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林間学校 3泊4日1、2年生が自然の中で新しいものを発見し、自分を見つめた。屋外炊事を各学年2~3回行った。一番肝心な火がつかなかった班が数班あった。特に女子班は悪戦苦闘。火の形に焚き付けを組むイメージがわかないらしい。これは、ある学年の出来事。火種になる新聞紙だけが燃え尽きて、細い木に引火しないまま40分過ぎた班。結果的には、ご飯や野菜には芯が残り歯ごたえ充分。悔しくて泣いた班長もいる。火付けから逃げて傍観者になってしまった班長もいる。「困難からは逃げる」身についている特性に勝てなかったのか。逃げてはいけない!失敗してなんぼだろう!怖がっていてどうする!わからないなら頭を下げろ!当該の女子班班長を叱った。でも、これは自分たちにも経験があること。いや、今の自分にも当てはまることでもある。失敗を恐れ、怖がり、頭を下げにくくなるのは若者も私たちも同じだ。それではいけないのだが・・・翌日、私の隣の炉で女子班は最後のカレー作り。煤をかぶりながら、顔を黒くして火に立ち向かう班長たち。私からアドバイスをしたら、大きな声の「はい!」が返ってきた。そして、それに加えて「ありがとうございます!」とも付け加えてきた。それを言えと指導はしていない。自然に出た言葉。消えかけた種火をじっくり育てて、徐々に大きな炎となり、見事にどの班も着火成功!!嬉しそうに笑う班長。そして、鍋が火にかけられた。グツグツ、、はじめて聞く沸騰音。飯盒からも吹きこぼれが出はじめた!炊けている!!結果は、大成功。嬉しそうにカレーを食べて「おいしー!」と叫ぶ彼女たち。笑い顔は入学以来はじめて見た屈託のない笑顔だ。後片付けも早々に、時間内に屋外炊事終了。すると、、去って行ったはずの班長二人が炊事場で最終点検をする私のところへ戻ってきた。二人はモジモジしながら私の前に並ぶ。「お?どうした?」と聞くと、「あのぉ、、、いろいろ教えてくれて、ありがとうございました!」と大声で叫び、深々と頭を下げた。「はぁ、、おお、、そうだな。美味いカレー食べられてよかったな。ほら、班長を待ってるぞ、早く行け!」と私が言うと、にっこり笑って走っていった。清々しい一瞬。そして、教師冥利につきる瞬間。
2012年06月23日
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林間学習から戻り、すぐに買出しに行った。米を30kg鶏肉は18kgたまねぎを60個と長ネギを30本にんにくの芽、きざみのり、味噌は10kg、わかめ、煮干は業務用の特大袋ポテトサラダも4kg購入。これは、土曜日の昼食用食材。通称、「昼食PJ」がスタートする。今年度最初のメニューは焼き鳥丼。そして、ポテトサラダと味噌汁つき。私とマネージャーと天宮部で調理開始!!たまねぎの皮むきは天宮部のスキルアップトレーニング!今日は天宮部1/3の精鋭達が調理部隊に参戦!って、、これがなかなかむけない!マネージャーは米とぎ指導。2、3年生の先輩たちが米の研ぎ方を教えている。昨年まで怒られて泣いていた2年生のTも、今では先輩。立派に後輩指導をしている。そして、後輩たちも「はい!」と元気よく返事。皮をむいたたまねぎは、根っこと先端をカットするのだが、、、何故だか、真っ直ぐにカットできない。これは、マネも同じなのだけどどうしても斜めに切ってしまう、、うーん。難しいか、、、次は長ネギを斜めに切る。これもトレーニング。2年生のIも手馴れてきて、戦力になる!この時点で包丁が難しい天宮部は食事場所の清掃になった。米のセットをして、、今年は男子マネージャーも入部したので、女子から手ほどきを受ける。それぞれの準備もできた。さぁ!!いただきます!!と、、、あっという間に一杯目を食べて、すぐに2杯目に!あっという間に空っぽ!!うーん、、90名を超えると食べる量が半端じゃない!一人2杯平均になってしまった、、明日の親子丼は、米を増量して18升!鶏肉も増量して22kg!卵が200個!玉ねぎは120個購入しなければ。よく食べるのはいいことだ!そして、それに答えるのが我々とマネージャーの責務!にほんブログ村
2012年06月23日
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釜石工業高校、佐々木祥勉先生が、6月21日の朝6時18分にお亡くなりになりました。鋭い眼光と少年のような笑顔は私の恩師である、鷹木先生の面影を感じて大変尊敬する大先生でした。釜石でお会いするといつも優しく迎えて頂き、そして試合になると闘志むき出しで怒鳴る。夜は宴席でいろんなお話しを頂き、ご自宅にもあげて頂きました。先週の日曜日に釜石病院へうかがった時には、目を見開き力強く握手をして再会を約束したばかりだったのですが…私にできることは、先生のような偉大な指導者に少しでも近づけるよう、日々精進すること。それが恩返しだと考えています。佐々木先生のご冥福をお祈りします。合掌
2012年06月22日
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林間学習。秩父の山奥。大滝元気プラザにて林間学習3泊4日。1、2年生が参加する。今日は、各班に分かれて体験学習。開墾と薪割りグループは地元で林業をしている方々からレクチャーを受ける。その他にも体験学習。自分でこねたうどんは美味しい。地元のお婆ちゃんが優しく教えてくれた。ところが、なかなか楽しめないのが屋外炊事だ。まずは、現代っ子は火が興せない。そして、分量も適当。更には、言われたことしかできない。終いには、自分の落ち度も気にしない。だから、失敗が多い。そして、時間を気にすることも苦手で、急がない。いや、急げない!!!指示を出されないと立ち尽くす生徒もいて、戦々恐々の中でカレーを作る。最終日は全員が美味しいカレーにたどり着いたが、それまで苦労した班はそのカレーを食べて涙ぐんでいた。何事も経験が必要なのだが、その経験が圧倒的に不足している。社会の環境や大人指導方針も関係するが、生活力の不足は愕然とするばかりだ。にほんブログ村
2012年06月21日
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2012年06月19日
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震災は多くのものを飲み込んだ。震災によって日本人のあり方を考えた。ただ、震災は終わっていない。被災者は仮設住宅に今も住んでいて、瓦礫の山はそびえ立っていた。港は壊れたままであり、資産を失った方々の途方に暮れる生活もあるという。終わってはいない。まだ、始まったばかりだ。釜石から、鵜住居、山田を抜けて、宮古まで移動してみた。目にするもの全てが、震災直後の夏と同じ風景に見えてしまった。まだ、できることはあるはず。現地の人が言っていた。「見に来るだけでもいいから、見てくれ。」と。にほんブログ村
2012年06月18日
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「いらっしゃいませ~!!」入店と同時に元気な声に圧倒された。おじさんは元気にラーメン作り。もちろん手際は昔のまま。思えば、遠征のたびに深夜ラーメンを食べに行った。釜石ラーメン「こんとき」さん。釜石商工の阿部先生に連れられて、夜な夜なラーメンを食べる。あっさりとした魚系だし汁は透明で黄金のような輝き。細縮れ麺は、労働者のために早く茹であがるから採用したそうだ。メンマとチャーシュー、海苔も入って500円。懐かしい味だ。震災で店ごと流されたのは、津波の一報が入った段階で知っていた。何故なら、津波が押し流す町並みは見慣れた釜石の町だったから、想像がついた。当然多くの皆さんの安否が気になり、居てもたってもいられずに釜石に向かったのが、昨年の3月27日。その後は募金活動や支援物資を集める活動を行ったが、やはり「こんとき」のおじさんが気になってた。すると、東京ラーメンフェアでテレビ画面に出てきたのが、おじさん!!なんとも元気に、ラーメンで町の復興を!と叫んでいた。画面を見ながら嬉しくなって、すぐに阿部先生に連絡をしたのが夏だったかな。そして、今回釜石に来て昼ご飯は「こんとき」に来た。「お!どこから来たの!見た顔だねぇ!!」とおじさん。「毎年来ていた、東京のラグビー部の、、、」と私が言うと、「おお!!そうかい!!そうかい!!」と満面の笑み。最後は「ありがとうございました~!また来てくださいね~!」勇気をもらった。復興に向けて、プレハブ店舗で頑張るおじさん。そうだ、復興には気力が必要であり、復興には資金も必要であり、復興には心も必要なんだ。人は生きるためには金さえあれば良いわけではない。自分の作ったらメールを、美味しい!と食べてくれる、その笑顔が生きる糧にもなる。震災は、終わってはいない。復興は、これからだ。被災地から離れている我々も知る必要がある。「こんとき」のおじさんの元気のよさと対称的な出来事もあったが、それは次回書こう。ちなみに、、「こんとき」の名前の由来を阿部先生に聞いたことがあるが、わからないとのことだった。今回、壁にある店主の名前を見たら、、「こんの、ときお、、」なるほど。だから、「こんとき」分かりやすい。最後に、今回は大変お世話になった釜石工業ラグビー部の大御大先生の見舞いで急遽電車に飛び乗った。故に、多くの関係者の方々とお会いしないまま土地に訪れ、あとにしてしまった。不義理をして申し訳ありません^^;にほんブログ村
2012年06月17日
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朝から、学園全体の研修会。学園に奉職する全ての教員が小学校のホールに集まって、研修会。今回は小学校の自閉症児教育に関しての勉強会。その後は、各教科部会。私は養護教諭の会に出席。昼ご飯を食べて、、午後からは人間教育部会。いじめや不登校を研究する部会だ。今日は、ほめ方の研修。そして、15:30三鷹駅前にある魚萬にて、親鷲OB会の会合。親鷲OB会とは、卒業した部員の親たちが発足した会である。部活の保護者会があるのは珍しいことではないが、卒業してまで集まる会は珍しい。そして、監督としてこんなに嬉しいことはない。何故なら、子息が在籍していないのに、授業料を支払っている学校ではないのに、それなのに、集まって励ましてくれる。応援してくれる。非常に嬉しいことである。今回も、今現在の部の状況報告をしたが、人数の激増に心配している保護者が多くいた。「人数が多くなると、、様々な人たちが集まるから、、、」との声。実際に、既に様々な情報を聞きつけ、具体的な質問も飛び交った。やはり、嬉しいことだ。我が身のことのように心配してくれる。その会合を17:10に中座した。中座して、一目散に三鷹駅へ。中央線に飛び乗って、東京駅へ向かった。そこから、東北新幹線はやて39号で岩手県盛岡へ。盛岡駅からはレンタカーで八幡平のなかやま荘まですっ飛んで、22:15には八幡平のなかやま荘到着。え?何してんだか?実は、その翌日に大切な用事があったので、どうせ行くならば夏合宿の折衝を!と思い過密スケジュールで岩手県に来た。人数が過去最大となる今年の夏合宿、部員がより快適に過ごせるために交渉した。元支配人の工藤さんは心底本校ラグビー部を理解してくれている。だから、思っていることや要望を話した。深夜2:00に入浴後就寝。翌日は、大変お世話になった釜石ラグビー界の大御大先生のお見舞い。朝からレンタカーで釜石へ移動すればいいので、その前日はなかやま荘で宿泊。午前中は、試合会場でもある上寄木グランドの視察。今年も熱戦とドラマが繰り広げられるグランドは、整備万全だった。にほんブログ村
2012年06月16日
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間尺にあわない嫌なこともある。昔、よく父親が言っていた”傘屋の小僧”「骨折ったり叱られたり」そんなこと。でも、いいこともある!昨日、心から嬉しいことがあった。理解してもらえることは本当に嬉しい!話しても、表現しても、思いがあっても伝わらない事が多い中、しっかりと伝わり、いや、それ以上に感じて、心配して、憂慮してくれる人がいることは本当に嬉しいことだ。それも、瓢箪から駒。理解者が多いことに心から感謝。人生は山あり谷あり、、だけど、考え方によっては谷があるから山が嬉しい!そうだ!理解して支援してくれる人がいるんだ!頑張ろう!!
2012年06月14日
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ブログしばらくお休み。充電期間。でも、そろそろ再開しようかなぁ。ブログを書くのは、ライフワークだった。何となく書くことですっきりしていた。それに加えて、自分の文章力・表現力の向上になればいいかなぁ、、と。でも、伝えることは大切なことだとも思ってきた。3500件の記事を書いてきて、、そして、それを読み返してみて、、そこから感じることもある。自分の感情の機微やら、心の叫びやら、理想論と願望の表現やら、傲慢さと未熟な面やら、そして、何よりもここまで来た歴史を感じる。若かった自分に出会い、悩んでいる自分と向き合えた。さてさて、、反省会はお終い。そろそろ、過充電になりそうだから、放電しよう~っと!!また、よろしくでございます。↓ブログ村の”キャンピングカー”部門にも進出してみました。できれば、ポチっとお願いします。にほんブログ村
2012年06月13日
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