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人類は、 楽しよう楽しよう、 で発展し生きてきた、 豊かに楽するために、 有限の資源を、 使い放題してきた、 木々はうまくサイクルさせれば、 永遠に再生を繰り返す、 風はほっとけば吹く、 ついに人類は、 風力に注目しだした、 しかし、 風力発電の王国になり得る、 と期待されたアメリカと、 中国は、 それへの熱を失いつつある、 自国にシェールガス資源が豊かに眠る、 と理解してきたためである、 唯一、 デンマークのみが、 風力発電の比率を、 20年までに50%に増やそう、 と官民が一体となって燃えている、 デンマークよ、 貴国が頼みだ、 いつか地球の鑑になってくれ。
2013.01.31
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おう、 うまく転がして速いじゃないか、 きみんちがどこにあるかは、 知らないけど、 星のある夜のきみは、 リズムに乗って、 コロコロ、コロン、 と楽しそうに速い、 そうか、 天の川で位置を知るんだ、 いいねえ、 満天の星がきみを応援している、 暗夜でもきみは、 とてもの安全運転になるけど、 ちゃんと我が家に戻るもの、 暗夜のときは、 地磁気をナビにするのかな、 おっとい、 大丈夫か、 それは枯れ草の茎だぜ、 コココー、ロロローン、 凄いな乗り越えたよ、 じゃ、 また会おう、 ところで、 おれ何もの、 どこへ帰るの、 やだっ解んない。
2013.01.29
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子どもを含む地域の住民の方々もいたが、 階段式の大教室を埋めた人々の大多数は、 学生達だった、 演壇に立った途端、 キラキラ輝く瞳の数に圧倒された、 期待度が大きい、 と直感した、 「読み聞かせ、およびいじめについて」、 と演題にいじめが入っているせいか、 と思った、 去年、 大津いじめ事件が脚光を浴び、 今年は早々に、 高校運動部の顧問教師が、 部員に体罰を加え、 それを苦にした部員が自殺する、 という事件が起きた、 それで、 関心をそそられたのか、 と考えた、 確かに、 いじめに触れた話にも、 熱心に耳を傾けてくれたが、 お目当ては、 読み聞かせの実演だった、 物語の世界に入り込み、 読み聞かせ以外の音声が、 どこか地の底へ沈んでしまった、 ように思えた時間だった、 教師志望者の多い大学として知られたところだが、 読み聞かせに対する関心が、 これほど高いとは。 サイン会では、 あっという間に本が完売になった、 河口湖の書店でバイトしている、 という女子学生は、 「高校教師を志望しているんです。 いつか高校生に読み聞かせをしたいです」 と、熱く語った。 各地の高校で、 僕は読み聞かせを、 講演内容に取り入れてやっている、 時間があれば彼女にその話を、 ゆっくりとしてあげたかった、 大丈夫だな、 と僕は思った、 読み聞かせが大好きな、 小中高の先生が、 いっぱい現れてくれば、 日本の子どもは、 日本は、 大丈夫だ、 と大きく期待を抱いたのである、 都留文科大学の学生たちに、 僕は夢をもらった、 有難う。
2013.01.26
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ああもう、 ほんとうにコンチクショウ、 とパソコンを床に叩きつけたくなる、 原稿をパソコンで書くようになって、 ブログの日記をやるようになって、 もう6年も7年も経つんだい、 なのに、 パッと書いたもんが消える、 先程も、 400字詰め1600字分の原稿が、 パッと消えた、 この腹立たしさ虚しさは、 何だろう、 核の直撃受けたって、 チクッ、 のcぐらいの痛感覚はあるだろ、 誤作動だって解ってるよ、 紙だったら、 消滅はないもんなあ、 風に吹かれて飛び散ったって、 拾い集められる、 火事で焼けそうでも、 水をかければ判読できる、 パソコン残って、 原稿だけ消滅ってのが解らない、 地球が消滅する瞬間が、 こうかなあ、 俺らみんなリアル、 と思ってるけど、 神様は、 パソコンに似た器具を使って、 地球をはじめ、 バーチャルな天体を創ってる、 じゃねえのか、 神様、 誤作動しないでな。
2013.01.25
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1952年(昭和27年)4月号から、 雑誌「少年」で始まった鉄腕アトムは、 第1回から、 都市の光景1つを見ても、 衝撃的だった、 立体交差で、 空中を走るような高速道路、 モダンな設計の超高層ビルの林立、 その超高層ビル群の頭上を、 流線型の乗り物が走っている、 当時の子どもの感覚では、 後何百年の日本? だった、 小学校の3年か4年のときだったか、 少年を購読し始めた、 「少年探偵団」が連載中で、 怪人二十面相対明智小五郎、 小林少年の知恵比べに、 ワクワクさせられたためだった、 6年になったとき、 「アトム大使」という、 漫画の連載が始まった、 父が購読していた小説新潮のほうが面白くなり、 そろそろ少年を卒業しよう、 と考えていた頃だった、 原子力を平和利用している国が舞台で、 異星人と交渉に赴く、 アトム大使のキャラクターに惹かれた、 それが1年間、 連載されて、 アトムが主役の「鉄腕アトム」として、 内容がめざましく刷新されて、 新連載漫画の登場になった、 中学生になっていたが、 それだけを読みたくて、 毎月の発売日に、 本屋に突進したものである、 10年ほど前、 JR立川駅の改札を出て、 某ホテルに向かい、 そこまで一般道に降りずに、 到着できることを知った、 数10棟のビルが、 回廊でつながっている、 昔、 どこかで見た街並みだぞ、 とぼんやり思い、 そうだ、 鉄腕アトムに出てくる街並みだ、 と指を鳴らした、 当時、 漫画で読んだことが、 殆ど現実になっている、 ただ、 文明を導くものが、 ヒューマニズムに深く根ざした、 精神であることが、 鉄腕アトムに及ばないでいる。
2013.01.24
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不思議だ、 大企業は売り上げを伸ばすのだろうか、 不思議だ、 社員は給料が上がるのだろうか、 不思議だ、 何次まであるか知らないが、 下請けが楽になり、 その従業員の給料が上がることが、 不思議だ、 中小零細の給料が上がらなければ、 2%分、 暮らしが苦しくなると思うのに、 財布の紐はもっと固くなるはずなのに、 消費が活発になるわけが、 不思議だ、 消費税が引き上げられるのに、 物が売れるというわけが、 不思議だ、 一般大衆は、 もっと節約に走るのに、 どこかが儲かっているわけが、 不思議だ、 みんな電車で早く帰る時代に、 2%の上昇を図るなんて、 不思議だ、 不思議な国の日本、 不思議と思う僕が、 不思議なのだろうか。
2013.01.22
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過去、5,6回成人式で講演したことがある、 そのうち、 2回は盛夏8月の成人式だったように思う、 ともに地方で、 学生や、 会社勤めの新成人が、 お盆休みのほうが多く帰郷するかららしい、 荒れた成人式らしきものも、 1回、 経験した、 来賓の挨拶中に、 後方の席の新成人たちが何人か騒いだが、 すぐにおさまった、 成人式は行政主導なので、 どこの成人式もその運び方や、 流れに大差はない、 政治家が何人も挨拶に立つところが多かった、 こっちもうんざりしたが、 新成人は退屈だろうなあ、 と同情した、 そう言えば、 自分が出席した成人式は、 どうだったろう、 と思いだそうとしたが、 まるで記憶がない、 そうか、 と頭をかいた、 成人式の会場の前まで行って、 行き先を6つ7つ先の駅にある、 映画館に変えたのである、 その頃、 映画中毒だった時期で、 成人式だから、 映画館空いているぞ、 という理由で、 土壇場で映画を選んだ、 観た映画は「独立愚連隊」だった、 そんな話を、 どこだかの成人式でやったら、 笑いの渦が起こり、 俺も行きてえ、 とやじが飛んだ、 主催者は渋面だったが、 成人式を、 新成人の企画で全部やったらどうだろう、 前年の早い時期に実行委員を決める、 広報紙で希望者を募る、 希望者が多数過ぎなら、 抽選もやむを得ない、 行政側は、 カネだけ出して、 口は一切出さない、 これなら楽しい成人式になり、 荒れることもない、 実施に踏み切る自治体は、 あるだろうか、 ああ、 そこが問題だ。
2013.01.21
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いじめ、盗み撮り、 暴走自転車による被害、 変質者による甘い誘い、 高所からの落下物、 犬猫に咬まれる、 など、 まだまだ挙げれば出てくるが、 子どもが犯罪被害も含めて、 何かの危険にさらされる事例が、 増え続けている、 子どもが外に出れば、 危険だらけ、 とは言いたくないが、 とにかく、 そういう傾向の社会になっている、 園児や、小学生は、 親が46時中、 見ているわけにもいかない、 そこで必要になるのは、 子どもの自己防衛力である、 東京の足立区では、 数年前に、 足立区子どもの安心安全プロジェクト、 を立ち上げ、 この問題に、 熱心に取り組んでいる、 子どもが自己防衛力を高めるには、 地域住民の協力が不可欠になる、 具体的には、 危険を事前に察知する力、 被害を受けないよう対策を取る力、 を合わせたものだという、 この取り組みが大きな成果を挙げ、 全国に同様のプロジェクトが、 新芽が出るように立ち上がる、 ことを期待したい。
2013.01.19
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昨年はいじめの問題が、 大きくクローズアップされた、 極端な事例が報道され、 それから派生した、 いじめに関係ない問題も含めて、 いじめ やめろ、 の大合唱が、 全国津々浦々まで響き渡った、 ような気がした、 そろそろ、 うちの学校では、 このようにしていじめをなくした、 といった声が、 全国から彷彿と沸き上がってもいい、 そういう情報には敏感になっている、 つもりだが、 とんと聞こえてこない、 粛々と取り組んでいて、 外部に知らせることではない、 というのなら、 黙って待とう、 しかし、 あの大合唱は幻聴だったのか、 とふと懐疑的に自問することがある、 一過性の熱病で、 熱が下がってみれば、 もとの木阿弥でなければ、 幸いである。
2013.01.19
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ほう、 ついに出たか、 平成生まれの受賞者が、 やはり出たか、 そういう気配があった、 僕が直木賞を受賞したのは、 1980年、 40歳のとき、 それでも、 直木賞受賞者としては若い、 と言われた、 純文学の芥川賞は、 その作品が、 文芸の世界に一石を投じる、 新しさを持っていればいい、 と言われた、 だから、 20歳が受賞しても、 おかしくなかった、 直木賞は、 今後も書き続けて、 長く読者を獲得できるかどうか、 という力量を求められた、 50代60代の受賞者は、 珍しくなかった、 この作者は、 書き続けていくことができるだろうか、 と危惧する人も多いかもしれない、 でも、 時代が直木賞を変えた、 と僕は思いたい、 ネット世代が、 ググる能力を駆使して、 最新の情報を入手し、 微かな変化も見逃さず、 パソコンで能率よく、 作品を仕上げていく、 そういう時代になり、 その寵児として、 23歳の受賞者が生まれた、 電子書籍が普及するに従い、 新しき寵児が次々に生まれていく、 と僕は見ている。
2013.01.17
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房総半島に生息するニホンザルと、 アジア大陸原産のアカゲザルが、 広範囲で交雑しているという、 和歌山県には、 野生化したタイワンザルの生息域があり、 そこではニホンザルとの交雑が見られる、 しかし、 房総半島の場合は、 ニホンザルの生息域での交雑で、 生態系上、 ゆゆし脅威だ、 と関係者は憂慮している、 外来種が生態系を変えた例は、 アメリカザリガニ、 ブラックバスが象徴的である、 前者はしっかりと日本に安住し、 後者は駆除しても、 駆除しても、 生息域を広げている、 他にもカミツキガメ、 アライグマなどが、 虎視眈々と、 生息域の拡大を狙う、 強い種が、 同類他種を力で駆逐し、 交雑していくのは、 生物の宿命である、 何よりも、 人類の歴史が、 それを証明している、 ヨ-ロッパ大陸でも、 アジア大陸でも、 新大陸でも、 この日本列島でも、 人類は先住民という同類他種を、 征服し呑み込み、 交雑してきたではないか、 生態系を脅かすと言っても、 日本という、 限定した地域の生態系であって、 地球上では日々、 生態系は変化していく、 日本だけのそれを守ろうというのなら、 それはただの感傷にすぎない、 アカゲザルもタイワンザルも、 オメーラの勝手だろうが、 と嘲笑するだろう、 もともと、 その2種は、 自分たちの好きで、 やってきたわけではない、 もしも、 日本の生態系を守りたいなら、 江戸時代以上に徹底した、 完全鎖国をすべきである。
2013.01.17
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エエーッ、 何だよ あれ、 ジュラシック・パーク、 まさか、 僕が入った大シャボン玉は、 どんどん下降していった、 不思議なんだよ、 僕の意思を反映して、 動くみたいなんだ、 シダや、 ソテツが繁茂している丘陵に、 ふわり、 とシャボン玉は着地した、 裾野の向こうに、 巨大針葉樹の林が、 広がっている、 その木々の間の地面を、 下草のように、 シダや、 コケの類が被っている、 針葉樹林は横に広がっているが、 奥行きはあまりないみたいで、 樹林の切れ目から向こうは、 沼か、 湖になっている、 さっき、 空から見たときは、 草食らしい恐竜たちが、 水浴びをしていた、 水辺に恐竜の影が次々に現れ、 それは確かな姿となって、 樹林に入り、 こっちへ駆けてくる、 何か慌てふためいている、 次々に樹林を抜けて、 裾野に入ってきた、 わああ、 プラキオサウルスだ、 子どもも含めて、 20頭近くいる、 地響きを立てて、 円を描くように、 駆けまわった、 子どもたちを囲んで円陣を作った、 尻を外に向け、 内側で長い首を絡ませあって、 子どもたちを覆った、 大人の恐竜たちは、 巨大な尻尾をブンブン振り回し、 バスンバスンと地を叩きまくった、 シダや、 ソテツが、 跳ねるように舞い上がる、 丘陵が揺れ、 大シャボン玉も、 浮き沈みを繰り返えした、 樹林の右手のほうから、 2頭のティラノサウルスが飛び出した、 2頭のティラノサウルスは、 プラキオサウルスの円陣に近づき、 その周りを途方に暮れたように、 うろつき回った、 下手に飛びかかったら、 破壊力が凄まじい尻尾に叩かれ、 頭を砕かれる、 プラキオサウルスは、 頭がいいな、 と僕は思った、 リュリュリュール、 リュリュリュール、 ティラノサウルスは、 悲しげな叫び声を上げた、 諦めて樹林の右手に向かって歩きだした、 2頭のティラノサウルスの姿が 見えなくなると、 プラキオサウルスたちも、 円陣を解いて、 左手へ立ち去っていった、 えっ、 おまえ、 ティラノサウルスのミニチュア? すぐ目の前のシダの葉の上に、 子猫ほどのティラノサウルスが立っていた、 口を大きく開けて、 僕を威嚇した、 米粒のように並ぶ歯がかわいい、 か細い前肢は、 爪楊枝を折り曲げたよう、 キュルキュルキュル、 訴えるように鳴く、 威嚇しているのではなく、 甘えているらしい、 僕はシャボン玉の外へ、 両手を伸ばし、 ティラノサウルスの子どもを抱き上げ、 シャボン玉の中へ入れた、 ティラノサウルスの子どもは、 周りをキョロキョロ見回し、 僕を見上げた、 お前、 そんなに小さくて、 あんなに大きくなるの、 キュルキュル、 迷子なんだな、 お母さんを探さなきゃ、 僕は上を見上げた、 スーッと、 大シャボン玉は上昇した、 キュルキュル キュルキュル、 ティラノサウルスの子どもは、 はしゃぎだした。 (続く)
2013.01.15
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東京はネットカフェ難民が多いけど、 関西はマクド難民が多い、 マクド難民は、 深夜にマクドナルドに現れて、 夜明けまで過ごす人のことである、 1杯100円のコーヒーで、 朝まで過ごせる、 ネットカフェは、 1000円前後かかる、 ネットカフェ難民は、 たとえ日雇いにしろ、 職に就いている人が多い、 身なりもちゃんとしていて、 リュックを背負ったり、 皮のバッグを提げて現れる、 マクド難民は、 着古したブルゾンなどに、 使い込んだ布製のバッグや、 紙バッグを提げて表れる、 どうして関西はマクド難民か、 パナソニック、 シャープなど、 アジアの新興工業国に追い上げられ、 業績が落ち込んだ企業が、 多いためである、 そういう企業は、 非正規社員の首を、 大ナタで切っていく、 巷に、 元非正規難民の失業者が溢れ、 就職したくても、 雇ってくれるところはない、 生活が逼迫し、 やむなく、 マクド難民になる、 マクド難民の多くは30代、 体力もあり、 工場現場で働いてきたから、 スキルも身に着けている、 この人達をなくすには、 公共事業にカネをばらまけばいい、 でも、 公共事業には終りがあっても、 継続性がない、 5年後10年後に、 新たな難民が、 大量に生まれる、 永続とまではいかなくても、 継続性のある、 雇用の創出が急がれる、 介護事業は、 継続性豊かな分野で、 規模も膨らんでいく、 しかし、 人手不足は深刻である、 あまりにもきつい仕事で、 あまりにも報酬が安い、 環境と待遇を改善して、 20代30代の職を求めている人たちを、 どんどん呼び込めばいい、 公共事業に巨額資金を注ぎ込んで、 その見返りを期待する人たちが、 政界には、 あまりにも多すぎないか。
2013.01.13
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昨日の朝日の声欄に、 56歳の主婦の、 「孤独死」と呼ばないで、 題する投稿が載った、 投稿者は、 民生児童委員をしており、 高齢者世帯を回っている、 一人暮らしの高齢者は、 ピンピンコロリを願ったり、 エンディングノートを記している人が、 多いらしい、 その人達は、 孤独死という言い方に、 強い抵抗があるという、 とても寂しく可哀想で、 見捨てられた死、 というイメージが強いからだ、 と投稿者は代弁する、 しかし、そういうイメージは、 メディアが作りあげたもの、 ではないだろうか、 一人暮らしの人が亡くなって、 そのことが、 1ヶ月も知られないでいると、 哀れ、1ヶ月も発見されず、 といった見出しで、 ことさらに騒ぎ立てる、 一人暮らしの高齢者の多くは、 一人で死ぬ覚悟が、 できている、 それは孤高の死なのである、 一人暮らしの高齢者にとって、 当たり前のことなので、 同情して貰おうなどとは思っていない、 問題は、 一人暮らしの方が世を去ったときに、 地域の人が、 いち早く気づくシステムを、 構築することだろう、 それには日頃、 高齢者の方を、 取り残さずに、 地域の交流の輪に、 積極的に誘い込むことである、 幸いなことに、 一人暮らしの高齢者には、 元気な人が大半で、 日常生活に支障をきたしている人は、 あまりいない、 地域の交流に触れると、 楽しいと実感すれば、 積極的に、 その輪に入ってくると思う、 日頃、 一人暮らしの高齢者を、 外しておいて、 亡くなったときだけ、 孤独死でお可哀想に、 では死んでも浮かばれまいに。
2013.01.12
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ねえN子さあ、 寮に入って、 同室で寝起きするようになって、 1ヶ月になるのに、 夕方は、 いつも暗い寂しい顔してるよ、 そんなに寂しいんだ、 私なんか、 お母さんに、 1度も言われたことがないもん、 ウンでもスンでもなかったよ、 たまに待ち構えていたように、 私の顔を見るなり、 食ってかかられたことはあった、 お母さんの財布から1000円、 抜いたでしょ、 なんてね、 濡れ衣なのに、 犯人は弟なのに、 あなたの寂しい顔見るとね、 わたし、 とても羨ましくなるの、 だって、 わたし、 寂しくも何ともないもの、、 小、中、高校を通じて、 1度も言われたことないもん、 あなたみたいに寂しくなりたかった、 お帰り、 というお母さんの一言が、 もう聞けなくなったんだ、 って、 でも、 お盆や正月に実家に帰れば、 お帰り、 って言ってくれるじゃない、 私が帰っても、 うちのお母さん、 やはり、 ウンでもスンでもないだろな、 あなたの寂しい顔、 うらやましいよ。
2013.01.12
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私塾界という月刊誌に、 昨秋まで10年以上に渡り、 エッセイを連載してきた縁もあって、 私塾経営の方々と少しの交流がある、 たまに、 業界の情報も耳に入る、 早稲田アカデミーという、 大手の私塾がある、 創立者の須野田誠さんとは、 業界の集まりなどで、 何度か、 学習塾の課題について、 語りあったことがある、 夢多き行動の人だった、 数年前、 突然、 訃報を聞いたときは驚いた、 まだ54歳という若さだった、 手許の「塾と教育」という、 フリーマガジンによると、 昨年、 志学総合教育研究所の百目鬼晋さんが、 58歳で、 ケーイーシーの小椋俊男さんが、 66歳で、 リソー教育の宮下秀一さんが、 58歳で、 それぞれ旅立たれた、 いずれも大手で、 ユニークな方針で知られる、 塾の経営者だった、 私塾は乱立の極みだという、 大手が中堅を呑む、 あるいは、 中堅が大手を呑み込む荒業を含めて、 再編成的サバイバル競争が、 繰り広げられている、 私塾の経営者は、 気の休まる暇がない、 のかもしれない。
2013.01.12
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なるほど、 時代は暗転したのか、 僕らは、 会社が元気いっぱいの時代で、 営業に入れば、 毎夜、 やれ接待だ、 やれ打ち上げだ、 と飲み回った、 正体不明になるまで飲み、 何だかパトカーに運ばれて、 トラ箱なるものに押し込められて、 こら、 税金泥棒、 納税者様をなんと心得る、 総監を呼べ、 レミーマルタンを持ってこい、 などと騒いで騒いでバタンキュー、 朝になり、 録音されていたわが言葉を聞き、 平身低頭し、 こってり説諭され、 会社に出て、 出張に飛び出した、 それで通っていた、 思えば、 よき時代だった、 きみは43歳、 管理職なのに、 突然、 新しい技能を身につけ、 経営環境の体質向上を図る、 という口実で、 もっともらしい名称の、 部署への異動を命じられた、 そこは自ら出向先を探し、 見つからなければ、 他企業に、 自分を売り込むところ、 拒めば、 ここでは、 きみにやってもらう仕事はない、 と、 それでやむなく異動に応じたか、 そこは通称リストラ箱、 いくら我社が事業本部制を、 とっているとはいえ、 うちでいらなくなった者を、 受け入れてくれる事業本部はない、 他企業に自ら売り込め、 というのは、 自由に就活していいよ、 ということだろう、 やってみてどうだった、 1社見つかったが、 年収は今の半分で、 ヒラからやってくれ、 と言われたか、 そんなものだ、 きみを面接して採用したのは、 僕だから、 何とかしてやりたいが、 権限がゼロに近い、 非常勤の相談役、 それもそろそろお払い箱になる、 とにかく、 体は大事にな、 それだけしか言えないことが情けない。
2013.01.10
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二酸化炭素の排出が、 今のペースで続くと、 日本近海のサンゴは、 2070年代には絶滅する、 これは国立環境研究所と、 北海道大学が、 共同で研究して得られた結論である、 水温上昇でサンゴは白化、 海洋酸性化は、 サンゴの骨格作りを妨げる、 人類の天に向かっての二酸化炭素の排出が、 この恐ろしい結果を招く、 なぜ恐ろしいか、 100年後200年後には、 この災厄が人類に及ぶ、 その予兆なのに、 ノホホンとしているから恐ろしい、 もっと恐ろしいのは、 人類が、 今生きていられりゃいいや、 と刹那主義に堕して、 孫子に存亡の危機を回して、 平然としていることである、 人類すでに滅びたり、 とどこかで、 何ものかが哄笑している、 その声が聞こえないだろうか。
2013.01.10
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警官採用に、 ポリグラフ検査の導入を、 警察庁が検討しているという、 目に余る現役警察官の犯罪発生率、 最近でショックだったのは、 富山県警の警部補が、 会社役員とその妻を殺し、 その自宅に放火した容疑で逮捕されたこと、 しかも、 この警部補は、 著名週刊誌に犯罪手記を売って、 カネにしようとしていたというから、 相当な極悪人と言っていい、 警察庁は、 警官採用にあたって、 ポリグラフにかけ、 あなたはわいせつ行為をしたことがありますか、 あなたは暴力行為を働いたことがありますか、 などと質問し、 その反応で採否を判断するつもりらしい、 でも、 凶悪犯罪を犯す警官は、 採用されるときに、 ポリグラフにかけられても、 反応が出ないのではないのか、 その点を考慮に入れるべきだろう、 かえって、 真面目で正義感の強い志望者を、 無用に動揺させ、 はねてしまう虞がある。
2013.01.09
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アフガンや、 イラクの戦場では、 無人の偵察機や、 爆撃機が大活躍した、 今でも活躍中だろう、 まだ実戦に登場していないが、 無人の戦車や、 潜水艦も、 時間の問題で戦場に出現するかもしれない、 怖いのはゲーム感覚で、 殺戮が行われるかもしれないことである、 アフガンの無人爆撃機は、 アメリカ西海岸の基地で誘導されている、 と聞いた、 誘導にあたる軍人は、 サラリーマンのように出勤し、 決まった時間を勤めて、 退出する、 帰宅すれば、 一家団欒が待っている、 夕食後、 一家揃って、 フランチャイズの球場へ、 足を運ぶかもしれない、 これって戦争してきたこと、 解らない、 そんな生臭い話ではないが、 ミシガン州の公道で、 テスト走行中の無人車は、 周囲の人や、 車を検知し、 信号や、 他の車の速度も認識する、 交通事故の減少につながる、 というから、 実用化されたら、 運転手いらずの車に乗って、 オーナーはリアシートで、 読書三昧という光景が、 当たり前になるかもしれない、 でも、 怖い、 車以外のものも、 どんどん無人化されて、 人間いらずが進行したら、 考えるだけで、 身がすくむ、 いらない人間が、 大勢大勢になって、 淘汰が始まる、 要らない人間の大集団に、 無人戦車が、 無人装甲車が、 無人自走砲が、 いらない人間の大集団に迫る。
2013.01.08
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なんだろな、 中途半端なことやって、 確かに、 ツイッターも、 推理力と、 データの特有性を分析すれば、 ほぼ特定できる、 でも、 特定しなくても、 いいじゃないか、 と許せる鷹揚さが安心させる、 でもでも、 SNSに、 厳密な身許は必要だろうか、 厳密ならまだいい、 偽りの身許もある、 それ以前に、 知らぬ間に、 職場の誰彼に、 一挙一投足を監視されている、 あまりにも普遍的な事実がある、 その弊害を、 慄くほどに味わった人は、 想像以上に多いと思う。
2013.01.07
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以前、 ミクシィーってのがあったみたい、 メールで、 お友達になりませんか、 というのがよくきて狼狽した、 押しつけだもんね、 淘汰されたんだろう、 ホッとしていたら、 えっ、 またよくくるじゃない、 お友達に」なろーって、 いきなりなれるわけないじゃね、 赤の他人なんだもの、 押しつけてきて、 責任取らない、 会社じゃ、 セクハラ、 パワハラだよね、 SNSも、 そろそろ過度期にきてるんじゃない、 仕組みを考えなおさなくちゃ、 ツイッターは、 やはり、 最高のSNS, 何を言われたって、 素知らぬふりですむもの。
2013.01.07
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主よ、 僕らはあなたの子供です、 あなたはいつも、 チームのため、 フアンのために、 命懸けで、 プレーをしてきました、 そのことは、 見ていれば解る、 だから、 あなたは、 チームに頼られ、 同僚に受け入れられ、 幅広いフアン層から愛されたのです、 怪我に足を引っ張られての、 不運がなければ、 もっと全米の、 もっともっと日本中のフアンを、 熱狂させることができた、 と思う、 でも、 主は淡々と身を引いた、 僕らはそれに従うのみ、 主の潔さを称えるのみ、 主とともに母国の土を踏める、 僕らは、 それぞれに、 身の振り方を模索した、 僕は、 主の母校に展示されることを心に願った、 主の言葉を体現し、 春秋に富む主の後輩たちに、 夢を与えたかった、 しかし、 それは叶わぬことになった、 主と離れて、 きょうだいと離れて、 僕は独り、 野球殿堂に入ることになった、 主はヤンキースの選手として、 ヤンキースタジアムでのデビュー戦で、 満塁本塁打を放っている、 そのとき、 主に選ばれて、 先陣を務めたのが僕だった、 殿堂入りを知らされたとき、 えっ、 僕だけ、 と心細かった、 でも、 主がMVPになったときに、 先陣を務めたきょうだいの写真も、 掲示されることになった、 それでも、 寂しく切ない、 その僕に、 主の心の声が聞こえた、 おまえは、 いつか入ってくる、 日本人初の殿堂入り選手の、 先駆けを務めるのだ、 と。 それに、 ここへ日本人が、 きみに会おうと大勢くるだろう、 きみがどんなふうに球を打ち、 満塁本塁打にしたかを、 静かに語ってほしい、 きみの言葉に、 みんな自信をつくる、 ヒントを得るだろう、 と。
2013.01.06
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なんてたって1億5千万よ、 おれたち、 クジラじゃねえんだよ、 でかくても、 大相撲の横綱大関に、 毛が生えた程度、 それで、 1人前、 いくらにつくの、 料亭じゃ、 1人前3切れぐらいで、 ハイ5万円でございます、 だろ、 縁起もんだしね、 そんなこと知っちゃいねえよ、 おれら、 世界を股にかける回遊魚なの、 北太平洋で、 はえ縄に引っかかってさ、 築地に送られても、 おれぐらいの大柄でも、 せりで300万円、 行かねんじゃないの、 それが1億5千万と聞きゃ、 馬鹿でも大間を目指すぜ、 津軽海峡ピョコピョコ泳いで、 大間漁師に揚げられりゃ、 おれらの一族郎党大助かりよ、 で、 オオマドリーム目指して、 津軽海峡へ津軽海峡へ、、、 と夢多きマグロが押し寄せる、 何、 そうなれば、 相場が下落するってか、 それでいいんじゃないの、 どう見ても異常だもの、 オオママグロが、 他地域で獲れるマグロより、 やや高めというのなら、 オオマへオオマへ、 となびく仲間もいなくなり、 おれらの世界も平穏になるの。、
2013.01.05
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正月に2泊3日で東海道を歩き継いでいます。 昨年は四日市の内部というところで打ち切りました。 内部は宿ではありません。四日市からほぼ内部線に沿っている東海道を歩き、終点の内部から電車、新幹線を乗り継いで帰京、午後5時の仕事の打ち合わせに間に合わせることができました。 内部線の延長距離は5・7キロ。四日市・石薬師の宿間距離は10・7キロですから今年は石薬師の手前5キロの内部が起点になります。 昨1月2日正午にスタートできました。 順調に石薬師、庄野を経て、今日の宿泊地亀山に向かいましたが、途中でお大チョンボをして旧道を見失いました。 迷うのも楽しみに入れているので、東海道ウオーキングに地図は携帯していません。 迷ったら1号線に出て歩けば旧道はどこかで表れます。 でも、このときは1号線からどんどん遠ざかる迷い方で旧道を見つけるまで数キロを余分に歩いてしまいました。 亀山の市街地に入ったのが予定より1時間半遅れ。亀山は夜のとばりに包まれていました。 亀山宿のとばくちに交番があったのですが、お巡りさんの姿はなしでした。 予約したホテルの所在地を確かめるためにまず駅を探すことにしました。 通行人や、店の人に尋ねたくても通行人は見当たらず宿場の店々はすべて閉まっています。宿外れまで歩いても駅らしき風情はなく、とばくちに戻りました。横手に坂道があり、商店街風でした。その道を下りていくと弧を描いており、池の側という妙な名前の池の端に出ました。 T字路の左は暗い道で、右手は橋になっており、渡った先も明かりが賑やかです。 渡って少し歩きましたが、どうも駅近いという雰囲気ではない。 また宿場通りに戻ると、やっと通行人がいて訊くと、坂の道を降りていけばいいということなので、また池の側に出て橋を渡り、さっき途中で引き返したからいけなかったかと、やや登り傾斜の道をどんどん進みました。 すると、なんとなんと宿場のとばくちにある交番の前に出たではありませんか。 キツネに化かされた心地でした。 途方にくれていると、通行人がやってきたので、藁をもすがる気持ちで訊きました。 途中まで一緒に行きましょう、とその人は先に立って歩き出しました。 今、僕が歩いた道を戻り、橋を渡り、暗い道を指差して、ただ、真っ直ぐ行くように、と。 駅はありました。 亀山の市街地に入ってからも2、3キロ歩きました。 初日の行程は15・5キロの予定だったのですが、21キロは歩いたと思います。 半日のウオーキングが全日と変わらぬ結果になりました。<楽天ブログの日記更新メールです>、
2013.01.03
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民主党から政権を奪還し、 故岸信介氏孫の安部首相が、 故吉田茂氏孫の麻生副総理と、 保守本流孫孫コンビを形成、 日に日に人気と影響力を増す、 保守傍流小泉純一郎氏息子進次郎氏を、 自分たちの安泰を謀り、 今のうちに切って、 後顧の憂いを断とう、 というのか、 そう受け取る人も多いかもしれない、 実はこれ、 文藝春秋2007年10月号の目次から、 抜き取った記事タイトルである、 この時期なお、 小泉純一郎氏は、 小泉チルドレンを擁し、 安部内閣に隠然たる、 影響力を行使していた、 それを嫌う、 安部首相と、 麻生外相は、 小泉切りの密議を凝らし、 麻生外相が幹事長に回るなど、 党三役を一新し、 小泉氏の影響力を排除した、 というのである、 そのときから、 振り子は、 いったん、 民主党に大きく振れ、 また自民に振れた、 安部氏麻生氏の総理副総理コンビが、 再び誕生、 何だか6年前の記事タイトルが、 生々しく感じられる、 歴史は性懲りもなく、 巡るのかもしれない。
2013.01.01
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正月早々、 シャボン玉を飛ばしたの、 陽光に映えて、 淡く強く輝いて、 空を上がっていく、 破裂する瞬間、 僕の汚れた心も、 一緒に破裂したようで、 とてもすがすがしい心地になれる、 1つ、 いくら膨らましても、 ストローから離れていかない、 のがあって、 仰向けになってね、 膨らまし続けた、 ふわり、 とやっと離れた、 でも、 少し先の芝生に着地したの、 直径2メートルはある、 大シャボン玉だよ、 僕は、 大シャボン玉へ歩いて、 そっと手で触った、 すると、 手が大シャボン玉の膜を突き抜けた まさか、 僕は思いながら、 飛びこむように、 大シャボン玉にぶつかった、 僕はその内側に入っていた、 ふわり、 大シャボン玉は、 浮き上がり、 どんどん空へ上がっていく、 わが家のベランダに、 お父さんが出てきて、 植木をいじりだした、 わが家のある町は、 どんどん小さくなって、 後ろへ遠ざかっていく、 山々の上空を飛んだ、 イヌワシが弧を描いている、 大シャボン玉に気づいて、 襲ってきた、 鋭い嘴で突きかかる、 ああ破裂、 僕は目をつむった、 でも、 大シャボン玉は、 突かれた方角へ、 ビューンと素っ飛ばされただけで、 割れなかった、 大シャボン玉が、 もとの、 のんびりした動きに戻ったとき、 ぼくは地上の世界を見て 目が点になった、 (続く)
2013.01.01
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