話でもあり、素人の私らが考えても正確な話はできない。また、この事業者の経営状態や将来性に対しても色々な見方や意見や推測があるだろうが、これも私には判断基準が分からないから公平な第三者の専門家に任せるとして、私は公民館の事業が今までどおり行えるかどうか?の話を聞きたかった。

地区住民の主な活動は、公民館の運営会議、子供キャンプ、バーベキュー、図書室、子供の遊び場、料理、いけばな教室、お茶、芸能文化祭と作品展示場、更衣室、草木染教室、絵画教室、診療所、バレーボール、バスケットボール、ダンス、地区消防団の練習、ソフトボール大会、運動会、敬老会などの大会。これらの年間事業を公民館と学校施設を使って行っている。

だが、今夜見せられた設計図などによれば、これまでどおりに公民館活動を行えない。

新規の老人アパートは学校教育の施設のみを事業に使うのだが、もともと学校と公民館が併設だったため、住民の活動は現在も両方の施設を使っている。この事業の窓口は町の教育委員会事務局。学校教育と社会教育を管理、育成、推進する立場にある。

よもや、「公民館活動を推進する立場の教育委員会が『公民館活動を行いにくくするための事業』を、そのまま進めることは、ないでしょう」と発言した。毎年、私は芸能文化祭の展示部分の責任者になるのだが「展示が行いにくくなるのであれば、教育委員会が責任を持って展示してください」と。私は運営委員を降りるから(笑

公民館活動を行いやすくしてくれる事業所ならば来て貰えばよいし、活動に支障を来たす内容であれば、教育委員会が行いやすくなる方針を出せばいい。

地区住民の一人、公民館運営委員としての結論は明らかだ。

教育委員会の皆さんは気づいただろうか?会議が終わったとき会場一杯に集まった30名を越す委員が男であれ女であれ、誰が号令をかけるわけでもないうちに、各自の湯飲みを片付け、座布団を片付け、机を片付けていたことを。今夜この会議を主催した教育委員会の皆さんは自分の使ったものを片付けただろうか?・・・それが、この土地の公民館活動だということを。
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