真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2018年12月22日
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下の関連記事にあるように、全国の一之宮巡りや縄文系の磐座巡りの過程で、私の生誕地である山口県域は「冬の星座」が投影された地域だとする感覚が生まれ、それに付随するかのように「山口と九州を貫く『冬』の南北軸」という軸線が観えてきて、この件に関しては何度かこの日記で考察を重ねてきた。

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そして平成の最後となる「冬至」を前に、東方より昇る「冬の星座」の星々の筆頭を担う一等星「カペラ」(ぎょしゃ座)の山口県域における投影地を見出すことができたのであった。

現在の私見による天体 「カペラ」の投影地とは、山口県萩市にある「笠山(かさやま)」である。

この「笠山」は、北長門海岸国定公園の中心に位置し、 山頂に直径30m・深さ30mの小噴火口を持つ、標高112mの小さな火山で、冒頭の画像は『東洋最小の火山』といわれる山頂部の噴火口を映したものだ。



その濃厚だった関東行脚については日を改めて記すが、今回の旅路で一番印象深かった体験は「氷川三社」の神社巡りであった。その「氷川三社」とは、武蔵国一之宮「氷川神社(主祭神 須佐之男命) 」(さいたま市大宮区)を筆頭に、「氷川女體神社(主祭神 稲田姫命)」(さいたま市緑区)、「中山神社(主祭神 大己貴命)」(さいたま市見沼区)である。

興味深いことに、この三社は「三点一直線」のほぼ等間隔で配祀され、しかもその三社(氷川神社→中山神社→氷川女體神社)を結ぶ軸線が示す方向は、氷川神社から見て東南東の「冬至」の日の出の方位となっている。つまり武蔵国(現在の埼玉県と東京都)に鎮座する氷川神社の主要三社は、本日の「冬至」の日の出を意識した配祀となっているのである。

上記の事実を、なぜか今回の関東行脚の過程で知ることとなり、この「氷川三社」(三社を結ぶ直線距離は約10Km)を徒歩で約3時間かけて巡拝することになったのであった。(12月16日 11時~14時)

結果として観えてきたのは、氷川神社の主祭神「須佐之男命(すさのおのみこと)」の象徴である「剣(つるぎ)」であった。伝え聞くところの「弱っていた剣」を立て直す、つまり神話物語で悪役を担わされた須佐之男命の復権がかかった行脚であったことが、後で身に染みて分かってくるのであった。



おそらくは、その弱っていたとされる須佐之男命の「剣(つるぎ)」を立て直す象徴的行為として、これに関連して見出すことになった造形表現が、この上下の画像に映る作品である。そこで、上の画像は連関する3つの作品を真上から映したもので、下の画像は同じ3つの作品を少し斜めから映したものだ。

簡単に解説すると、赤と青の陰陽二色の軸線八本で組んだ立体的な「八芒星」(左)が、次第に立ち上がった形状(中央)となり、最終的に「ひとつ」に折りたたまれて直立した軸柱(右)となる過程を映したものである。

そして今となっては、この屹立した「御柱」こそ、言わば復活した「須佐之男命の剣(つるぎ)」を象徴するものであり、また「八芒星」が四つの方向(次元)が投影された図形だとするなら、この直立した軸柱(剣)は「五次元」の方向を示す形象と感じるのだ。



 冬から春にかけて、夜半に天頂付近を通る ぎょしゃ座の一等星「カペラ」は、北天では おおいぬ座の一等星「シリウス」に次ぐ明るさなので容易に見つけやすく、また全天で最も北にある一等星である。

この期に及んで、山口県域における天体「カペラ」の投影地が、「冬の星座」の投影地たる山口県の「笠山」に比定できたことは、実に喜ばしい出来事のように感じる。加えて「山口と九州を貫く『冬』の南北軸」の北端に「笠山」があることも、全天で最も北にある「カペラ」と深いつながりがありそうだ。

どうやら今年の「冬至」から・・・これまでの「アマテラスの御鏡」の時代を経て、いよいよ「スサノヲの御剣」がよみがえる時代となる・・・と、そのような気配を感じる今日この頃である。

​「冬至」に向けて

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最終更新日  2018年12月22日 05時07分23秒


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