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岩崎喜久美さんComments
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『がにお、もう逃げられんぞ、堪忍して出てこい!』
ガニオは、和歌山から名古屋のおネエの家まで移送中、最後の鍋への移動中に逃げ出した逃亡蟹であった。![]()
おネエっす!
ご無沙汰でございます。
今朝、宅急便で和歌山から届いた荷物

彩りも鮮やかな秋の味覚サツマイモ、みかん、柿ほっほー![]()
そしてサツマイモの下にみえる箱の下にいたのがガニオ率いる

モズク蟹の集団なのよ。
暗い中ぎゅうづめで運ばれてきて、いきなり箱を開けられて明るくなったので![]()
びっくりして途端にガシャガシャと箱から逃げようとする蟹くんに慌てて
袋の口を閉めて、キッチンに運んだ。
送り主様から、さっと水洗いして塩振って蒸してね、と言われてはいるけど
どうやんだ・・・・
意を決して、ゴム手袋はめて蒸し器のざるにあけたら
あれー!!
蟹共は、これが最後のチャンスとばかりざるから溢れて四方お八方に逃げ出したのよ
「ギェーー」「コワーーーイッ」
と大騒ぎしながらやっとこさざるに収めて、蓋で抑えて蒸し器に放り込んだ。
湯気が立った中に入れたら、意外と早く静かになり
ほっとして今の方で茹で時間を待っていたら
「シャカシャカ・・・」
娘と顔見合わせた。
「えっ」
慌ててキッチンの洗い上げざるの下を覗き込んだら
奥の方で睨みを効かせていたのがくだんの『 ガニオ 』である。
しょうがなかいから、もう一回ゴム手して捕まえご用となり、
哀れ蒸し鍋の中で処刑となったのである。
そんな、大騒ぎをして蒸し上げたモズク蟹(上海蟹)

小ぶりの種類のこのカニさん、
身はそんなに無いのだが、結構味噌が美味しい。

ほらねー
Kさん珍しいものありがとうございました。