朝から窓を打ちつける雨音と、唸るような風の音で目が覚めた。まるで春とは思えないほど荒々しい天気で、いわゆる「春の嵐」という言葉がぴったりの一日だった。
天気予報では午後には落ち着くと言っていたけれど、実際にはそう簡単にはいかなかった。雨は止んだかと思えばまた降り出し、風はむしろ時間が経つほどに強さを増していくようだった。外を歩く人たちの傘はあちこちで煽られ、なんとも落ち着かない光景が広がっていた。
こんな天気の日に気になるのは、やはり桜のこと。今年はちょうど見頃を迎えていたタイミングだっただけに、この強い風雨でどれだけ散ってしまったのだろうと、少し切ない気持ちになる。満開の美しさももちろん素敵だけれど、散り際の儚さもまた桜の魅力とはいえ、こうも一気に崩れてしまうのはやはり惜しい。
それでも、きっとどこかではまだしっかりと花を残している木もあるはずだ。雨上がりの空の下、少しだけ残った花びらが風に舞う景色を想像すると、それもまた風情があるように思える。
春は穏やかな日ばかりではなく、こうした激しい表情も見せる季節なのだと改めて感じた一日だった。明日は少しでも落ち着いた空になって、残った桜をゆっくり楽しめたらいいなと思う。
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