能登半島、穴水町。「人口1万人に満たない町の商店街に15箇所のギャラリーをつくる!」と、2年前に言ったときには誰も相手にしてもらえなかった(笑
思いついた案を話すのは簡単だし、夢は語るだけならば、どれだけでも可能だ。
「街中に15箇所のギャラリーがあればいい」・・・1年中街中を見て廻る催しができればイイ。町民の誰もが、子供から大人まで参加できる『まちづくり』がしたい。実現すれば良いと思った・・・が、そんな夢みたいな話が実現するなんてありえないと2年前は自分でも思っていた。
能登半島地震が2年前の3月25日。私の借りていた空き店舗のギャラリーは崩壊した。そして、2ヵ月後の5月に、街中にたくさんのギャラリーを作ればよいと思った。街中の商店主さんに話してみた。「そんな話、考えられない」・・・当然だった。川の側にある住まいは建て直しを迫られていた。
それから2年。あきらめと励ましと、アレコレ混ぜあわせた紆余曲折を経て15軒の商店の協力を得ることができた。そして家も新築し店舗の外装も直したその商店主さんを代表にした『ギャラリー世話人会』が街中に7つのギャラリーを設置した。
上、北國新聞 下、北陸中日新聞 NHK中部地方の昼のニュースにも放送されたらしい・・・展示作業中で観られなかったが(^^ゞ
11月には15箇所の商店に設置して回遊式の街中ギャラリーを本格的に運営する。今はその途中の『お披露目オープン』。
能登の祭りのキリコを模して胴体(ナカゴ)に町民の書画工芸や趣味の作品を展示する。その名も『ギャラリー・キリコ』
ようやく発表の段階に辿り着いた・・・ v(^^ゞ
蝶や昆虫の標本の展示 May 7, 2010 コメント(3)
街中ギャラリーに水墨画展 Apr 24, 2010
街中ギャラリーに書道教室作品展 Apr 2, 2010