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2025.01.06
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たちよらんかげもなつ野の草むらに
     露をもとめて飛ぶこてふ哉 蓮月尼

夏野という題に彼女が詠んだ一首で、影ひとつな
い燃え
る夏の野に

うるおいの露を求めて飛び続ける蝶こそ蓮月尼の
人生を重ね
ています。

実父は伊賀上野の上代家老・藤堂良聖。生まれて
10
も経たない内に太田垣光古の養女となり、

7才ぐらいから丹波亀山城のご奉公に出、16才
の頃、
城崎庄屋の息子・望古と結婚。

二人の子を産んだが亡くし、望古も亡くして天涯
孤独。

やがて太田垣の養子・古肥と再婚するも4年で死
別し、
剃髪、尼となりました。

彼女は東山大仏殿の一隅で留守役を務め、杜鵑の
声や
五月の風のささやきと暮らす日々。

少し外出して戻って来ると、寺の台所に見慣れな
い釜
があり、

その晩、夢枕に黒衣の僧が現れ、他力本願の極意
を究
める為、念仏しましょうと促された。

夜通し僧と語って朝になると、僧と思ったのは前
夜の
茶釜でした。

盗賊が入ってもびくともしない彼女は、晩年、若
者の
富岡鉄斎を寺童として暮し、

飢饉の年には私財を投げうって寄進、鴨川の氾濫
には
丸太町橋も架けました。

明治8年、享年85才の彼女の死には西加茂村の
人が
総出で弔ったと伝えられています。





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Last updated  2025.01.06 08:10:32
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