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2007/09/27
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カテゴリ: カテゴリ未分類






昨日は日額保障を増やしても
得にならないことを証明いたしまいた。


今日は
日額+その他の保障を増やしても
得にならないことを証明いたします。


医療保険の保障には
主として入院保障の日額保障

特約保障として
●手術保障

●退院保障
●成人病割り増し保障
●ガン割り増し保障
●女性特有病保障
●3大成人病保障
●7大成人病保障
●高度先進治療保障
●骨折保障

など、並べたらキリがありません。


これらの特約保障の中から
自分にとって必要だと思う保障を追加したり



そこで
これらの保障を追加して
本当に役立つのかを確認します。


●手術保障
入院保障とは別に手術の対象になれば保障されるので


●通院保障
入院保障される条件を満たして入院後、
退院してからの通院治療を保障されます。

この意味を考えて下さい。
一般的には、入院しなくても通院で治療を行えるから
通院治療になると思います。
入院しなければ治療を出来ないので入院します。
だから、入院後の通院治療の日数は
保障が必要なくらいあるかどうかを考えます。

そして、その日数分の保障をしてもらうために
通院保障の保険料が見合う額であるかを確認します。

通院しなければ、保障はありません。
そのために通院保障の保険料を支払うのであれば
その保険料で入院保障の額を日額1000円でも増やすことが
出来たら、そのほうに保険料を回したほうが良いと思いませんか。


●退院保障
入院保障の対象になる入院をして、退院されたら
保障されます。
しかし、
入院中に死亡したら退院保障はありません。

また、入院保障があれば
退院保障はなくても
構いません。

この保障も無くても良い保障です。
もし、この保障を希望される場合
通院保障と同様に、その保険料で
入院日額を1000円でも増やせたら
入院日額の保険料に充当したほうが
すべての入院にその分の保障されますから
良いのではないでしょうか。


●成人病割り増し
●ガン割り増し
●女性特有病保障
●骨折保障
これらの保障は気分的にはあったほうが安心感が
あると思われます。

ところが、
これらの保障がなくても
これらの保障に該当する病気になっても
入院日額の保障ですべて対応出来るのです。


何故なら
医療費が高額になれば
高額医療費の助成制度で
1ヶ月あたりに負担する上限が決まっているからです。

この制度は病名で負担が異なるのではありません。
病気や治療内容、期間などで医療費が異なっても
1ヶ月に支払う額の上限が決まっているから

これらの割り増し保障をつけなくても良いのです。


これらの保障をつけると
保障に該当する病気になれば
保障されますが、保障範囲を限定されるので
反対に保障されることにならない保障も
いっぱいつけることになるということも考えなければなりません。


だから、これらの保障を追加するより
これらの保険料で日額保障を増やすほうが
すべての入院に対応出来るので
保険料の投資効果が良くなると思われます。



●3大成人病保障
●7大成人病保障
●高度先進治療保障

高度先進治療と成人病保障では
別の保障だと思われるでしょう。

ところが、保障は重複しているのです。
3大成人病保障とは
ガン、脳卒中、急性心筋梗塞の保障です。

高度先進医療保障とは
保険会社が定める先進治療を受けた時に保障されます。

高度先進治療の対象となる病気を調べると
主に先天性異常の治療で保険に加入出来ない方
難病
歯の治療(インプラントなど)
そして、ガンの治療
が主な対象です。

そこで、保障として役立つのはガン治療です。

ガン治療であれば、3大成人病保障でも対象ですから
保障が重複することになります。


難病の場合、難病指定されると医療費の公的負担制度があり
医療保険の保障はなくても良いと思われます。


では、3大成人病保障と高度先進治療の保障と
どちらが役立つかを考えます。


3大成人病保障では
ガンと診断確定されると保障されます。

高度先進治療の保障は
その治療を受ける病気にならないと保障されません。
また、その治療を希望して、医師も認めなければ保障されません。
また、その治療を希望されても、どこでもすぐに受けられるのではないので
予約できなければ受けられません。

ところが、ガンの場合早期治療しないと
生命に影響するので
予約できても、待つ期間が長いと
治療を受けられないかもしれません。

これらから、高度先進治療の保障は役立つ確率は
高くないと思われます。


これだけ保障があっても
結局は必要な保障は
●入院日額
●手術保障
●3大成人病保障
で良いことになります。


また、その他の保障を望まれるのであれば
入院日額を増やしたほうがメリットになると
申しましたが

もう一歩突き詰めると
昨日の説明で保障を増やしてもメリットにならないことを
説明いたしました。

だから
入院日額は医療費を補える5000円がベストの保障になり
手術保障、3大成人病保障以外の特約保障もいらないということになります。


日経ウーマン、日経マネーに掲載


umeda.mark









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最終更新日  2007/09/28 10:33:02 AM
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