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「福山は何県にあるか知ってる?」と聞かれて、すぐ「広島県」と答えが出る人って、どれくらいの割合でしょうか。恥ずかしながら、僕も社会人になるまでは、中国地方のどこかくらいの認識しかありませんでした。 そんな福山へ日帰り出張があり、ついでに周辺にも足を伸ばしてきました。現在は広島県東部の中核都市である福山は、江戸時代から福山藩の城下町として栄えてきました。 福山藩は1619年(元和5年)の水野勝成の入封に始まり、その後松平氏、阿部氏へと藩主を代えながら、明治維新まで続きました。山陽新幹線に乗られたことのある方なら、岡山と広島の間にある福山駅のすぐ北側に見えるお城に記憶があるかもしれません(福山駅には一部の「のぞみ」もとまります)。 天守閣は米軍大空襲で焼けたため、現在は再建天守です。しかし城内に残る「伏見櫓」=写真左上=は、あの秀吉が晩年を過ごした伏見城から移築されたことが確認されている数少ない建物です。秀吉もこの櫓に足を踏み入れたかもしれないと思うと感慨深い気持ちになります。 現代の福山は、JFEスティール(旧日本鋼管)の企業城下町です。約46万人の福山市の住民のうち、5人に1人は何らかの形でJFEにかかわる仕事をしているとも言われます。 他に有名な地元企業と言えば、福山通運、洋服の青山商事(本社があります)、常石造船、アラヤ商事…等々、結構全国的に知られる会社があります。そんな福山で以前から、一度訪れてみたかった場所がありました。 鞆の浦(とものうら)。JR福山駅から南(海の方)へバスで30分ほど揺られると、江戸時代にタイムスリップしたような港町に着きます。潮の香りにつつまれ、カモメが飛び交う、この風光明媚な景勝地が鞆の浦(鞆港とも言います)=写真右上。 鞆の浦は、江戸時代の港湾施設(階段状の船着き場や常夜灯など)と町並みがほぼ一体で残っている、日本でも数少ない貴重なエリアです。 万葉集でも「吾妹子が見し鞆の浦のむろ木は常世にあれど見し人ぞなき」と歌われたように、古くから大陸交易の船が船出の日和を待つ「潮待ち港」として知られてきました(写真左=時間が止まったような、静かな家並み)。 歴史上での重要な舞台としても何度も登場します。江戸時代には北前船が往来し、李氏朝鮮からの使節団「朝鮮通信使」が江戸幕府への行き来の途中に滞在した迎賓館「対潮楼」という建物も残っています。 また、幕末にはシーボルトも訪れたほか、海援隊の船「いろは丸」が備後沖で紀州藩の船と衝突・沈没し、坂本龍馬が紀州藩との賠償交渉(いわゆる「いろは丸事件」)のため滞在した建物=写真右=など、名所・旧跡が数多く見られます。 そんな鞆の浦地区の家並みには、懐かしい風情に溢れています。町を歩くと、古い造り酒屋が多いことに気がつきます。面白いことに、店先でもっとも目立つ形で売られている商品は日本酒よりも、「保命酒」(ほうめいしゅ)という薬草系のお酒です。 保命酒は16種類の漢方薬を原料につくった養命酒のような酒ですが、養命酒ほど甘くも苦くもありません。ある酒屋さんでロックで試飲させてくれましたが、とてもまろやかで、オロロソ・シェリーに通じる味わいです(写真左=江戸期にできた岸壁の常夜灯)。 どちらかと言えば、食前酒向きのリキュールという雰囲気で、カクテルのベースにも使えそうな、優しいお酒です(実際、保命酒をベースにオリジナル・カクテルをつくったバーテンダーもいます)。ちなみに、この保命酒は幕末、日本へ来航したあのペリー提督をもてなす宴席で供されたという記録も残っています。 せっかくだから、僕は土産に保命酒の小瓶(写真右)を買って帰り、大阪キタの馴染みのバーで早速、広島のあるバーテンダーが創作したという保命酒ベースのカクテル「Whisper Bridge」をつくってもらいました=写真左下。保命酒30ml、ピーチ・リキュール15ml、ライム・ジュース15ml、グレナデン・シロップ少々。とてもバランスのいい中甘口カクテルでした。 話は変わりますが、いま広島県や福山市が、この鞆の浦の湾内の一部を埋め立て、湾をまたぐ道路橋を架ける計画を進めようとしています。地元住民らからは「歴史的な景観の破壊につながる」として、強い反対運動が起きています。僕が訪れた際も、住民たちが反対の署名活動をしていました。 住民たちは昨年9月、広島地裁に国による埋め立て免許交付の仮差し止め申請をしましたが、広島地裁は3月、申し立て自体は却下したものの、景観利益や排水権を主張した住民らの「原告適格」は認める決定をしました。裁判は本訴である「差し止め訴訟」が進行中で、住民らの闘いはさらに続きます。 歴史的景観は一度破壊してしまうともう二度と元には戻せません。住民たちは、架橋案に対して「別ルートにしてトンネルを造った方が安上がりで、景観も守れる」と具体的な代案を示していますが、役人たちはあくまで架橋案にこだわり、税金を無駄遣いしたいようです。 世界遺産に指定されてもおかしくないような場所なのに、官のレベルの低さには嘆かわしくなります(国も地方もレベルの低さは似たようなものなのかもしれません)。反対住民の皆さんの闘いを遠くから支援していきたいと思います。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2008/04/28
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「うらん」が亡くなってブログをお休みしている間に書きためた、これまた古いネタで恐縮です。2月末に久々に東京出張があり、またBAR巡りをしてきました(2カ月後のアップですがご容赦を!)。 1日目は、以前にも紹介したBARが中心でした。1軒1軒書くと長くなるので、訪れた順番にシンプルに店名を紹介します。仕事を終えた後、夜9時過ぎてからのBAR巡りだったので、数はあまりこなせませんでしたが…(笑)。 モルト博士のUさんがマスターをつとめるBar「タリスカー」(銀座)→大阪から進出した「銀座サンボア」(あいにくマスターのSさんは北新地サンボアへ出ていて、帰阪後にお会いしました)→銀座の老舗の1軒Bar「スペリオ」→有楽町の名Bar「キャンベルタウン・ロッホ」の姉妹店Bar「クロンダイク・ハイボール」(新橋)。 2日目。夕方のBAR巡りまでは時間が少しあったので、それまでは買い物(コンフィチュール・エ・プロヴァンスのジャムなど)や映画鑑賞(デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの共演で話題になった「アメリカン・ギャングスター」を観ました。なかなかよく出来た映画で、★4つ!)で時間をつぶしました。 夕方からのBAR巡り。景気付けにまず、馴染みのBar「ロック・フィッシュ」(銀座)へ。マスターのM君は相変わらず飄々として、機嫌がいいのか悪いのか、ようわからん感じ。でも、ハイボールは相変わらず美味しい。 少しアルコールを入れた後、歩いてすぐそばのJR高架下、コリドー街にある「バル・デ・オジャリア」へ(写真上左)。その名から分かる通り、スペイン・バルですが、僕にとっては憧れの一人、日本最高の「ベネンシアドール」(意味が分からない方はすみませーん、お調べください)でもあるNさんが久々に現場に戻って開いたバルです。 この「オジャリア」に行くのが今回の東京出張の最大の目的だったと言っていいかもしれません。マスターのNさんは、僕が大阪キタでよくお邪魔するスペイン・バル「QUINTA」のマスターMさんの親友ということもあって、自己紹介した後、僕と話がはずむには時間はかかりませんでした(写真右上)。 「オジャリア」は、期待通りシェリーも料理も最高のレベルでした。文句なしです。とくに店名にもなっている「オジャ」(スペイン風おじや)はめちゃ旨でした。ブログ仲間のステラビアさんは「野菜オジャ」を味わったそうですが、僕は「シーフードのオジャ」=写真左=をいただきました(ちなみ「おじや」の語源はこのスペイン語の「オジャ」だとか)。 美味しいシェリーと料理をたんのうし、Nさんの著書にサインまでしてもらい満足した僕は、再会を約束して店を後にしました。そして次なる目的のBARへ行くため、メトロで六本木へ移動です。 この夜の2軒目は、六本木から歩いて7~8分の西麻布にある「狼と羊 Bar」(写真右下)。マスターのOさんは以前、僕がお邪魔した同じ西麻布のBar「霞町・嵐」にいらした方です。現在の店に移られてからもこまめに葉書を下さるので、そのうちにぜひ一度訪れたいと思っていたBARでした。 少し迷った末に見つけたBARの入り口には、青い「狼のサイン」。そこから階段で地下1階へ下ります。事前には連絡はしていなかったのですが、Oさんは僕の顔を見るなり、「よく来てくださいました」と歓迎してくれました。 一度聞いたらその名を忘れない新しい店は、場所柄ということもあって、住宅街の中のおしゃれな隠れ家BARという雰囲気。メインの道路からの近いのに、外の喧噪をほとんど感じない落ち着いた空間です。僕はそんな空間を一人占めして、Oさんとの再会を楽しみました。 さて2日目の最後はさらに移動です。どこへと言えば、世田谷の三軒茶屋です。ここに、1日目にお邪魔した「タリスカー」で修業したH君が、独立し開いたBar Cielo(チエロ)=写真左下=があります。 東京の方はよくご存じかもしれませんが、三軒茶屋は庶民的な街で、一歩裏通りに入ると道は結構入りくんでいてややこしいです。案の定、僕は「Cielo」に行くまで何度も道に迷いました。途中何度も店に電話して、道を尋ねました(迷惑をかけてゴメンなさーい!)。 そしてようやくたどり着いた「Cielo」は、元小料理屋さんを改造した店で、以前の内装を活用して、和の雰囲気を生かした素晴らしい空間に生まれ変わっていました。 マスターのH君とは4年ぶりくらいの再会でしたが、西麻布のOさん同様、僕のことをよく覚えていてくれたのに感激しました。僕はH君のつくる美味しいカクテルや酒をいただきながら、この4年間にあった出来事をいろいろと語り合いました。 僕は何よりも、この4年の間のH君の成長ぶりに、正直言って驚きました。少しヒゲをたくわえたH君は以前の初々しい印象とは違って、とてもたくましくて、接客にも落ち着きと自信がにじみ出ていました。移動時間はかかったけれど、三軒茶屋まで足を運んでほんとに良かったと心から思いました。 居心地のいい「Cielo」だったので、気が付けば時刻はメトロの終電近くになっていました。H君とも近い内の再会を約束してお別れしました。バーテンダーとの出会いは一期一会と言いますが、こういう再会もほんとに嬉しいものです。 いつも同じこと書きますが、こういう喜びがあるからBAR巡りはやめらません。「バル・デ・オジャリア」、「狼と羊 Bar」、そして「Cielo」。この夜初めて出合ったBARの未来に幸あれと祈りつつ、この日記を締めたいと思います。【Barタリスカー】東京都中央区銀座7丁目5-12 藤平ビルB1F 電話3571-1753 【銀座サンボア】銀座5丁目4-7 サワモトビルB1F 5568-6155 【Barスペリオ】銀座7丁目7-14 東幸ビル2F3571-6369 【クロンダイク・ハイボール】新橋3丁目16-22 池野6号ビル2F3438-3825 【ロック・フィッシュ】銀座7丁目2-14 第26ポールスタービル2F 5537-6900 【バル・デ・オジャリア】銀座7丁目2 コリドー街1F 5568-8228 【狼と羊 Bar】港区西麻布1-4-23 コア西麻布B1F 3401-6252 【Bar Cielo(チエロ)】世田谷区三宿1-26-9 3413-7729(営業時間、定休日等は各店へお尋ねください)こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2008/04/22
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いささか古い話で恐縮だけれど、大阪キタの名Bar「K」で修業したバーテンダーのK君が、バレンタイン・デーの2月14日、念願の自分の店を開きました。 K君はまだ30代前半ですが、「K」で長年研鑽を積んだ結果、バーテンダー・コンクールで何度か上位入賞を果たしたほか、ソムリエ資格まで取った努力家の一面も持っています。 「K」を辞めた後、しばらく大阪ミナミのBar「O」の店長としてさらに修業を重ね、その後、いくつかの店を経た後、今回の独立に至りました。独立する店の場所については、彼なりにこだわりがあり、キタやミナミであちこち、長い時間をかけて探したそうです。 苦労の甲斐があって、ようやく北新地の一角の路地(横丁)に、素敵な物件を見つかりました。「新地にまだこんな隠れた路地があったのか!」と誰もが驚くような場所でした。 長屋の1軒で、元小料理屋らしき店は、元の店の外観や雰囲気の良さも少し残しつつ、素晴らしい空間に生まれ変わりました。古木を活用したような内装には温かい空気が流れます(写真上左&右)。 K君は、店を「エリクシールK」と名付けました(写真左下=バック・バーにはこんなオールド・ボトルも!)。「エリクシール」(どこかの化粧品会社にそんな商品がありましたね)とは、中世の錬金術から生まれた言葉で、「霊酒」「秘酒」を意味するそうです。 「K」は彼のイニシャルとお世話になったBar「K」にかけているのは言うまでもありません(写真右=元料理屋さんの灯りがBarの灯りに変身!)。 宮崎出身のK君ですが、もうすっかり大阪に溶け込んで、大阪人以上に大阪っぽいバーテンダーの顔になっています。さぁ、これからは晴れて「マスター」です。【Bar ELIXIR・K(エリクシール・ケイ)】大阪市北区堂島1丁目2-9 電話06-6345-7890 午後6時~午前4時(土日祝は ~午前2時) 隔週火休(チャージ料<500~700円?>のほか、別に10%程度のサービス料がかかります)。 【追記】この日記はもともと08年の4月にオープンした際、このBARやマスターに期待を込めて記したものです。しかしその後、いくつかの不可解に思える理由もあって、私自身は09年4月以降、このBARに出入りしておりません。この日記の本文は掲載当時の文章をほぼ生かしていますが、現在のこのBARの状況(料金、接客、サービス等)を反映しているものではありません。その点を十分ご理解いただいたうえで、お読みください。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2008/04/18
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「うらん」の四十九日を終えてもう2週間になりますが、ペットロスに陥っているかもしれないと心配した知人が「新しい猫の心当たりがあるんだけど、飼わないか」という提案をしてくれました。 四十九日を終えた後は、いずれ新しい猫をまた飼おうと思っていたので、その話は願ったり叶ったりでした。「うらん」を忘れることはできないけれど、気持ちは前を向いていかないといけないと思っています。 知人が紹介してくれるという猫は、彼が住む家の近所の公団の団地にいるノラで、その団地のおばあさんがいつもエサをあげていました。 知人夫婦が散歩途中に、そのおばあさんが「近く引っ越すので、私はもう世話ができない。きちんと飼ってくれる人いないかなぁ」と言うのを聞いて、我が家に声をかけてくれました。 次の猫を飼う時も、ペットショップで売っているような血統書付きの猫ではなく、身寄りのない、かわいそうな猫を飼うことに決めていました。 そして、そのおばあさんと知人夫婦が一緒に保護してくれた猫は月曜日(7日)に我が家にやってきました。写真を見てもわかるように、シャムの混じった雑種(♀)で、目はブルー。生後推定9カ月ということです。 でもタヌキかアライグマのような愛嬌たっぷりの顔をしています。一目見て気に入りました。そして、サクラの咲く季節にやって来たこともあって、「はな」と名付けました。 「はな」はよく見ると分かりますが、右の耳の先が少しありません。きっと他の猫とケンカをして噛みちぎられたのかもしれません。でも、そんなことは僕らは気にしません。それも含めて「はな」の魅力だと思っています。 我が家に来て6日経ちました。最初の2日間はとても警戒していた「はな」ですが、もうかなり安心してようで、かなりなついてくれるようになりました。エサもしっかり食べて走り回っています。 どんなペット(猫)と出会うかは、僕は「縁」のようなものだと思っています。だから出会いの「縁」は大切にしようと思っています。亡くなった「うらん」も「かんろ」も「縁」があってこそ出会った猫でした。 「はな」との「縁」もだから運命のようなものと思っています。「縁」を導いてくれた知人夫婦、そしておばあちゃん、そして何よりも我が家にやって来てくれた「はな」に感謝したいと思います。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2008/04/12
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呑み助の貴方、飲んだ後の「最後の締め」はどうしてますか? (1)ラーメンかうどん、そば(2)お好み焼か焼きそば(3)餃子(4)体のことを考えて何も食べない--このうち、どれですかー? 僕自身は、最近はメタボを警戒して(4)が多いけれど、時には、そんな心配を忘れて、(1)や(2)や(3)も食べたくなる。とくに(1)は、やはり至福の一杯。 でも、やっぱり食べ過ぎと栄養バランスには注意している。最近気に入っているのは、大阪・北新地の中華(広東料理)の雄「みやざわ」が出したラーメン店「麺みやざわ」。 普通の中華そば(700円、醤油味or塩味)もあるのだが、この店の名物は特製チャーシューメン(2000円)。僕はハーフサイズ(1000円)=写真=を頂く。 特製チャーシューメンはラーメンとしては確かに高い。しかし、特製の上品な極細麺も、しっかり下味が付いたチャーシューも、喉越しのいいスープも、他では出会ったことのないような味わいであることも事実。とくに、コクがあるのに透き通っている上湯スープは、高級中華ハムや鶏ガラやホタテなどから取った秘伝のものとか。 ここは、僕があれこれ書く(言う)より、とにかく貴方に味わってもらうしかない。ついでに言えば、ここのメニューのうち、必ず味わってほしいのは、蒸し鶏(確か350円だったかな)と餃子(300円)。とくに前者は僕がこれまで食べた蒸し鶏のベスト1。 2人なら、特製チャーシューメンのハーフ2つと、蒸し鶏と餃子でちょうどいいボリューム。特製ラーメンは別にして、それ以外は新地にしてはとてもリーズナブル。もし皆さんも新地で飲んだ後の締めにぜひ一度ご体験を!【麺みやざわ】大阪市北区堂島1-4-8 広ビルB1F 電話06-6454-0778 午後7時~午前4時 日祝休こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2008/04/08
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四半世紀以上の付き合いである友人が、神戸・元町に念願だったBarを開くことになりました。正式なオープンは今月20日頃の予定ですが、先日関係者だけのプレ・オープンがあり、友人の仲間たちが数多く集まりました。 友人は、今はなき神戸の伝説的なBar「コウベハイボール」の熱烈なファンでした。「コウベハイボール」が1990年に店を閉じた際、マスターのKさんに店を譲ってほしいと懇願したという逸話まで残っています。 それから18年。サラリーマン人生に一区切りを付けた友人は、とうとう夢を現実のものに近づけました。当然ですが、ハイボールにはこだわっています。先年、大病を患った友人は「来る人が癒しを感じてもらえるような居心地のいい場所にしたい」と語っています。 店は、神戸きっての観光名所・元町の中華街(南京町)の西門を出て、浜側へ歩いてすぐのところ、雑居ビルの4階にあります。 内装工事は、カウンターの設置以外はほとんど友人の仲間がボランティアで手伝いました。工事期間中、僕も一度ペンキ塗りの手伝いに行ったこともあって、とても愛着のある空間になりました。 コンクリートむき出しだった内部は、数ヶ月の格闘の末、見事なBarに変身しました。「やれば出来るもんだね」というのが僕も含めた仲間の気持ちです。 この素晴らしき空間の名は「Bar・Heaven」。氷を入れないハイボールはコウベハイボールのマスターKさんに、友人が直接手ほどきを受けました。友人は、コウベハイボール同様、S社のウイスキー「白札(ホワイト)」を使って1杯500円(!)という、今どき考えられない値段で出すと言います。 こだわりついでに言えば、あのコベハイボールで有名だった付き出し「カレー・ピクルス」も再現するそうです。プレ・オープンで食べたピクルスは、試行錯誤を重ねただけあって、かなり近い味に仕上がっていました。 この酒場が神戸の人たちや神戸を訪れる多くの人たちに愛されることを心から願っています。皆さんも神戸・元町(中華街)を訪れた際には、ぜひ一度足を運んでみてください。【Bar・Heaven】神戸市中央区栄町通2丁目10-3 アミーゴスビル4F 電話078-331-0558 営業時間は当面、午後3時~9時頃(平日)、午後1時~7時頃(土日祝)とのこと。水曜定休(08年10月からは月&火定休に変わるとのことです)【追記&訂正】Bar・Heavenは4月18日に正式にオープンしました! 当初、この日記でハイボール1杯400円と書きましたが、すみませんm(__)m 間違いです。 1杯500円(付きだし付き)です。本文は修正済みです。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2008/04/03
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