2015年03月03日
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フランスのプログレッシヴ・ロックバンド「Atoll」の3枚目。
一時期、ヨーロッパのプログレばかり聴いてる時期があって、その中でも
「Premiata Forneria Marconi」「Arti E Mestieri」と、この「Atoll」を一番よく聴いてたと思う
「Hatfield And The North」にも一時期はまった。
あんまりプログレは聴かなくなってたけど、最近また「Arti E Mestieri」を久々に聴いたのを
きっかけにいろいろ聴くようになってきた。

プログレが好きになったきっかけは「Profondo Rosso」(サスペリア2)と「サスペリア」を
映画館で観てから。映画の中で流れる「ゴブリン」の曲のカッコ良さに
映画の内容と同等に感動して、アルジェントの世界に引き込まれた。


日本では「Profondo Rosso」を「サスペリア2」って邦題を付けてるけど、「サスペリア」とは
まったく関係なく、なにより「Profondo Rosso」は「サスペリア」の2年前に製作された映画。
日本上映が「サスペリア」の翌年になったから、そんな邦題を付けてしまったんだと思う。
紛らわしいから英題の「Deep Red」にしてしまえばいいのに。

「サスペリア」から数年してプログレのレコードをいろいろ聴くようになって、
「Atoll」と「PFM」が最初にはまったバンド。
それもこのアルバムを聴いたのがきかっけだったと思う。


1曲目「Paris, C'est Fini」
邦題は「パリは燃えているか?」
このイントロを初めて聴いた時は鳥肌もんだったのを覚えてる。
最初、日本盤のLPを買ったけど訳詞がついてなくて

歌の中で何度も出てくるので何を歌ってるのかと思ってた。フランス語だし・・・^^;

2曲目「Les Dieux Meme]
邦題は「神々」
この曲は久々に聴いても鳥肌立つくらいに感動する。
前半の美しいスローバラード部分から徐々に激しく複雑になっていく構成は飽きない。


邦題は「決闘」
キャッチーなメロディのイントロ。キース・エマーソンのゴジラファイナルウォーズの曲の中に
こんなイントロのような曲あったような・・・
後半のゆったりとしたモードのパートが凄く好き。

LPではここからB面
4曲目「Le Cerf-Volant」
邦題は「天翔る鹿」
この邦題のイメージで聴いてると胸が締め付けられるような哀しさに包まれる。
このアルバムでだんとつに一番好きな曲です。

5曲目「Tunnel Part I」
6曲目「Tunnel Part II」
LPでは5.6曲目は1曲として14分41分の曲として入っています。
CD化されてチャプターでPart IとPart II分けてくれたのはうれしい。
やや無理のある分け方のような気もするけど・・・。
Part IIの後半の激しいパートは強力です!

紙ジャケ
アトール

1993年に発売されたCD
アトール

LP
アトール





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最終更新日  2019年06月16日 03時48分41秒
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