真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2019年08月15日
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この日記でも何度か取り上げてきた造形表現だが、これを分かりやすく解説すると、全部で七つの正四面体(軸線構成)を用意して、正四面体の構成単位である三角形が、円環状に七角形を形成するよう立体的に配置し、ある条件に基づいて構造的に安定化させた作品となる。

この作品の魅力は、上の画像を見ても分かるように、造形の中心部が少し開いているところだ。そこで、さらに注目したいのは、その中心部の開き加減である。

つまり、中心部に集う七つの頂点が、周囲の七角形を構成する頂点の位置に比べて、この画像を見る側に向かって絶妙に開いた表現となっているところに魅かれるというわけだ。

※関連記事・・・​ 「八開」の型



さて今回の上京期間に、たまたま「東京国立博物館」で開催されていた特別展「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」(~6/2)を、まるで導かれるかのように見学に行く機会を得た。

弘法大師ゆかりの「東寺」(京都市南区)とくれば、私的に強い印象として残っているのが寺紋(お寺の御紋)の「八雲紋(やくものもん)」であった。

そうえいば・・・「立体七角形」を「八雲紋」と関連付けて考察した時期があった・・・などと思いつつ博物館の入口に向かい、フト購買部に目を遣ったとき私の視覚に飛び込んできたのが、今回の特別展のため編集された冊子の表紙に、大きく装飾された東寺・寺紋の「八雲紋」であった。(上の画像)



※関連記事・・・​ 「八雲紋」京都 東寺と出雲を結ぶ謎

この「立体七角形」が後日、大きな働きを担うことになるとは・・・。



当展示会では数多くの仏像が披露されていたが、唯一撮影を許された像として国宝「帝釈天騎象像」(平安時代・承和6年〈839〉東寺蔵)があった。

この「東寺の貴公子」とも謳われる人気の仏像を映した画像が上だ。なかなかの男前である!(^^)!(下の画像は、その解説文を撮影したもの。)



その後、少し時間にゆとりがあったので、同じ敷地内にある「東洋館」を訪ねた。そこには数多くの如来像が展示されており、当時の私は「如来(真理を悟った者)」がキーワードとして脳裏を巡っていたこともあり、大いに触発された。

※関連記事・・・​ 【真理探究】37年

以下に掲載する三体の仏像は、展示された中でも印象に残ったアジア地域の「如来像」である。



「 如来坐像 」パキスタン・ガンダーラ / クシャン朝(2~3世紀) 



「 釈迦如来坐像 」インド / パーラ朝(9世紀)








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最終更新日  2019年08月15日 12時13分02秒


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