真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2024年07月26日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類




冒頭地図では、「ベシカパイシス」(同じ直径の赤と青の二つの円が重なり合った図形)の南端が、私の見立てでは「本宮山」に相当することから、是が非でも当日中に山頂に立ちたかったのである。



有り難いことに、現在は無料開放されている”本宮山スカイライン”を利用したことで、ほぼ山頂まで車で登ることができた。そこで上の画像は、「本宮山」の山頂より開かれた南側を展望したものである。

撮影時の展望は少し霞んではいたが、手前には豊川や豊橋を含む平野部が広がり、さらに前方に見える三河湾の遠方には、これまで「日出の石門」を端緒に各地を行脚してきた”渥美半島”を確認できる。



上掲画像の「本宮山」から南側の展望は、上の地図を参照することで、より分かり易くなると思う。

この「本宮山」は、昔から”三河富士”と謳われてきたことからも、まさしく「三河国」(愛知県の中・東部)に存在する山々の中心を担ってきた御山と言えよう。





上に並べた二枚の画像は、「上方の画像」は当山山頂に置かれた”石積み”を撮影したものと、その”石積み”の裏手にある”一等三角点”の石標を撮影したものが「下方の画像」である。



さて上の画像は、「本宮山」の山頂にほど近い「砥鹿神社 奥宮」の専用駐車場から、歩いて奥宮に向かう道沿いに掲げてあった当社の奥宮を紹介した看板を撮影したものである。



そして歩くこと約10分で、正式な「砥鹿神社 奥宮」の出入口となる鳥居前に到着。そこで上の画像は、歴史ある”修験道”の名残りを漂わせる、威風堂々とした佇まいを撮影したものである。







由緒によると、祭神は「大国主命」とあるので、当社は島根県は出雲国の《出雲大社の主祭神》が祀られていることと、”渥美半島”の付け根に鎮座する「菟頭神社」と「菟足神社」の眷属たる「兎」に思いを馳せると、おのずと神話物語『因幡の白兎』において「大国主命」と「白兎」が出会う場面(下の画像は出雲大社の境内で撮影した青銅の御神像)が浮かんでくるのであった。



そうか・・・もしかすると〈三河国〉は古代より、『因幡の白兎』という神話物語に深い縁のある”国柄”だったのかもしれない・・・などと、次第に”本質”に近づいていく気配を感じ始めていた。

また、最近の日記で『因幡の白兎』に纏わる連載記事(以下の関連記事は連載の筆頭)を書いたのだが・・・これもやはり密接に繋がっているはず・・・と、如実に感じたところである。

※関連記事・・・​ 山陰地方の「白兎」伝説と現地探訪(上)



次第に夕暮れとなり、「本宮山」の麓に鎮座する「砥鹿神社」に参拝したのは、午後七時頃であった。

そこで上の画像は、”夏越大祓”の設営が整った当社本殿を、少し遠方から撮影したものである。



次に上の画像は、「大国主命」を主祭神として祀る当社本殿を、正面から撮影したものである。

この「本宮山」の麓に鎮座する当社の由緒には…

砥鹿神社は一千三百年前から鎮まる神を祀る奥宮と、里にて祀る里宮とで、二所一体の崇敬を集める神社。また三河国内の筆頭神社一之宮です。

…と記してあった。やはり砥鹿神社は、奥宮が「本宮」だということである。





・・・などと、ここまで記事を書いた段階で、この当社の社名である「砥鹿」は「とが」と読むのだが、その「とが」の「と」には「兎」の漢字も充てられるはずだという思いが湧いてきたのであった・・・。

さらには、下の関連記事の内容を思い出し・・・おそらく「大国主」の”本質”とは天体の「オリオン座」であり、その地上投影地として〈三河国〉では「本宮山」と「砥鹿神社」、そして「白兎」の”本質”とは天体の「ウサギ座」であり、その地上投影地として〈三河国〉では「菟頭神社」と「菟足神社」を、それぞれ見立てることができる・・・などと、私の想像の翼は力強く羽ばたくのであった。

※関連記事・・・​ 『旧正月』を寿いで(下)…「宇佐」と「山口」を結ぶ”深き縁”

加えて・・・〈三河国〉は”渥美半島”の先端部にあって、「富士山」と「朝熊山」を”三点一直線”で結ぶ「日出の石門」とは、天体の「シリウス」の地上投影地と見立てることができるという直観も得られた。



今回の記事内容は、なかなかに”深すぎる考察”となったが、それなりの妥当性があると感じている。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024年07月27日 07時43分11秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

サイド自由欄

《 立体工作のご案内 》「綿棒」で立体を作ってみよう!
http://plaza.rakuten.co.jp/opektal/diary/201209180000/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆【YouTube】『スケルトン立体』を作って楽しもう!
No.1…《綿棒工作》の「準備編」(以下のURL)
https://www.youtube.com/watch?v=uAtddr1KZWU&t=216s
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎【Facebook】(以下のURL)
https://www.facebook.com/yuichi.yamamoto.10485
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*livedoorブログ(造形作品の紹介など)
http://blog.livedoor.jp/tyctm237/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎連絡先
tyctm237★yahoo.co.jp
(ご連絡の際は★を@に)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: