真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2011年12月21日
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その過程で、日本全国の(旧)66国に鎮座するとされる「一宮」の、およそ8~9割を巡った頃だったと思うが・・・もしかすると春・夏・秋・冬の、それぞれの季節の夜空を彩る星々が、各地の「一宮」を通して地上に投影されているのではないか・・・という着想が浮かんだ。

この「天体の地上投影」については、古代史研究家をはじめとして、すでに数多くの先達が文章化されており、このブログでも何度か紹介してきた。

前回のブログの関連から言えば、現在の山口県域である県東部の「周防国」と県西部の「長門国」の(旧)二国は、私なりの感覚からすれば「冬の星座」が投影されたものと見立てることができる。

つまり、「周防国」は天体の「おうし座」が投影された国柄、そして「長門国」は天体の「オリオン座」が投影された国柄だということが、それぞれの「一宮」の祭神から類推できるというわけである。

☆関連記事・・・​ 天体の地上投影(1)

☆関連記事・・・​ 天体の地上投影(2)

大仏造立と呪術

そう・・・今の私のなかでは・・・大地に据えられた「一の宮」に祀られた「御祭神」を本質的に探っていくと、自ずと「天空の星々」に辿り着くことになり、特に山口県域は「冬の星座」が投影された形跡があるというわけだ。

大風呂敷を広げるようだが、今やその認識は「おうし座とオリオン座を代表とする【冬】の星座」を背景として、その天体投影の範囲は「周防と長門の山口県域」から「四国と九州地方」に拡大し、さらには「オーストラリアとアフリカ大陸」に広がりつつあるところである。

季節の【冬】には「冬至」がある。かつて日本は、この「冬至」を年始としていた。その意味で「冬至」とは、《 終わりと始まり 》を示す時節とも言えようか・・・。

思えば歴史において山口県域は、12世紀における「源平合戦の終焉地(公家社会から武家社会への転換)」や、19世紀においては「明治維新の発祥地(武家社会から公家社会への転換)」などと、歴史の大きな転換を担ってきた・・・歴史の始まりと終わりを司る地所・・・といえるのではあるまいか。

本日の夕暮れが今年の「終わり」として、いよいよ明日の「冬至(12月22日)」の日の出より・・・平成の「岩戸開き」が始まる・・・と、「一陽来復」の期待を抱く今日この頃である。





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最終更新日  2018年03月20日 12時25分13秒


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