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2007/10/02
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カテゴリ: カテゴリ未分類





今日は、日記に良く書き込まれる、

ガンになったら高額の医療費がかかる!

粒子線治療を受けたら300万円くらいになるらしい!

など、について考えてみたいと思います。



実際にその保障をしてもらうために保険加入して
メリットがあるのかどうかについて考えてみましょう



粒子線治療を受けるためには

●その治療を受けられる病気に該当する、

●治療を受けるためのすべての費用が支払えること



●治療を受けるために予約がとれる

●治療を開始するまでにガンが進行して手遅れにならないこと

などの課程を満たさなければなりません。




問題点を考える

●治療施設を調べて、自分がそこへ行けるかを確認する

●予約状況を確認して、自分が望んですぐに治療を受けられる状態であるかを確認する

●粒子線治療で300万円、その他の入院費用はどのくらいになるか確認する



考えられること

●施設までの距離が遠くて行けないことも考えると保障はあっても使えない

●予約が殺到してて、自分が受けられるのがかなり先になると言われた場合

●病気の進行は止まってくれないいので、


●治療費を確認したら、
入院費もすべて実費の完全個室で差額ベッド料が
1日あたり2万円位になるかもしれない場合、
治療期間が2ヶ月になるのでその費用が支払えないので断念するかも知れません。




私が実際にこの治療を受けられた方に伺った話



●粒子線治療費で300万円くらい、
その治療を毎週5日、全8回の計2ヶ月受けたそうです。

●その方は個室代込みで総額500万円くらいの費用がかかったと言われていました。



このことから、想像できること

●誰でも簡単に受けられる治療ではないこと。

●予約がとれない可能性が高い

●差額ベッド料が払えない




これらのことから

●高額の医療費を実費で支払える生活水準にある方にほぼ限られるのでは
ないだろうかと思ってしまいます。



それを誰でも保険に入っていると受けられるから保障なんだと
言われるかも知れません。


そこで保険に入ってこの治療を受けるために必要な保障は
高度先進治療の保障で300万円の治療でも保障される保険。
2ヶ月入院で差額ベッド料の約200万円を補うには
日額あたり3万円以上の保障が必要です。注意、長期入院に対応できるタイプに限ります。




このような保障に加入するとした場合
保険料負担は、どのくらいになるでしょうか?


日額3万円、長期入院に対応できる医療保険の保険料の総額では
200万円から500万円くらい支払わなければならないと思われます。



この病気に該当するか分からない、
この治療を望まなくても保険が適用される治療はあります。


その場合、2ヶ月の治療代の負担額の目安は一般世帯で18万円前後です。



自己負担額と保険料負担額を考えると、
これらの治療を受けるために、対応できるか出来ないかは
自分の収入から自然淘汰されます。




保障と言っても
誰もが受けられる治療と受けられない治療があり
すべてにおいて自分の生活水準に見合う治療になると思います。


それを考慮せず
誰にでも必要だと言っても
保険料を支払うメリットがない場合が少なくないということです。


保障は頂点をみないで
そこそこを考えること

必要で受けたい治療があれば
実費で対応することが最善の方法です






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最終更新日  2007/10/03 07:27:06 AM
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