2015.03.16
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カテゴリ: 街ネタ
先日、銀座の楽器店に用事があったので、本当に久しぶりに東京メトロ銀座線にのるべく表参道駅でぽーっと電車を待っていた。
すると隣に帽子・スーツ・靴すべて白、顔・手・髪など出ているところすべてが白の若い男性数人がいたのだ。
何この人たち!と思わず失礼ながらしげしげと眺めてしまいました。
周りではスマホで写真を撮っている人ちらほら。
私も撮りたかったのですが、なにしろ至近距離なのだ。寄る年波で相当恥も外聞もなくなりましたが、2、30センチくらいしか離れていない人にカメラを向ける勇気は残念ながらありません。

その後、電車がホームに入ってきたら、ぎゅうぎゅうではありませんが、普通に混んでいて、白い人たちと仲良く?並んで吊革につかまっていたのでした。

用事を済ませた後しばらくしてから、ダメもとで「白い人・銀座線・表参道」検索してみる。
ひっかかりましたわ、コレで。
「東京Hack」というパフォーマーでした。 ここ

以前住んでいたところの生活圏である三軒茶屋で毎年秋に三茶de大道芸というイベントが開かれていまして、そのとき仮装行列のような人たちが、街中に溢れていて大変賑やかだったのですが、全身白塗りは見たことありませんでした。

大昔、寺山修司さんが「閉ざされたドア、閉ざされた心をノックする。あなたの平穏無事とは何なのか」という凡人にはよくわからないコンセプトで市外劇「ノック」というイベントをしたことがあるそうです。
中央線・阿佐ヶ谷中心に、いきなり包帯を巻いたミイラ男みたいなひとが、民家をピンポンしたり、曲がり角から黒マントの怪人ふう男が顔を出したりと、度胆を抜かれた住民が警察に電話をかけまくって、すぐ打ち切りになったそうです。私は後で聞いたのですが、いい年こいた大人がなにやっているんだかと呆れた記憶があります。

話は戻りますが、表参道から銀座まで、東京Hackさんと並んで銀座線に乗っていたワケですが、びっくりしたのは明らかにフツーでない白い人が乗った電車がホームに滑り込んでいても、ホームで待っている人たちは全く見ようとしていない―というか、スマホの画面から目を離そうとしないのだ。

TVの健康番組で、スマホによるストレートネックが近い将来国民病になるという話をしていましたが、どうも予言?は当たりそうですね。
現代人はスマホというツールで、ちょっとやそっとじゃ閉ざされた心はノックされないようですね。





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最終更新日  2015.03.16 22:05:29
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