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2020.04.12
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​韓鶴子総裁御言選集 - 目次​

​韓鶴子総裁御言選集 1​
 真の父母様を中心とした一つの世界
  第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯
  第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略
  第3部 伝統の伝承と相続
  第4部 世界平和実現の課題
  第5部 二世教育と未来の人材の養成
  第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル
  第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任







第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯


4. 韓鶴子総裁の生涯と独り娘の摂理

聖誕と家系

私は1943年陰暦1月6日早朝4時30分、平安南道安州郡安州邑信義里26番地に生まれました。私が生まれる時、母方の祖父(洪唯一先生)が今何時か見ておきなさいとおっしゃったので、正確な時間が分かっているのです。

そして、私が生まれる時、父(韓承運先生)が、懐妊を予兆する夢というよりは夢のみ告げ、幻想を御覧になったといいます。青々とした松林がとても鬱蒼と茂る中に、澄んだ美しい日射しが射し込むとともに、2羽の鶴が和動する姿が見えたそうです。それで名前を「鶴子」とつけてくれたのです。

私の村はまったくの田舎ではありませんでした。家の後ろには野山があって、小川が流れる、とても和やかで温かい感じを与える所でした。あたかもめんどりがひよこを抱くようにです。裏庭には家族が食べるために栽培していたとうもろこし畑がありましたが、そのとうもろこしがとても大きかったことを思い出します。

お父様の故郷である定州と私の故郷である安州は、川を一つはさんで向かいにあり、70里(約27.5キロメートル)離れています。1991年12月に定州に行った時、ヘリコプターで安州を通り過ぎましたが、マンション団地が建ち並んでいて、様子がまったく変わっていました。お父様の故郷である定州よりも少し開けた市街地になっていました。

韓氏である父は、新イエス教の篤実な信仰者でした。李龍道牧師と李浩彬牧師のような方々に従って、大母様と共に信仰生活をされました。その二人が結婚して赤ん坊をもつならば、天が大きなことに用いる男の子が生まれると啓示を受けたのですが、女の子が生まれました。

母方の祖父である洪唯一さんは背が高くて美男子でした。初めて私がお父様にお会いした時も、祖父と容貌がそっくりであり、同じ印象を受けたので、馴染みがあり、怖く感じることはありませんでした。またその時代に嫁にハイヒールを買ってあげるほど新式な祖父であったことが思い出されます。母方の祖母である趙元模さんは、小柄できれいな上に勤勉で活動的でした。それほどたくさん学んだわけではありませんが、新女性(19世紀末の開化期に新しい教育を受けた女性)であり、ミシン商会を営んでいました。ミシンを売り、故障したものは修理をすることもありました。(1999.10.21 ウルグアイ、プンタ・デル.・エステ)

私が生まれた時、母(大母様)がワカメ汁と御飯を食べてから、しばらくの間休まれました。すると、真っ黒なサタンが現れて、「この子が生まれたので、私は滅びてしまう。だから私はこの子をなき者にしてやる」と言いました。その時、大母様は激烈に闘って勝利しました。そのため、全身に汗をかいて服がびしよぬれになりました。それを見た母方の祖母が「お前は赤ん坊を生むのに、よほど苦労したんだね」と言うほど、サタンとの激烈な闘争がありました。

どうしてこの話をするのでしょうか。天の摂理は奥深いものです。当時、日本は第二次世界大戦の末期であり、軍事武器をつくるために韓国から鉄類さらには祭器に使った真鍮製の器まですべて供出させて持っていきました。(大母様は)その供出した物がまた玄海灘を渡って、私が生まれた家の庭に続けざまに集まってきている夢を見ました。それは何を意味するのでしょうか。そのように天の摂理は切実でした。生まれたばかりの子を中心として、そのようなことが起きるとは、天はどれほど切実だったのでしょうか。(2013.10.20、日本、長野教会)

再臨メシヤが来臨する国に韓国が選ばれるにあたっては背景がありました。400年前、定州に趙漢俊という人が住んでいました。彼の村は富裕な村でした。当時の韓国は中国の影響下にありました。毎年中国に朝貢を捧げなければならず、中国の使臣が韓国に出入りしていたのですが、定州を流れる撻來江では氾濫が頻繁に起こりました。そのため、中国の使臣の通行に支障がありました。

しかし、国の国庫では解決できなかったので、国のためにその川に橋を架けられる篤志家を探しました。その時、趙漢俊という人が私財をはたいて石橋を架けたのです。石橋を架けることは容易ではなかったはずですが、橋の下を船が通れるほど大きく造ったそうです。そのように石橋ができあがったあとに、銅銭三文が残りました。当時としては、わらじを買うほどのお金でしかなかったようで、それでわらじを買ったそうです。

そうして、翌日に橋の竣工式があるので眠りに就くと、「漢俊よ、漢俊よ!お前の精誠が天に届いた。ゆえに、お前の家門を通して、天子を送ろうとしたが、銅銭三文が引っ掛かった。だから、天子の代わりに天女を送ろう!」という天の声が聞こえたのです。夢から覚めて起きてみると、突然どこからともなく川辺になかった弥勒がすっくと立っていました。その弥勒はとても霊験あらたかなので、みな馬に乗ったまま、その前を素通りすることができませんでした。馬から降りて敬拝をしてから行かなければならなかったそうです。

ところが趙家の娘たちに問題が生じました。弥勒のお腹のように、結婚していない娘たちの腰が太くなり、お腹がふくらんでいるので、妊娠したものと誤解され、結婚するのに支障をきたしました。そこで趙家の一族で会議を開き、「あの弥勒のせいで我々一族の娘たちが嫁に行けないので、弥勒のお腹を削り取ってしまおう」と言ってお腹を削り取ったそうです。すると石から血が出てきたというのです。それで悔い改めて、再び石灰を塗り、お腹を元どおりにしました。ところが歳月が過ぎ、風化作用によって穴があき、ハチが出たり入ったりするようになりました。お父様が幼い頃にその弥勒の所に行って遊ばれたそうです。伝説ではなぐ史実なのです。今でもその弥勒はあると聞いています。

なぜ私がこのような話をするのかというと、天のために精誠を尽くして忠誠を捧げたことは天がすべて受け取ってくださるということをお伝えしたかったからです。私の母方の祖母である趙元模さんと洪順愛大母様、そして私の3代が一人娘です。宇宙の母になる方は3代が一人娘でなければならないというお父様のみ言もあります。このような環境を天はある時期をもって準備してこられたのです。天はアダムとエバを創造する前に天地を創造されました。まず環境を創造してくださいました。復帰摂理の歴史も同じです。ある日突然、再臨のメシヤだけが来て、宇宙の母が現れるのではありません。長い摂理歴史をかけてサタンの条件を抜け出すことのできる蕩減条件を立ててきた道でした。(2014.6.22、天正宫博物館)

韓鶴子総裁と神霊教団

2000年前、イエス様がイスラエルの地にお生まれになるまで、天はその民族をして、イエス様を迎え、天の家庭を成し、一つとなった国家をつくり、世界に出ていけるようにするために、あらかじめ準備をさせました。しかし、その時、準備されて責任を負った人物たちが、天の深いみ旨や事情よりも現実問題に汲々としてイエス様のことを正しく認識できず,ついには十字架に釘付けにしてしまったのです。

そうして、イエス様の復活以降、2000年を経てきたキリスト教文化を中心として、新たに来られる主を迎えるための新婦に関するすべての準備ができるように、天は無知なる人間たちを悟らせながら役事してこられました。天は韓国を選民の国として選び、韓国キリスト教の歴史が浅いにもかかわらず、韓鶴子総裁と洪順愛女史…解放(終戦)前後を通して、新しぃ主を迎えるための内的な準備をする団体を立てられました。

平安北道の鐵山を基点として、エバの使命を蕩減復帰した金聖道おばあさんが主軸となる聖主教団がありました。その聖主教団の金聖道おばあさんが亡くなると、聖主教団の平壌教会の責任者だった許浩彬氏夫妻がその後を継いで腹中教をつくったのですが、天はその許浩彬氏夫妻を通して内的にいかに再臨主に侍るべきかを直接教えてくれました。

北側(北朝鮮の地)では共産党が勢力を伸ばす中で、宗教に対する激しい弾圧がありました。許浩彬氏も1946年8月に平壌の大同保安暑に入ることになるのですが、「監獄で再臨主に会う」という啓示がありました。その時、お父様も平壌で伝道なさる中で監獄に入ることになったのです。その監獄の中で許浩彬氏の一番弟子である黄元信氏を通して、お父様がその事実をお聞きになり、許浩彬氏に手紙を送ったのですが、その途中で看守に見つかり、お父様は拷問を受けられ、歯まで折れる受難に遭われたのです。

その頃は、私が南に下りる少し前でしたが、許浩彬氏の母親が啓示を受けて、私を呼びました。私が6歳(数え)の頃でした。許浩裕氏の集団は、聖主教に続いて再臨主のための新婦の使命を帯びていた団体ですが、その名目のもとで私に祝祷をしてくれたのです。「将来大きな使命を果たす人である」という祈祷を受けました。白いチマチョゴリを着たおばあさんが私一人を呼んで、「天の啓示があった」と言いながら祝福をしてくれたことを今でも鮮明に覚えています。(1999.10.21、ウルグアイ、プンタ・デル・エステ)

お父様の説教のみ言を聞いた人々は、真の父母様をこの地にお迎えするにあたって、何か天的であり摂理的である特別な事件が、誰にも知られることなく内的に起きているということを認識したことでしょう。当時韓国には、「聖書とイエス様を信じさえすれば天国に行くことができる」ということを単純に、また盲目的に信じていたキリスト教団とは異なる霊的な集団がたくさんありました。その集団は再臨主をお迎えする道を準備して、主の新婦を探し出すために神様から啓示を受けることを唯一の目的としていました。

このようなことは、私が生まれる前後の宗教面の情況でしたが、私はある特別で霊的な家庭に生まれ育ちながら、いつも神様との霊的な交わりを通して、主の再臨と新時代、そして主が再臨する日には何が明らかになるのかについて啓示を受けていました。きょう私が当時の出来事を考えて悲感に浸るのは、私の母が属していた集団が、とうてい言葉では言い尽くすことのできない、実に信じられないほどの耐え難い苦難を通過した日々が思い出されたからです。

その集団の人たちは、いつも裨様の啓示を受けて過ごしました。そして、蕩減路程を通して、主の道を平らにするために実に信じ難い苦難の道を通過しなければならなかったのです。彼らの中でたくさんの人たちが、あまりにも不運な事情の中で過ごさなければならず、ある人は監獄で死んでいきました。彼らは神様から選ばれ、召命を受けた者として、献身的に神様に侍り、いつかはメシヤに会うという希望をもって、すべての苦難を克服しました。

彼らは再臨主を迎えるためにすベてのものを準備しました。例えば、さじから衣服に至るまで一切を準備したのです。神様が詳しく明かされた啓示に従って準備しました。霊能者たちは、再臨主が着ることになる服のサイズまで分かるほどに非常に詳しい霊的な交感を通して啓示を受けていました。そのようにして主の日を待っていた彼らは、不運にもその日を迎えられずに一人ずつ亡くなっていきました。

その使命が3代にわたって引き継がれましたが、その啓示の最後の頂点に私が生まれました。私が生まれた時、神様がその息子を地上に送るための計画を明らかにされた啓示を受けた最後の霊能者がいました。私が6歳(数え)の時、その女性霊能者の母親が私について、「この方こそ天の新婦になられるだろう」と預言しました。その女性霊能者の母親が、当時6歳だった幼い少女が天の新婦となる運命をもって生まれた、という啓示を受けたのです。(1977.5.3、ベルべデイア修練所)

韓民族と独り娘の摂理

アブラハムの信仰が、天をして、イスラエルという国に独り子を送らせたのです。堕落した人類にとってどれほど大きな祝福であったか分かりません。ところが、その時代の人々は、独り子を受け入れたでしょうか。そのように待ちに待った独り子をイスラエル民族とユダヤ教は十字架にかけて亡くならせたのです。

そうしてイエス様は亡くなりながら、「再び来る」と言いました。アダムとエパが堕落して以来、初めて愛し得る独り子を失うことになった天の父母様の心情はどうであったか考えてみてください。メシヤを送り、無知な人類を教育して抱こうとされたのですが、その時、神様の心情はどうであったかを想像してみてください。

しかし、摂理歴史を止めるわけにはいきませんでした。天は独り子だけで摂理歴史を進めることができません。ですから、6000年の摂理歴史は、独り子を立て、その後に独り娘を探し求めてこられた歴史です。イエス様の当時においても、その実を結ぶことができませんでした。キリスト教の歴史は新婦を探し求めてきた歴史であるというのです。独り娘を探し求めてきた歴史なのです。(20146.22、天正宮博物館)

イスラエル民族の歴史を見ると、天は4000年の間この民族を育てながら待ってこられました。国家の基準が立てられた時、イエス様を送ってくださいました。イスラエル民族は、イエス様と一つになって独り娘を探し立てなければなりませんでした。そうしてイエス様が結婚するようになれば、ローマ帝国を消化できるようになっていました。そのように長い間準備されてきたイスラエル民族は、責任を果たせなかったので途方もない蕩減を受けました。天に選ばれた民族が失敗すれば、天は二度とその民族を使いません。聖書の歴史を見ると、そうなっています。

それゆえに、神様は、独り娘の基盤となり得る国を探さなければなりませんでした。なぜ韓国だったのでしょうか。韓国の歴史には、高句麗と高麗がありました。高麗が滅び、新たに国を建てる時、(かつて)古朝鮮という国があったことから、名前を「朝鮮」としたのです。それならば、解放(終戦)とともに、国の名前をなぜ「韓国」としたのか考えたことがありますか。この国は天の摂理の中でできたというのが結論です。独り子と独り娘が誕生した国だからです。

紀元前に東夷族である韓氏王朝がありました。『詩経』に出てくる内容です。「韓国」という名前は三韓を起源としたのではなく、さらにさかのぼって韓氏王朝が起源だったのです。最も正しく善良な王国の基盤から天が摂理歴史を繰り広げたという話です。それゆえ、この民族は天の父母様の願い、真の父母様の願いをかなえてさしあげる民族にならなければなりません。そのような国にならなければなりません。皆さんが中心に立ってその仕事をしなければなりません。(2016.2.24、天正宫博物館)

独り子イエス・キリストが来られた目的は、真の父母になって人類を救い、神様の夢をかなえてさしあげることでした。そのような立場でしたが、そこに協力して手助けすべきマリヤが責任を果たせませんでした。それゆえ、イエス様は十字架上で亡くなり、「再び来る」、「再び来るときは小羊の婚宴をする」と言いました。キリスト教の2000年の歴史は、独り娘を探し求めてきた摂理歴史です。

天は紀元前から東夷族の韓氏王朝を立てて、善の版図を広めてきました。それが大韓民国に結実しました。この国の歴史を見ると、高句麗があり、高麗があり、高麗が減んだ後に、古朝鮮の名前を取った朝鮮がありました。第二次世界大戦が終わって韓国が南北に分かれました。南側に建てられた国の名前が韓国、大韓民国です。これは人間の力によって起きた出来事とは考えることができません。天が共にあったという証拠です。ですから、独り娘になられる方は韓氏の姓をもった人でなければならないということです。

私はサタン世界と関係のない独り娘として誕生しましたが、幼い時から神様を父と信じて育ちました。2000年前、メシヤのために準備された環境圏は、マリヤが責任を果たせなかったことによって、すべてなくなりました。しかし、独り娘を誕生させた背後には大母様がいました。堕落した世界を救うためには、独り娘の基盤、環境圏が重要ですが、そこで中心的な役割をされた方が大母様でした。2000年前のイエス様の時は失敗しましたが、6000年にして誕生した独り娘の基盤は生きたのです。(2016.5.6、清心国際青少年修錬院)

天は独り娘の基盤を探し求める摂理歴史を始めました。今から2500年以上前に東洋では釈迦や孔子のような人たちが現われて、人類が天に近づいていくことのできる道へと導きました。天が彼らにそのことを承諾したのです。天は無知な人類を何としてでも悟らせて、摂理歴史を完成させなければなりません。

人類文明史を見ると、イタリア半島から始まったキリスト教は、大陸と島国を経ながら全世界中に伝播しました。

ところで天は、東夷族の韓氏王国という善良な民族を立てました。天が今一度選民として探し立てた民族でした。その民族は争うことを嫌いました。それゆえに、中国から韓半島まで下りてきたのです。そのような摂理歴史は韓国史においても証明できます。高句麗は1000年続く中で文化が発達した国でした。髙句麗を引き継いだ国が高麗でした。高句麗の輝かしい文化を受け入れて、高麗という名前を付けました。また朝鮮は、古朝鮮の名前を取って、朝鮮としました。

1945年の解放(終戦)とともに、南北が民主と共産に分かれましたが、南側の国の名前は大韓民国、韓国でした。誰がその名前を付けたのでしょうか。真実が明らかにされるべき時です。天がイスラエル民族を4000年間も育ててきたように、独り娘を出現させるために韓民族を育ててきたのです。(2016.10.4、天正宮博物館)

独り娘を送るための家庭的基台

元殿に趙元模おばあさんのお墓があります。お母様の母方の祖母にあたる方です。天はずっと以前に韓半島を中心として再臨のメシヤを送るための準備をされました。韓国のキリスト教の歴史は浅いですが、その歴史の中に、雲に乗って再臨するメシヤを待望するキリスト教徒とは異なり、肉身をもって再臨するメシヤを待望しながら準備した神霊教団がありました。

お父様は、宇宙の母となる存在は、3代が一人娘の家でなければならないとおっしやいました。趙おばあさんは私の母方の祖母ですが、一人娘でした。大母様も一人娘、私も一人娘です。またさらに奥妙なことは何でしょうか。私が初めてお父様にお会いした時、「名前は何というのか」とお聞きになるので、名前を申し上げました。すると、お父様は突然、大韓民国に私(韓鶴子・真のお母様)が誕生したことを天の前に感謝申し上げると目を閉じておっしゃいました。1960年、聖婚する時、趙おばあさんは、私が誰と結婚するかということを知っていました。(2013.11.21、龍平リゾート)

人類の願いは真の父母に会うことです。2000年前、イエス様が十字架上で亡くなりましたが、独り子の立場は残っていました。しかし、独り娘の出現はありませんでした。責任を果たせなかったイスラエルの国を、再び取り上げてお使いになることはできません。サタンの讒訴条件になり得るからです。天は独り娘の基盤を築くために、新たな民族を選択せざるを得なかったのですが、それが韓民族です。大韓民国を通して、キリスト教2000年の歴史の間、準備してきた独り娘を探さなければなりません。「再び来る」という再臨メシヤの前に独り娘がいなければならないのです。その独り娘が1943年に生まれたお母様です。

独り娘はキリスト教の基盤の上に誕生しなければなりません。摂理歴史がそのように流れてきたのですが、再臨メシヤを迎えるための準備に精誠を尽くした教団で中心的な役割をした方が大母様でした。独り娘をしっかりと保護し、育て、「小羊の婚宴」をして、真の父母になることができるように精誠を尽くしました。また、祝福家庭や食口たちの前では、どのように真の父母様に侍るべきかという模範的な生活をしました。だからこそ、霊界に行っても、真の父母様の代身者としての役割をすることができたのです。名前が大母です。堕落した人類にとって絶対的に必要な方が大母様です。

そのような点で、皆さんはとても幸せなのです。2000年前、イエス様の時代にはそのような環境がありませんでした。守って保護してくれるような垣根がありませんでした。しかし、大母様は清平役事において、真の父母様と一心・一体・一念・一和の立場で絶対信仰・絶対愛・絶対服従の信仰を見せてくださった方です。誰も想像できず、考えることができないことをしたのです。大母様は霊界にいらっしゃいましたが、真のお父様の聖和においても準備する期間がありました。これは誰もができることではありません。(2016.5.8、天正宮博物館)

大母様は一生の間、再臨メシヤを実体的に探し出し、侍る生活をしながら、その環境を開いてさしあげた方です。皆さんを復活させる摂理の役事をなさった方です。歴史的に独り娘の家門を守って、独り娘を出産された方です。

大母様の役事は誰もができることではありません。再臨メシヤのために実体的に準備した方です。それゆえ、大母様はいかなる人とも比べものになりません。霊人体が地上に役事することは容易ではないといいます。皆さんも想像できない努力が必要だったのです。

乳母と実の母とはどのような点が違うのでしょうか。血統が違うということと、心情が違うということは誰もが言える事実です。ところが、私はこのように言いたいです。乳母は公的な人です。自分が引き受けたことに私的な感情があり得ません。大母様が私を抱いた時、天が「あなたは乳母である」と命じました。大母様は絶対信仰を見せられた方です。大母様は一生の間、私心がありませんでした。誰よりも摂理歴史、再臨メシヤ、真の父母様の位相をよく知っていた方です。(2014.10.27、天正宮博物館)

お父様は16歳(数え)の時、イエス様から使命を引き継ぎました。アダムとエバに成長過程があったように、お父様も、責任を受け継いでから、すべきことがありました。再臨メシヤとして出発するにあたって蕩減を経ていかざるを得ませんでした。結局は北朝鮮の地で監獄に行かれるようになりました。しかし、天は監獄ですべてが終わってしまうような状況を放っておくわけにはいきませんでした。お父様を守らなければなりませんでした。それゆえ、国連軍によって(解放され、韓国の地に)南下するようになったのです。

そうして釜山でお父様は独り子としてみ言を完成させなければなりませんでした。それが独り子としての責任でしたが、その責任を果たされた後に信徒たちを探し求められました。そのような基盤において1960年、独り娘に出会って真の父母の位置に歩み出られるようになったのです。

2000年のキリスト教の歴史は、独り娘を探し求めてこられた摂理歴史です。聖書には、「人の子に対して言い逆らう者は、ゆるされるであろう。しかし、聖霊に対して言い逆らう者は、この世でも、きたるべき世でも、ゆるされることはない」(マタイI2:32)とあります。最後ということです。天の父母様の摂理歴史の中で最後に復帰すべき独り娘だからです。その独り娘によって新たな摂理歴史が出発しているのです。(2016.10.4, 天正宮博物館)




一休さんのような機知(トンチ)ではありません。

奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵

世界平和を願う 奇知の外の凡人 が徒然なるがままに書く日記です。
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Last updated  2020.04.12 08:16:53
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