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1989年のバブル頂点に発刊された「大恐慌の謎の経済学」1990年に発刊された「マネー文明の経済学」関岡さんの本を読んでみた。まとめてみると1)you-tubeで閲覧可能な「money as debt」の内容をさらに掘り下げたもので、お金とは何かについての歴史的な理解が深まった。2)日本中がバブルに沸いていたときに海外では、エモットさんのように「日はまた沈む」と冷ややかな目でみていた人もいるのだが、あの時期に「大恐慌」について深い洞察を述べている。3)著者の専門は石油資源であり、戦後経済を発展させた原動力が安い石油資源であったことがよく理解できた。いずれも好況に沸いた20年前に書かれた本とはまったく思えない。土地神話が否定されることを予見し、その先に待っているものを見通している。「大恐慌」のメカニズムを初めて解き明かした本であると著者は自負している。もちろんガルブレイスなどの本を紹介しながら、、、また価格が価値を決めていく投機的な経済ではこれまでの経済学で説明できない欠点を述べ、解明を試みようとしている。銀行間貸借という非生産的な行為がマネーを増大させる、、、金余りが生じるメカニズム。彼の考えに基づいて今後を予見するなら、今回の不況はいままで以上に長いことになると思う。また大恐慌ほどに今回は一気に下落しないが、彼の考えを踏襲すると当時は大衆投資家主体であるが、今回は機関投資家が主体であるため粘り強いだけといえるかもしれない。とすれば機関投資家が根をあげるのを待つのも一の手段だもっとも興味を引いた記述は以下のことであった。貸付は新しいマネーを創造する。貸付が返済されない限り創造されたマネーは存続する。貸付が返済されても、ひとたび創造されたマネーは消滅するとは限らない。不可逆なのは、貸し倒れであり、それがどの程度まで耐えうるかは「神のみぞ知る」としている。最後の貸し手がどこまで耐えられるんだろう?中国の「金」という国は紙幣を発行し、それがもとで国が滅んだ。とってかわった「元」は紙幣発行に慎重だったが、結局は紙幣発行し、その価値が崩壊する過程でやはり滅んでいる。しかしその道筋は人間の一生を何回も繰り返すくらい長い期間であった。ちなみにご子息の本も1冊読んでみたが、私の興味という観点からは「大恐慌の謎の経済学」「マネー文明の経済学」のほうが面白かった。というか、ためになる本として繰り返し読むことになるだろう。この1年ほど外交関係の本を7,8冊くらい目を通してみたが、田中均さんの本(3冊くらい読んだ)がすばらしいと思った。プロフェッショナルに徹する生き方に、、、、
Jun 29, 2010
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では中国はどうか GDPと時価総額2007年に140%に到達したが、いまは65%ほどで日本と同じようだ。今後は名目GDPが増加する見込みのようだhttp://www.nikkoam.com/files/fund-academy/rakuyomi/pdf/raku100513_01.pdf
Jun 22, 2010
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日本と米国をまとめると60%が平均値として
Jun 22, 2010
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日本の株式時価総額と名目GDPについて調べてみた。戦争に負けた2等国から、1等国への昇格 それが1980年代の前半そしてバブルへ一気に それが1980年代の後半だったようだ。1989年に時価総額はGDPの145%に到達した。2005年は100%超えの戻りバブルだったのだろうか、、、、それにしても1970年代までは名目GDPの30%そこそこだったんですねえ、、、
Jun 22, 2010
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名目GDPとの比率 60%が目安かなあしばらく2年くらいもみ合って、かつてクルーグマンは間違った。しょうがないと思う。2000年のピークは過去とまったく違っていたからだ。さて、今回はどうなんだろう?ニクソンさんのあとのお金はすべてゴールドという裏づけを失っているわけだのだから、、、その相対的価値として株価は?それを考えるには、やはり時間軸の評価が必要だ
Jun 22, 2010
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おおざっぱな計算米国人口は7600万から28100万で4倍、7%(PER14)を90年複利で500倍人口に応じ成長する会社なら2000倍、コーラは海外売上80%なので、さらに5倍する,,,,,,つまり10000倍現在はPER17倍とPER14倍と比較して20%割高、、、、、つまり12000倍(もっとも1920年当時は配当利回りが10%だったのでPERはもっと低い。)でも、上記の計算は桁違いに間違っているわけではなさそうだ。株価を加速したキーワードは新規参入者のいない環境下での人口のボーナスと海外売上比率の上昇ということになる。7600万人のコーラから、20倍の、15億人にコーラになった。http://ycharts.com/companies/KO/pe_ratioコカコーラ1株の長期的な経過が、コカコーラ本社のホームページに存在する。http://ir.thecoca-colacompany.com/phoenix.zhtml?c=94566&p=irol-stocksplitコカコーラ1株:20ドル、25万ドル 12500倍 (円換算:50万倍)------------------------------------------------米飲料大手コカ・コーラは2020年を最終年度とする 長期経営計画を発表した。市場拡大が見込める新興国を中心に、今後12年間で最大370億 ドルを投資する。系列のボトラー(瓶詰め会社)を通じた世界での売上高は、現在の 約2倍にあたる2000億ドル(約17兆8000億円)への拡大を目指す。 20年までの投資額は08年までの12年間(130億ドル)に比べ最大3倍弱の320億~370億 ドルを計画。今後3~5年をメドにブラジルに60億ドル、メキシコに50億ドル、中国に 20億ドル、ロシアに10億ドルを投じる。http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20091117AT1D1703317112009.html--------------------------------------------------------2016年のブラジルオリンピックに重点を置いているように見える。ブラジルに60億ドル、メキシコに50億ドル、、、2020年に人口のボーナス指数が高いのはブラジル、メキシコ、インドネシア、トルコこのうち投資安全度がBと高いのはブラジル、メキシコになる。http://livedoor.2.blogimg.jp/rau2rau2/imgs/1/c/1c397424.jpg2010年に人口のボーナスがピークを迎える中国、ロシアはすこしだけ投資。彼らの発想はこんな感じではないだろうか?中国ではただコーラの影響もあるかもしれないが閑古鳥が鳴く中で人気のパビリオンになっているようだ。http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0506&f=national_0506_052.shtmlコーラと同じような銘柄としてはPGがあるのだがhttp://seekingalpha.com/article/159095-procter-gamble-good-for-buy-and-hold-investorsインサイダーは長期に売り越している。インサイダーの売りはほかの銘柄と比べてゆっくりだというが、、、KOはどうか調べていない、、、、ふーむhttp://www.dailyfinance.com/company/the-procter-and-gamble-company/pg/nys/insider-trendsただこの1年のインサイダートレンドはPGはポジティブであり、KOはニュートラルのようだ。
Jun 20, 2010
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関岡正弘さんの本から元代の中国へやってきたマルコ・ポーロは、当時の中国人たちが、紙切れでなんでも欲しいものを買っているのを見た時の驚きを、「東方見聞録」に書き残しています。当時は、ヨ-ロッパや、マルコ・ポーロが通ってきた中東では、ペ-パ-・マネ-は使われていなかったのです。http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/25962973.html関岡正弘さん、この人すごい人ですね特に注目した言葉は以下ですーーーーーーーーーーーーーー私が、「マネ-文明の経済学」としてまとめた歴史研究によれば、経済が発展した結果としてマネ-が蓄積されるわけではありません。逆なのです。なんらかの理由でマネ-が流入した地域で経済興隆が起きるのです。理論ではなく歴史的事実です。その息子さんの英之さんもhttp://www.kit.hi-ho.ne.jp/msatou/05-05/050508morita.htm関岡英之氏の偉大な発見 「年次改革要望書」 森田実 (2005.5.8)
Jun 20, 2010
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結論を言えばthinkpad x201かpanasonicのlets noteの満足度が高いそしてmacはとても満足度が高い(持ち運ぶには少々重いのにねえ)thinkpad x201ではキーボードlets noteでは堅牢性とバッテリの圧倒的な持続時間に軍配が上がる。。http://www.the-hikaku.com/pc/new/hikaku-note4.htmlhttp://asciimw.jp/info/release/pdf/20081209.pdfこれをみると圧倒的に満足度が高いのはmacになる。http://www.gfkjpn.co.jp/news/update/documents/2007shimohanki_lank_080528.pdfノートブックの故障率はこちらhttp://plaza.rakuten.co.jp/ossanpower/diary/201006060000/いろいろ考えて子どものはmacを3年使ったので、次はlets noteにした。私のはlenovo note 2台にした。
Jun 19, 2010
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以前も書いたが、これをちゃんとまとめてみた。1920年と2010年の比較100円:40ドル、1ドル 40倍ゴールド:20ドル、1200ドル 60倍 ゴールド1g:1.36円、3500円 (円換算:2400倍)ダウ平均:100ドル、10000ドル 100倍米国の人口は8000万人から28000万人と人口のボーナス(4倍)があった。そう考えるとゴールドの60倍と比較して、ダウ平均の100倍はあまり率のよい投資ではないように思うのだが。ほんとにETFがよいんだろうか?コカコーラ1株の長期的な経過が、コカコーラ本社のホームページに存在する。http://ir.thecoca-colacompany.com/phoenix.zhtml?c=94566&p=irol-stocksplitコカコーラ1株:20ドル、25万ドル 12500倍 (円換算:50万倍)配当再投資cola1株:20ドル、700万ドル 35万倍 (円換算:1400万倍)東大授業料年額:20ドル(50円)、5000ドル(50万円) 250倍 (円換算:1万倍)日本大卒初任給:20ドル(50円)、2500ドル(25万円) 125倍 (円換算:5000倍)子孫に残す、家宝はコーラ一株にしておけば、よいんだね。
Jun 19, 2010
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1967年以降に買い続けた人は2009年までにみんな損をしている。ではそのころの日経平均PERは、、、、、そのころはおおむね10倍くらいが底でした。でもソニーなんかはROAが100を超えていた時代だと思います。信じられないですよねえ、その高さチャートは株式18番さまからの引用です。
Jun 18, 2010
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20世紀の経済、金融覇権国家は米国と日本(ドイツも?)シラー博士の10年PERでの底はPER10倍以下。今月は19.99倍、2009年3月は12倍台まで下がった。日米に関しては、投資時期を少なくとも14倍以下まで待つ。それでも結果が出るまで15年待ち
Jun 18, 2010
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レトロスペクティブに景気の底とされている2009年3月の記事ーーーーーーーー全ての日本人が大学を卒業する23歳から、毎月一定額を 日経平均株価に投資し続けるとする。・この場合、現在65歳以下の人は全て含み損を抱えることになる。・含み益がもっとも大きいのは、現在83歳になる人で 総投資額の6.27倍の資産を築けたことになる。・一方で現在40歳から51歳までの人は最も投資効率が悪く、 総投資額の半分を失ったことになる、もっとも悲惨なのは 現在46歳になる人、大卒の23歳からずっと積み立てても、 現在の資産は総投資額の0.44倍にすぎない。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー65歳ということは1967年から2009年まで42年間積み立て投資をしていてもマイナスということ。23年積み立てた46歳の人は0.44倍に人間の一生は短いもので、これでは制御不能ですね。やはりまんぜんとしてメリハリないものは安全とはいえないですねえ
Jun 18, 2010
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何でバフェットは売ったんだろう?これから消費不況が続くと見てるんだろうか?http://ja.wikipedia.org/wiki/BNSF%E9%89%84%E9%81%93このインフラにPG以上の価値を見出している。PERは彼が考える妥当な域に2009年は入っていた。配当は順調に増えている。あとは2011年のドル安を待つだけだ
Jun 17, 2010
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ノートブックの故障率http://www.squaretrade.com/htm/pdf/SquareTrade_laptop_reliability_1109.pdfこれによると購入後3年以内のノートPCの故障率1位・HP(ヒューレット・パッカード)(米国)―25.6%2位・ゲートウェイ(米国)―23.5%3位・エイサー(台湾)―23.3%4位・レノボ(中国)―21.5%5位・デル(米国)―18.3%6位・アップル(米国)―17.4%7位・ソニー(日本)―16.8%8位・東芝(日本)―15.7%9位・アスース(台湾)―15.6%ソニーは壊れやすく、確か東芝はかつて最も壊れにくいとされていたが大きな差がなくなっているようだ。米国のデータなので、あまり売れていないNECや富士通やパナソニックは対象に入ってないかもしれない。しかし、こちらのデジカメではパナソニックが圧倒的に壊れにくいこれをノートブックに当てはめるとレッツノートがよいのかもしれない。ところでASUShttp://kakaku.com/pc/note-pc/ma_10/s2=2048-4096/s5=12-14/これは結構安い、パナソニック1台なら、ASUS2台というのも選択となるかも
Jun 6, 2010
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バフェットはPGを一部売っているし、KFTもJNJも減らしているようだがPGなんてのは、56年間増配中だ。1981年までのインフレは半端じゃないのだが、それよりずっといぜんの1954年から増配というのはすごいのだがはてなあ、ほんとにバーリントン買うために手放しているんだろうか?表は連続増配銘柄。彼のこれまでのやり方では、PER14以下で買う。ただし利益がおおむね右肩上がりであれば、、、
Jun 2, 2010
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厚生労働省の調査より、まとめるとhttp://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/NewList.do?tid=000001011429 弁護士が低いのは年齢が平均36歳だから?公認会計士よりも高くないんだろうか?それにしても不動産鑑定士もたいして高くないんだろうか?文系のほうはさっぱり判らない。医師の給料も低すぎるとおもう。これは、私の場合で考えると、20年以上前の30歳そこそこ給料と同じレベルだ統計がおかしいのだろうか?
Jun 1, 2010
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