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2024.09.21
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平安王朝の衣装を知る上で欠かせないのが、紫
式部の
』。
その「若菜」の下から拾ってみます。

六条院の「女楽」は、女性ばかりの弦楽四重奏と
言えば
解り易いでしょう。

とき 旧暦正月二十日ごろ
場所 六条院
人物 光源氏   四十七歳
   紫の上   三十九歳
   明石の上  三十八歳
   女三の宮  二十一歳
   明石女御  十九歳

庭の梅の盛りのころ、女三の宮の御殿にて、音楽
のわかる
厳選した女房などが参集。

    表 着  汗ころも   襦 袢

紫の上  赤   さくら 薄紫の織物
明石女御 青色  蘇芳  山吹の唐のあやぎぬ
明石の上 紅梅 桜 青磁 濃紫 薄紫
女三の宮 青丹   柳  葡萄染


着衣の順序から言えば、表着の上に細長を着るの
で、
紫の上は赤紫、明石女御は紅梅、女三の宮はさく
ら色(裏が
赤、表は白)、
明石の上は柳(裏緑、表白)という出立。


女三の宮はあえかに美しく、明石女御は藤の花、
紫の上は
桜の匂い充ちた華やかな姿に気おされ
ず、明石の上は


「柳の、織物の細長、萌黄にやあらむ、小打掛、
うすものの
裳のはかなげなるひきかけて、

ことさら卑下したれど、へは
ひ、思ひなしも、
心にくく、あなづらはしからず」と。


(参考・近藤富枝著『服装から見た源氏物語』)​​​​





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Last updated  2024.09.21 08:14:58
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