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2011/04/13
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カテゴリ: カテゴリ未分類








現時点の保険料は1入院で保障される日数が短いほど
高すぎるからです。


このように言うと、1入院で保障される日数が短いほど安いのに
何を言っているの?と疑問に思う方が多いハズ。

そのように思われる方は
保険料比較の基準が間違っています。

保険を選ぶ時の基本は
その保障額に対して保険料を支払う価値を判断しなければなりません。

そう考えると保障される日数が短いほど保険料は高いことになります。


1入院で保障される日数は何日が良いかを決めるのは
日額を揃えて保険料比較されると思われます。


例えば、35歳、男性、終身保障、保険料は終身払い
日額1万円に揃えて
1入院 60日の保険料¥3,600
1入院120日の保険料¥4,290
1入院365日の保険料¥5,100
1入院730日の保険料¥5,390

1入院で保障される日数が短いほど保険料は安いと言われます。

私は、その保険料を支払う価値でどの保険が良いかを決めます。
1入院60日の保障とは60万円の保障に対して保険料¥3,600

1入院365日の保障とは365万円の保障に対して保険料¥5,100
1入院730日の保障とは730万円の保障に対して保険料¥5,390


最大保障額と同額になるまでの支払い回数
60万円÷¥3,600=166回
120万円÷4,290=279回

730万円÷5,390=1354回


保険ですから、最大保障額に対しての保険料負担は
最大でも3~5割が限度。それ以上の支払いになる保険は高すぎます。
保険金の3割が妥当とした場合
60万円の3割は18万円。18万円÷3,600=50回
120万円の3割は36万円。36万円÷4,290=83回
365万円の3割は110万円。110万円÷5,100=215回
730万円の3割は219万円。219万円÷5,390=406回

35歳加入で
50回=4.2年=39歳2ヶ月まで
83回=6.10年=41歳10ヶ月まで
215回=17.10年=52歳10ヶ月まで
406回=33.9年=68歳9ヶ月まで

保障に対して負担する保険料の価値で見比べると上記のようになります。

保障に対して保険料を支払うメリットがあると
思われる期間内を超えると、その支払いは単なる無駄な支払いになります。

そう考えると
長く保障をしてもらえなければ保険になりません。
長く支払うメリットがあるのは1入院730日の保険料になります。



現状では1入院60日の保障で良い
1入院120日の保障で良いと思っても
保険料が高すぎるので長く保障してもらうことを基準にすると
選びたくても選べない。

だから、1入院の日数は730日を選ばなければ
長く保障してもらうメリットが得られないのです。


************************************
そして、もう1つの見方は
入院を保障してもらう日数と同じ日数を入院したときに
病院から請求される医療費。
これが保険料を支払う総額の目安になります。


例えば、1入院60日の保障を勧められるのが多いと思われますので
1入院60日を例にしますと
60日を月数に置き換えると2ヶ月の入院を保障される保険になります。

2ヶ月入院したとき、病院から請求される医療費の上限はいくらかを計算します。

病院から請求される医療費は1ヶ月単位で精算することになっているので
1ヶ月で請求される医療費の上限を2ヶ月分になります

69歳以下、一般世帯、1ヶ月の医療費総額100万円例では
80,100円+(100万円-267000)×1%=
¥87,430(1ヶ月分の医療費)約9万円
9万円+9万円=18万円

1入院60日の保障とは18万円の医療費を補う保障だと分かります。

ということは、保険料の支払い総額は18万円より多く支払うと損と分かるハズ。

1入院60日の保障とは保険料を支払う総額は18万円以内で
たくさん保障をしてもらえる保険を探さなければなりません。


保障期間が終身でも入院したら保障されるのは60日なので
保障期間や保険料の払方などを優先して考えることができません。

保険料の支払い総額が18万円以内でなければ1入院60日の保障を選ぶ
価値がないからです。

そこで、35歳、男性、終身保障、保険料終身払い、日額1万円
1入院60日の保険料は¥3,600
18万円÷3600=50回=4年2ヶ月しか保険料を支払う価値がない。

1入院120日=4ヶ月の入院保障=30万円の医療費を補う保障
1入院120日の保険料は¥4,290
30万円÷4290=69回=5年9ヶ月しか保険料を支払う価値がない


1入院365日=1年=66万円の医療費を補う保障
1入院365日の保険料は¥5,100
66万円÷5100=129回=10年8ヶ月しか保険料を支払う価値がない


1入院730日=2年=132万円の医療費を補う保障
1入院730日の保険料¥5,390
132万円÷5390=244回=20年5ヶ月


うわべではなく、中身を見比べると
一番長く保障してもらうには
1入院730日を選ばなければならない理由です。




さらに詳しい内容をこちらで確認できます。
宜しくお願い申し上げます。










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最終更新日  2011/04/13 11:07:43 AM
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