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2007/06/23
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カテゴリ: カテゴリ未分類



医療保険を選ぶ時、一番重要なことは


すごく魅力的に思う保障でも

支払う保険料の総額が

常識離れしている保険に入るメリットはありません。





常識離れした保険料とは

保険に入らなくても、

入院した時に自分で医療費を全額支払う額より

保険料が多くなること。





自分で病院に支払う医療費の総額よりも

保険会社に保険料として多く支払うメリットは何もありません。

保障とは、その上に成り立つものです。





医療費は病名、治療内容、治療期間などで異なるため

1つの目安を定めることができませんが

保険料を支払う限度を決めることは簡単にできます。




高額医療費の助成制度で1ヶ月に負担する上限が定められているので

自分が選んだ保険で保障される日数(1入院の日数)の期間に

自己負担する累計額と同額以内になるのが常識的な保険料と言えます。




■高額医療費助成制度から

●一般世帯者は80100円+(医療費-267000円)×1%

100万円単位で医療費が増加しても、

1ヶ月に負担する目安額は平均9万円と考えても良いと思われます。

これが3ヶ月間、4ヶ月目以降は毎月44400円が上限(同一年)


●高額世帯者は15万円+(医療費-50万円)×1%

同様に考えますと3ヶ月間は約16万円、
4ヶ月目以降は83400円(同一年)




医療保険で入院したときに保障される1入院の日数ごとに
常識的な保険料の総額を判断することができます。





■1入院60日=2ヶ月
◆一般世帯者の場合9万円×2ヶ月= 18万円 以内の保険料総額
◆高額世帯者の場合16万円×2ヶ月= 32万円 以内の保険料総額



■1入院120日=4ヶ月
31万円 以内の保険料総額
◆高額世帯者の場合16万円×3ヶ月+83400円=約 56万円 以内の保険料総額



■1入院180日=6ヶ月
◆一般世帯者の場合9万円×3ヶ月+44400×3ヶ月=約 40万円
◆高額世帯者の場合16万円×3ヶ月+83400円×3ヶ月=約 73万円 以内の保険料総額



■1入院365日=1年
◆一般世帯者の場合9万円×3ヶ月+44400×9ヶ月=約 67万円 以内の保険料総額
◆高額世帯者の場合16万円×3ヶ月+83400円×9ヶ月=約 123万円 以内の保険料総額



■1入院730日=2年
◆一般世帯者の場合、1年で約67万円、2年で 134万円 以内の保険料総額
◆高額世帯者の場合、1年で約123万円、2年で約 246万円 以内の保険料総額



■1入院1000日=約3年
◆一般世帯者の場合、1年で約67万円、3年で 201万円 以内の保険料総額
◆高額世帯者の場合、1年で約123万円、3年で約 369万円 以内の保険料総額





相違工夫をしなければいけないのです。






保険料の支払い方

●一時払いだと簡単に判断できます。
これらの額より保険料が多くなるようであれば加入しないことです。
また、長期入院の保障を自己負担で補える保険料を支払えるのであれば、
さらに加入しないで預貯金しておいた方が得策です。



●60歳までとかの支払う年齢を決めて支払う場合
保険料総額を計算して、保障してもらえる日数に負担する額を超えないかを判断する。

ほぼ100%と言って良いほど、保険料の方が多くなると思われます。
だから、保険料を働ける年齢の間で支払いを終えることを考えて
一生涯の保障を希望されると、さらに大きな落とし穴が待っているということです。




●終身払い
一生涯の保障を希望されても、保険料累計で自己負担する額を超えると
以降は自分の為ではなく、保険会社に恵んでやっている保険料になります。
この場合、メリットになるまでの期間が保障期間として
最初から計画的に考えなければなりません。




●定期型(10年、15年、60歳、70歳など)
保険料累計でメリット期間が終わるまでの間が支払期間であり、保障期間になります。
だから、
同じ保障1入院の日数でメリット期間ができるだけ長くなる支払い方を捜すのです。


私の経験では、10年の自動更新型が一番メリット期間が長くなるようです。






このように、入院を保障する期間は自分の好みで選ぶのではなく

自分が選んだ入院した時に保障される1入院の日数と保険料で

メリットになる期間が分かりますから

保障期間は最後に自動的に決まることになるのです。



日経ウーマン、日経マネーに掲載


umeda.mark







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最終更新日  2007/06/23 08:35:37 PM
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