2020.11.16
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カテゴリ: バレエ


アルツハイマーを発症して介護施設にいる老女を、音楽療法の専門家が訪ね、音楽を聴かせると、少しずつ老女の手か小刻みに動き出す。それはやがて繊細な動きとなっていく。
老女は元バレリーナで、音楽はチャイコフスキーの白鳥の湖でした。
なんと踊ったには50年ぶりだそうだ、それでも体は忘れないのですね。
クライマックスに近づくと首筋はキリッと伸び、表情はあくまできびしい。プロフェッショナルとしての矜持がひしひしと伝わってきます。このかたはこの動画がのあとしばらくして亡くなったそうです。
ずっと大切に仕舞われた記憶が音楽を呼び水として鮮やかに甦ったのですね。
年のせいなのか、このご時世なのかわかりませんが、目頭が熱くなりました。
音楽の力を改めて感じた次第であります。





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最終更新日  2020.11.16 22:26:55
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