春と言えば、昭和生まれは♪春の小川はさらさら行くよ♪
なんて歌を思い出します。
なんと小田急線代々木八幡駅そばの線路脇に歌碑がありました。
以前ブラタモリで渋谷特集をしていてほぼ暗渠となった渋谷川の源流を辿って、結局、新宿御苑に行きついたというお話でした。
春の小川を作詞したのが、国文学者の高野辰之さんという方で、代々木辺りにお住まいで、故郷の景色に似ているという事で、こちらの方へお嬢さんを連れてお散歩に来られたそうです。
ちなみに渋谷川の支川の河骨川というところだったそうです。
春の小川なんて風光明媚な地方のことだと思っていましたが、都会だったのですね。
どうしても向きが横を向いて、拝借した画像です。
華麗な変身を遂げたといえば、渋谷川。
昔は本当大きなどぶ川でしたよ。
近くに場外馬券売り場あったとかで、赤鉛筆耳に挟んだオッサンとかいましたものね。
これは相当昔の画像ですが、さもありなんという感じです。
しかし今は再開発とやらで激変しました。
なんだこりゃああ!!
実は先日川沿いを少し歩いたのですが、まだまだ昔のやさぐれた景色がほんの少し残っていて、何とも言えないテイストでしたね。
結構桜が植えてあるようですから、これからの季節そぞろ歩きにいいかも!ですね。
クラシック界訃報がまたありました。
イタリアのピアニスト ポリーニさんです。享年82歳だそうです。
この方のショパンの演奏は定評がありますーというかバイブルです。
ショパンコンクールに出られた時、審査員満場一致で優勝だったそうです。
卓越したテクニックですが、決して機械的ではない。品の良さと優雅さを兼ね備え、芸術性豊かな演奏として聴衆をうっとりさせてくれます。
ショパンのノクターンは素敵な曲が多いのですが、8番OP27-2 貴婦人のノクターンと言われるそうです。ポリーニさんが夢の世界へ誘ってくれます。
動画:ショパンノクターンOP27-2 演奏ポリーニ
足踏みしていた春が一気に来ますように。
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