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朝になり、末娘が布団の中から私を呼ぶので、言ってみると眠そうな目をこすりながら、「お母さんブーリンの夢を見た。」と言うのです。実は私もブーリンの夢を見ていたので、この偶然の一致に少々驚きながら、「どんな夢?」と聞き返すと、「あのね・・・ブーリンがね、病院のテーブルの上にいるの。それでね、おかまになっててね。それでね・・・ブーリンにね、どこに行ってたの?って聞いたらね・・・お母さんに会いに行ってたって言ったの。それでね、一緒に帰ったの。」これを聞いて実はほっとしたんです。なぜなら、私の夢は草むらの中をブーリンを呼びながら捜していると、不意に横たわっているブーリンが視界に飛び込んで来て・・・抱き上げるとなんだかお煎餅のように硬くって・・・。上の娘に必死でブーリンが!・・・ブーリンが!と叫んでる夢だったんですから。こんなに帰ってこないなんて何かあったに違いない!という潜在意識をもって物事を考えるか、末娘のようにただただ帰ってくると信じて、純粋に待ちこがれているかで、見る夢もこんなに変わるのだな・・・と反省させられた次第。それから、帰ってくることを信じて、みんなで捜索、聞き込み調査をはじめたんです。しかし、決め手になる情報はこの日も全く得られないまま、日が暮れていきました。お願いだから・・・帰ってきてよ~!ブ~リ~ン!
2001.08.31
もうあれから2年が経ちました。ブーリンは少しだけ右足が成長不良ではありますが、とっっても元気にやってます。今ではあぶばぶ一座の座長を勤めるほど立派に成長しました。 1999年8月30日。足の手術で入院していた上の娘が退院する日。私も娘も久しぶりに下の娘とブーリンとゆっくり夜を過ごすのを、とっても楽しみにしておりました。下の娘も寂しい日々に文句一つ言うことなく私たちを首を長くして待ってくれていました。待っていたのは末娘だけではなかったようです。ブーリンも寂しかったのでしょう。その日に彼は道路の真ん中で私たちの乗った車が帰ってくるのを待っていてくれた様なんです。 家にやっとたどり着き、みんなでほっとしてやっぱり家が一番だね・・・。なんて話しておりました。ただ、若干一名誰かが足りない。そう!ブーリンの姿が見えません。みんなあちこち捜したけれど見あたらない。鉄砲玉のブーリンのやつ!また遠出をきめこんでほっつき歩いてるな?!くらいで気にも止めていませんでした。本気で心配し始めたのは、当日の夜。呼んでも叫んでも彼は帰ってこなかったんです。夕方5時過ぎには必ずお腹をすかせて帰ってきていたブーリンが12時を過ぎても帰ってこない。いつでも帰ってこれるように窓をすこーしだけ開けて、その日は眠りにつきました。
2001.08.30
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