音の棲む場所より

音の棲む場所より

2011.11.11
XML
カテゴリ: お友達
西班牙(すぺいん)
・・・・・
舞台好きとしては、思い出すことが山ほど。
 情熱の国への、そういった「あこがれ」ももちろん!
なのですが 
特に今回は「大正浪漫の世界」ということで
明治~昭和をかけぬけた与謝野晶子・鉄幹夫妻については
テーマの周辺を彩る方々として
もろもろ、お勉強をしたわけです。
(こちらも、ある種『隠しアイテム』ですね♪) 
そうしたら!
(前にもちょっぴり触れましたが)
偶然にも サロン当日を含めた数週間
月カフェの壁を彩っていたお作品の数々が
欧州の彩りに満ちており、
そのお作品から発せられる力も
とてもとてもたくさんお借りして良い時間を演出できた。
・・とたいへん感謝しております。
その日は、ご本人さま御来場であり
我々の演奏も聴いてくださったとか。
御紹介する許可をいただきましたので。
まずは、ブックマークさせていただき、
こちらでもご紹介いたします。
スペイン在住の画家 大矢邦昭氏
HPはこちら
入り口にあった大作、ヒナゲシの絵について
「作家近況(BLOG)」にて
新聞に執筆されたコラムが掲載されております。
その日も、目をうばわれたまま
「・・・・・・・こくりこ・・・・・ですか?・・・西班牙・仏蘭西国境の・・」
と、つぶやいた私に
「そうです!イタリア語ではアマポーラ」
と続けられ、ヒロミーナ姫が思わず
『『♪あ~ま~ぽ~ら~・・・』というあれですね? 」という
一幕がございました。
我々にとっては「ほらYくん(←テノール氏)おとくいのアレよ・・」と(爆)
若いころからの知り合いのテノール氏の声まで思い出したり。 
そして「与謝野晶子の歌にもありますねぇ」と
やはりお話はそこに通じる・・。

この稀有な偶然に感謝しつつ
ますます、お作品にみとれていた我々なのでした。
   ああ皐月(さつき) 
 仏蘭西の野は 火の色す
   君も雛罌粟(こくりこ)
われも雛罌粟(こくりこ)
 ー与謝野晶子 ー
まぁなんと情熱的な!(うふふ)
 さて、もちろん!
舞台や物語ではたくさん拝見・拝読し
大きな憧れを抱いている場所ではありますが
私は訪れたことはございません(苦笑)
あこがれを知るもののみ・・
遊べる場所にて
「いったつもり・・みたつもり・・」
は、お得意なのでございました♪
さて、こちらは黄金色に燃える
街道筋の銀杏
ここから動けない命の見せた
ひとときの炎も、また美しく。
この道を 行きて帰らぬ人想ひ 銀杏は立てり 焔のごとく
 この街道(みち)を 
                        行きて帰らぬ人想ひ
                  銀杏は立てり
                        焔(ほむら)のごとく 
                            -鍵盤屋音夢鈴 詠ー
花信風(かしんふう) また青田風(あおたかぜ) はた野分(のわき) その身に刻み 古株は居り(おり)
花信風(かしんふう) 
             また青田風(あおたかぜ) 
                     はた野分(のわき) 
          すべて刻みて 
                 古株は居り(おり)
                          ー鍵盤屋音夢鈴 詠ー 
           明治の大詩人と並べるとは!(がくがくぶるぶる・・・) 
                不遜なヤカラの御目汚しの一幕・・
               ・・・・ほんのひとひら・・ただの歌草・・として
                 どうぞ、お目こぼしいただきますように 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.11.11 10:20:27
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: