真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2020年03月03日
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とりわけ今回の参拝は、タイトルにある…「秋の南北軸」の中央部…において、その中央部の中心地に「大山祇神社」が鎮座しており、当社の鬼門(東北=艮)を守護するため尾道に「艮神社」が建造されたという知見を得たので、改めて大三島を散策することにしたのであった。

その想いが通じたのか、神社参拝を経て帰路についた矢先、たまたま当社の神体山に向かう登山道が見つかったのである。そして、なかなかの急坂を車で登る過程に、山頂まで500mと示された看板のところで車を停め、そこからは徒歩で登ることにした。





次に上の画像は、夕日に照らされた「鷲ヶ頭山」の山頂を映したものだ。おそらくこの石積みの上には、かつて当社の奥宮が鎮座していたであろう。

それにしても今回、この天候に恵まれた「立春」という節目の日に、当社の神体山に登らせていただけるとは思いも寄らず、短い時間ではあったが清々しき山頂では感動のひとときを過ごすことができた。



そして大展望の山頂部から各方面を眺めていると、遠方に気になる山並みが目に入った。その遠方の山並みを撮影した画像が上である。

もしかすると・・・ということで、すぐさま携帯の地図アプリで調べてみると、やはり四国の「石鎚山(標高 1,982 m)」であった。

上の画像では、遠方の山並みで中央部の高みが「石鎚山」である。そして下の画像は、より分かりやすく拡大したものだ。



当日の午前中に、尾道は千光寺山の巨石群において「石鎚山」を心中に意識していたがゆえに、この大三島における最高所から展望した夕日に映える「石鎚山」には、感慨一入であった。

そして、かつて一度だけではあるが、登拝を許された西日本最高峰「石鎚山」を思い起こすのであった。

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実は今回、「大山祇神社」に行くことを決めてから、その移動する車中で脳裏に浮かんできたものがあった。それは当社の宝物館に展示してある国宝「禽獣葡萄鏡(きんじゅうぶどうきょう)」であった。

この国宝の白銅鏡を意識して拝観するのは、今回を含めて三回目となるのだが、もう一度じっくりと観ておきたいと思ったのである。



館内では観察に時間をかけ、その際に手書きで記述した内容が以下の文章である。


【 国宝  禽獣葡萄鏡 】(斉明天皇 奉納 隋唐時代 AD661)径26.8cm/重さ3.346g

越智大領守興(おちだいりょう もりおき・当神社祭祀者)が、日唐戦争(白村江の戦い)に際し、勅命によって出陣のとき、斉明天皇が勅願奉納された唐鏡(とうきょう)と伝えられ、唐時代初期、東洋随一の最優品大型白銅鏡である。


不思議なことに、以上の文章を書き写している最中に、この内容に込められたであろう意味深長な歴史背景が浮かぶのであった・・・。

それは、歴史研究家のあいだで囁かれている「斉明天皇」と「則天武后」の同一人物説である。その詳しい内容は判然とはしないが、「歴史ロマン」はますます深まるばかりである。






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最終更新日  2020年03月03日 23時49分52秒


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