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2017年01月30日
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カテゴリ: 宝塚歌劇
この公演の再演が発表された時はかなり喜んでました。
1993年初演宝塚バージョンの「グランドホテル」はホントに素晴らしく感動しっぱなしでした。
大劇場で何度も観劇した上、東京まで観に行くほど演出も構成もキャストも大満足の公演でした。
涼風真世さんのファンだった事もあるけど、あの時代の月組にハマってました。
主演のオットー・クリンゲライン役の涼風真世さん、 主演娘役フリーダフラムシェン役の麻乃佳世さん  2番手の天海祐希さんはラファエラ役 3番手の久世星佳さんはフェリックス男爵役
そして!!汝鳥伶さんがオッテルン・シュラーグ医師会会長。

幕が開くとスモークの中、後ろ姿の汝鳥伶さんが左手を上げて右手で杖をついて立っている。
「♪ベルベットの椅子に香しい香水〜」のコーラスの中、
汝鳥さんが正面を向いて前に出てから下手に歩いていく。

最後にオットーが回転ドアから登場。これだけで観劇2回目以降は鳥肌もんの感動でした。

登場順などが違うけど、オープニングだけでもあの時の舞台をいろいろ更に思い出せた。
今回の宝塚バージョンの再演は男爵を中心にした演出になってました。
出来れば、前のままで観たかったのが本音だけど、懐かしく楽しめたので良かった。

それから汝鳥伶さんは今でも劇団に在籍してくれてるから医師会会長の役は汝鳥さんで
観たかった。今の汝鳥伶さんなら、あの役をどう作るのか凄く観てみたかった。

美弥るりかさん(オットー役)
想像してた以上に素晴しい出来だった!男爵とチャールストンを踊る場面も感動でした。
鉄棒のようにバーで前回りするのはなかったけど。
(涼風さんの前回りが凄く印象に強かったので少し期待してしまった)
棒高跳びのように飛び越えるのは初演とそっくりな動きでうれしかった。

エリックに子供が出来た知らせからの流れは初演に負けないほどの感動でした。

オットーが両手にボストンバッグを持ってヨタヨタと歩いて行く所に汝鳥さんが「出て行くのか?」と
声を掛ける所で毎回、泣きそうになってたのを思い出す。
エリックに男爵の形見の煙草ケースをプレゼントしてからの流れも初演のままで鳥肌でした。
「クリンゲライン閣下にお車を!」の後に歌い出すオットーの歌が最高のクライマックス!

出て行く。
そして汝鳥さんが下手から中央に向かって歩きながら
「相変わらずです。何ひとつ起こりはしないのです」と語り上手に去ると
銀橋下手からオットーが「♪ベルベットの椅子にかぐわしい香水〜」と歌いながら登場!
銀橋の上手側ではフラムシェンが笑顔で待っていて、オットーがフラムシェンに飛び込むこように
抱きつくのも頭の中にずっと鮮やかに残ってる。
抱き合って回転してから腕を組んで上手花道を二人で走り去っていく最高のエンディングでした。
今回の演出ではそれはさすがになかった・・・。
でも、美弥さんのオットーはイメージを崩される事なく新鮮で感動的なオットーでした。

早乙女わかばさん(フラムシェン役)
美弥さんとのコンビがめちゃくちゃ可愛く似合ってた!
涼風さんと麻乃さんコンビに引けを取らない胸が熱くなる感動のコンビでした。
「あなたとならだれでも踊れるわ」のダンスも凄く良かった!
自分にとって神格化してるほどの涼風さんのオットーと麻乃さんのフラムシェンの初演のトップコンビの
イメージをまったく崩す事なく感動させてくれた。
チャールストンの場面の可愛さも強烈でした!やっぱり早乙女さんは神的な美人だ。

朝美絢さん(ラファエラ役)
この役も初演時、大好きな役で天海さんの表情に毎回、引き込まれてた。
朝美さんの歌い回しが天海さんっぽい所が何度かあって、その度に見入ってしまった。
朝美さんのラファエラも良かった!
ラファエラのソロ曲「彼女に必要なのは」も素晴しかった!この曲は凄く難しいと思う。
男爵が殺された後に歌う「どう話せばいいの?」も凄く難しい曲だと思うけど、
見事に歌いこなしてて感動でした。

珠城りょうさん(男爵役)
この公演から月組のトップスターです!
男爵の役は宝塚バージョンでは3番手のイメージが強いので、トップになった感じが
少し薄いように感じたけど、その分、ショーではトップとしての存在感を発揮してました。
初演よりも男爵の出る場面を少し増やしてたので、出番はそれなりに多くなってたと思う。
ラストもオットーが銀橋を渡って歌う所が男爵に変わってた。
男爵が死んでからも亡霊的な感じで登場場面があったように思う。
どうしてもオットーとフラムシェンを中心に観てしまうので仕方ないけど・・・。

暁千星さん(フロントデスクのエリック役)
この役も作品の感動をより大きくする大事な役。
初演の感動を越えたかも知れないと思えるほどのエリックでした。
暁さんは芝居も良いし、歌も良いので、どんな作品でも暁さんの演じる役が楽しみになる。

宇月颯さん(運転手の役)
この役も大好きな役です。初演の嘉月絵理さんの冷酷でハードな芝居も最高でしたが、
今回の宇月さんも凄く良かった!登場する度に舞台の空気に緊張が走るのも初演に感じたまま。
宇月さんと言えば、今回のショーでのソロ歌が最高だった!

宝塚版「グランドホテル」は思い入れが強すぎて、静かな心ではなかなか観れなかった。
変えて欲しくないと思ってしまう部分もいろいろあったけど、予想以上に感動できた。
汝鳥伶さんが出演しないと分かって、観劇は1回だけにしてしまったけど、
あと数回観たかったかも知れない。
「グランドホテル」の再演が決まっただけで、かなりテンションが上がってたけど、
汝鳥さんが出ないと分かって一気に冷めてしまった・・・
いつかまた汝鳥さんの「ひとりでワルツを」を聴いてみたい。
あの時の演出は男爵が酔ったオットーを抱えるようにして歩かせると汝鳥さんが下手で
「♪夜のグランドホテル〜」と歌いながら椅子から立ち上がり、ゆっくりと舞台中央へ歩き、
「クリンゲラインの部屋をあけてくれ!」のセリフの後あたりで舞台センターに立って歌ってたと思う。
初演のここの場面は汝鳥さんばかり観ていたから表情とか去っていく時の笑い方とか鮮明に覚えてる。
オットーが財布をなくした事に気づき、うろたえる芝居も横目で観ながら汝鳥さんの動きを追ってた。

「カルーセル輪舞曲」はモン・パリ誕生90周年の作品。
昭和の宝塚を感じさせる懐かしいような場面と今の華やかな世界を感じられるレビューでした。
「TAKARAZUKA・オーレ!」を思い出すような各国を回っていく感じでした。
「TAKARAZUKA・オーレ!」も好きでしたが、やっぱり「エールの残照」は名作中の名作!
あの2本立ては最強だった。

終演後は友人と待ちあわせして宝塚の居酒屋へ行ってから、よく行くバーで終電ギリギリまで飲んでた。
チェリーブランデーをベースにしたカクテルばかりいろいろ作ってもらった。
「ワイルド・レッドヘッド」「チェリー・ブロッサム」「ハンター」など・・・
お決まりの「シンガポール・スリング」は今日は注文しなかった。
ゴルゴンゾーラに少しハチミツかけて、それをアテに飲んでました。
その前の居酒屋では日本酒とビール飲んでたので少し甘めのカクテルがおいしく感じた。







涼風真世さんの退団公演








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最終更新日  2019年06月15日 07時16分09秒


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