2019年10月09日
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水前寺清子さんの1967年発売の17枚目のシングル。
出す曲、出す曲ほとんどヒットしてたので、よほどの大ヒット曲じゃないと
忘れられがちになっていて勿体無い曲だらけです。
このシングルは1967年10月発売ですが、その1ヶ月前の9月に「いつでも君は」をリリースして
特大級の大ヒットに。そのまた1ヶ月前の8月に「どうどうどっこの唄」をリリースして大ヒット!
この「みそこなっちゃいけないよ」もヒットしたのに、前2曲ほど語られる事も歌われる事も
少ないのが不憫^^;





A面「みそこなっちゃいけないよ」
作詞 大矢弘子さん  作曲 叶弦大さん  編曲 安藤実親さん


このオールひらがなの長いタイトルの次に出たシングルタイトルが星野哲郎さん作詞の
「おしてもだめならひいてみな」です。
星野哲郎さんは、この「みそこなっちゃいけないよ」に触発されて作ったのだろうかと考える。
ベスト盤などには、「みそこなっちゃいけないよ」が選ばれてる事は少ない。
「おしてもだめならひいてみな」が選曲されてるベスト盤は結構あります。
両曲とも名曲ですが、どっちか選ぶならやはり「おしてもだめならひいてみな」かな。

2曲ともコミカルな楽曲ですが、コミカル度では「みそこなっちゃいけないよ」の方が上です。
3番の歌詞に「♪見ろよ青空 白い雲」と出てきますが、これは1964年発売の
植木等さんの「だまって俺について来い」の中で効果的に使われるフレーズと同じなのは
意識してそうしたのか、偶然なのかはわからない。


B面「どっこい生きてやる」


ハッキリ言って、このB面のインパクトの方がかなり強い。
イントロのトランペットの音でまずひっくり返るほど驚く^^;
加トちゃんのタブーなんて目じゃないほどの、フリッター奏法➕グロウル奏法!
歌の間のオブリにまで、この奏法で吹いてるので凄すぎる。
演奏はクラウン・オーケストラとなっていますが、トランペットだけ名前を載せるべき^^

編曲の安藤実親さんの指示で、吹いてもらってるのだと思うけど、
それをここまで実践できるこのトランペットの方も凄い。
「どっこい生きてやる」という力強い歌詞の歌に合ったアレンジなので違和感はないのですが、
あまりにも強烈なので・・・。
多分、この曲ライブではセットリストに入った事はないのだろうと思うけど、
もしライブのセットリストに入ったら、トランペット奏者はどう吹くのか聴いてみたい。

「水前寺清子の人生は三百六十五歩のマーチ」が2週連続でお休みだったのですが、
今週の土曜日のゲストは萩本欽一さんだそうです。
映画でも何作も共演してる二人なのでどんな話が出てくるのか・・
チータと欽ちゃんのトークは楽しみです!




この頃の演歌系のシングルには振付が載ってるものが多かった。
この2曲とも踊ってるのを見てみたいと思わせる振付です^^







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最終更新日  2019年10月09日 22時43分03秒
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