桜が本当に綺麗な季節になった。きっと今が満開なんだと思う。道を歩いているだけで、ふわっと視界に入る淡いピンクに、思わず足を止めてしまうことが何度もある。
でも、少し不思議なことに気づいた。このあたりでは、いわゆる「花見」をしようという空気をあまり感じない。日本といえば、桜の下でみんなで集まって、食べたり飲んだりしながら春を楽しむイメージがあったのに、身の回りではそういう話題がほとんど出てこない。
もちろん、探せばそういう場所や人たちはいるのかもしれない。でも、少なくとも自分の周囲では、「花見しようよ」と声をかける人がいない。この違いがちょっと面白いなと思った。
同じ桜を見ていても、その楽しみ方は人それぞれなんだろう。にぎやかに集まって楽しむ人もいれば、ただ静かに眺める人もいる。もしかすると、この場所では後者のほうが自然なのかもしれない。
今日は一人で、ゆっくりと桜を眺めた。風に揺れる花びらや、地面に落ちていく様子を見ていると、それだけで十分に満たされた気持ちになる。
花見がなくても、春はちゃんとここにある。
そんな当たり前のことを、改めて感じた一日だった。
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