2024年09月16日
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佐良直美さんのデビュー曲「世界は二人のために」は1967年5月17日発売。
デビューしたばかりの新人なのに、この年の紅白歌合戦に初出場という歴史を作った。
60年代〜70年代は特にどれだけヒットしててもデビューした新人は紅白歌合戦に出場できることは
ほとんどなかった。
ロングランヒットとなり130万枚を超える大ヒットになりました。






A面「世界は二人のために」
作詞 山上路夫さん  作曲・編曲 いずみ・たくさん

佐良直美さんは「佐良直美のいいじゃないの幸せならば」というYoutubeチャンネルを
作っています。今年の3月で最終回となって新しい動画が上がる事はなくなりましたが、

自分も異常な犬好きなので(生き物全体が好きですが)、佐良さんのチャンネルは全て観尽くしました。
この凄くシンプルな楽曲「世界は二人のために」は、簡単に歌えそうで、歌ってみると
シンプルな故に楽曲の良さを伝えるように歌うには凄く難しいと思う。
この曲で人を感動させるには、人柄や説得力のある声質が必要だと思うし、
佐良直美さんだからこのシンプルなメッセージの曲で人を感動させる事ができたと思う。
本人も最初に楽譜をもらった時は童謡のように感じたと語っています。

昨年9月に野犬保護、動物保護を目的としたチャリティコンサートで何十年かぶりに
大きなステージでこの曲を歌った。
そのコンサートはDVD化されていて、自分も少し前にそのコンサートの事を書きました。
78歳の佐良直美さんの歌声はより説得力を増していて心の温かさが溢れ出てくるような歌唱でした。「もう絶対に歌わない」とまで歌唱を拒否してたのですが、
そのコンサートの企画が決まったのをきっかけにしてYoutubeチャンネルの中でも

英詞で歌い上げるジャズナンバーやブルースナンバーはどれも最高にカッコいい!
世界中の78歳でここまでカッコよく「朝日のあたる家」を歌える人はいないと思う。
ピアノ1本でぶっつけ本番で歌い上げています。
ピアノ演奏がミストーン出しても、まったく動じる事なく安定した歌唱を聴かせてくれます。
佐良さんが歌ってる合間に野犬の姿が映し出され、それだけで泣きそうになってしまう。


動物への接し方にしても勉強になります。
動画アップを再び再開させてほしいと願っています。
佐良直美さんの人柄と歌声に感動しています。



B面「愛は哀しく」
作詞 岩谷時子さん  作曲・編曲 いずみ・たくさん

夜の匂いのするダークなブルースです。
淡谷のり子さんが歌い上げそうな雰囲気もあるナイトクラブなどに似合う渋い曲です。
それこそ、テナーサックスのむせび泣きという言葉がバッチリはまるような曲です。
佐良直美さんの歌唱はさすが!としか言いようがない素晴らしさです。
A面とのギャップの凄さも最高です。






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最終更新日  2024年09月16日 04時47分00秒
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