2024年01月24日
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カテゴリ: フォーク
シンガーソングライター、遠藤賢司さんの7枚目のアルバム。
遠藤賢司さんと言えば1970年代前半の「夜汽車のブルース」「満足できるかな」「ほんとだよ」
「カレーライス」「歓喜の歌」などを思い出す人が多いと思う。
初期のアルバム3枚も好きですが、自分が衝撃だったのはこの「宇宙防衛軍」です。

1980年秋の京都円山音楽堂での昼下がりコンサートだったかで、このアルバムから数曲歌った。
光線銃のような武器を手に持ち絶叫してたのが強烈なインパクトで、
それまでのややハードなフォーク、ロックのイメージがぶっとんだ。
その時はこのアルバムの一つ前の「東京ワッショイ」を聴いた事がなかったので驚きも大きかった。
その時に共演してた三上寛さんのインパクトも凄かったけど「宇宙防衛軍」は異彩を放ってた。






1曲目「宇宙防衛軍」
2曲目「通好みロック」
3曲目「ザ・ガードマン」
4曲目「東京演歌」
5曲目「白銀の翼」
6曲目「春のめざめ」

7曲目「喜びの歌」
8曲目「哀愁の東京タワー」
9曲目「夜汽車のブルース」
10曲目「宇宙防衛軍のマーチ」

12曲目「宇宙防衛軍放送局」

このアルバムのミュージシャンは「四人囃子」のメンバーやを中心に土屋昌巳さんや
ゲストボーカルで平山みきさんも参加。
編曲は四人囃子の佐久間正英さんです。

高音でシャウトしてるのを聴くと大好きな自切俳人(北山修)さんのシャウトを思い出す。


1曲目「宇宙防衛軍」
ふざけてるように思ってしまう人も多いと思うけど真面目に作ってるから楽しめます。
自切俳人さんの「ハエ・ハエ・ハエ」もそうだけど、聴き込むほどに好きになる曲。

2曲目「通好みロック」
この曲も好きな曲。「マイ・シャローナ」をパロってるような感じもする曲。
セリフの感じも自切俳人さんを彷彿させて凄くイイ!

3曲目「ザ・ガードマン」
宇津井健さん主演の大ヒットドラマ「ザ・ガードマン」のテーマ曲のメロディーに遠藤賢司さんが
歌詞をつけて歌っています^^;
聴いてると懐かしさがこみあげてくる。

4曲目「東京演歌」
遠藤賢司さんは演歌も好きなので、こんな本格的な演歌も作ってしまう。
三橋美智也さん、こまどり姉妹、島倉千代子さんが好きらしい。
ここに畠山みどりさん、森進一さん、八代亜紀さん、水前寺清子さんが加われば自分と同じ。

5曲目「白銀の翼」
プログレなイントロもカッコよく、歌が入ってくるとタイトなロックに。

8曲目「哀愁の東京タワー」
完全なムード歌謡です。ラテンなリズムも気持ち良く、デュエットの平山みきさんの歌唱も最高です。

9曲目「夜汽車のブルース」
1stアルバム「niyago」の1曲目をハードなロックにアレンジ。
オリジナルもフォークロックな曲なのでそんなに違和感はなく楽しめる。

10曲目「宇宙防衛軍のマーチ」
前半の前衛的な現代音楽のような世界から、伊福部昭さんが作ったようなゴジラ映画で
流れてきそうな曲。いきなりリタルダンドして曲が終わる感じ、それっぽくて笑ってしまう。


CDには「踊ろよベイビー」と「外は雨だよ」のライブヴァージョンがボーナストラックとして
収録されています。
この「外は雨だよ」最高です!


京都・円山音楽堂で「宇宙防衛軍」を歌ってるところ。







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最終更新日  2024年01月24日 06時26分18秒


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