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2026.03.18
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宝物とは行かなくとも大切に残しておきたいも
のが多々あります。
父の親友だった新関一杜(淑郎)氏の書簡集もそ
の一つ。

それは「みちのくだより」と称し120号まで及
び、
彼が東北に単身赴任して居られた数年間の、亡父
との往復書簡で、

季節折々の植物などがデフォルメされた逸品なの
です。

図柄は、笹巻き、山菜の王しほで、さくらんぼ、
早咲きのリンドウ、

杜若、蔵王スケッチ、蕎麦の花、ねこじゃらし、
囲炉裏端、なすび等等。


 父は菓子道楽、うまいもん道楽していましたが、
一杜氏もしかりで、
手紙の中にはうまいもんの紹介や感想も書かれて
います。

俳句を介して同じ勤めの同僚が、恰も恋人に文遣
るごとき頻度で、
その友情の深さには余人の入る隙すら無いほどで
す。


 亡くなる前の、病床にある父が彼に送った最後
の手紙は、


「ちょっと旅してきます。どうか、このまま放念
下さい」

という内容の葉書であったことを葬儀の席で披露
して戴き、どっと涙が溢れたことを思い出しまし
た。


奥様のY子さまも気品があって、物静かで俳句を
嗜まれ、絵筆もお達者でした。

某年、十数年、寡婦だった奥様の逝去による年賀
辞退の葉書をご長女から貰いました。





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Last updated  2026.03.18 09:25:09
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