全9件 (9件中 1-9件目)
1
バーUKは本日28日(土)、明日29日(日)の両日、お休みを頂戴致します。何卒ご了承くださいませ。The bar UK is closed on 28th & 29th of June.Bar
2025/06/28
コメント(0)

今年から「ザ・バーテンダーアウォード」という名称に変わったS社のカクテルコンペ(旧「ザ・カクテルアウォード」)の案内パンフが店に送られてきました。今年から大会の趣旨や内容がリニューアルするとのことですが、パンフでは具体的には触れられていません。審査基準については、いくつかの項目掲げられていますが、その中で目を引いたのは「過度な装飾に頼らない洗練された『見た目』の美しさ」という言葉でした。過度なデコレーションを競い合う日本のカクテルコンペのあり方については、私も長年指摘してきましたが、ようやく、この審査基準が入ったことには好感が持てます。この基準に沿って審査されるよう願うばかりです。ただ、一昨年や昨年も?確かあった「再現性」という言葉が審査基準から消えたのは残念でなりません。私は、これまでも様々な場で何度も書いてきましたが、普通の技術を持ったバーテンダーなら、日本のどこのバーでも再現できるような材料と手法でなければ、たとえコンペの優勝カクテルであっても一過性のもので終わり、国内外で幅広く普及することはなく、数年で忘れられてしまいます。S社がもし、そういう「一過性カクテル」のコンペでも良いと考えているなら、それはそれでも構いません。しかし、日本のバーテンダーの手によって考案され、日本から発信されて世界的に普及し、50年後、100年後にも愛され、飲まれ続けるようなカクテルの誕生を心から願う私としては、「再現性」という文言が消えたことは、少々残念でなりません。昨今、バーの現場でお客様が求めるカクテルと、コンペで評価されるカクテルとの落差がだんだん大きくなっているようながするのは私だけでしょうか。ほぼ業界関係者だけで審査する日本のコンペのあり方にも長年疑問を呈してきましたが、なかなか改善されません(そのカクテルが美味しいかどうかを、最終的に評価してくださるのは、対価を支払ってくれるお客様なのです)。その日その時、目の前にいるお客様だけを楽しませる独創的な、奇抜なカクテルは、私は「有り」だと思っていますし、その創作意義を否定するものではありません。だから「一過性カクテル」を競い合うコンペがあっても良いと思います。ただし、個人的にはそれなら、このカクテルコンペに「再現性」を大切にする部門を独立させて、別に作ってほしいと強く願います。S社様、ぜひご検討ください(こんなことを書くと、また嫌われるだろうなぁ…(笑))。
2025/06/25
コメント(0)
皆さま、バーUK2025年7月の店休日と営業時間のお知らせです。【7月の店休日=予定】 2日(水)、6日(日)、12日(土)、13日(日)、16日(水)、20日(日)、21日(月)=祝日、25日(金)=出張営業につき臨時休業、26日(土)、27日(日) ※30日(水)は「バーUKテイスティングの集い」開催のため、貸切営業となります。 ※営業時間は、平日=午後4時~10時(ご入店は9時まで。酒類の提供は9時半まで)、営業する日の土曜日=午後2時~7時半(ご入店は7時まで)とさせて頂きます。 平日午後9時以降(※土曜日は午後7時以降)にご来店の場合は、必ず事前に店までお電話くださいませ=電話06-6342-0035。事前に連絡がない場合の入店はお断り致します。平日午後9時の時点(土曜日は午後7時の時点)でノー・ゲストの場合は閉店させて頂きます。 ※なお、ご入店は御4人様までにそれぞれ制限させて頂いております。 以上、何卒ご理解、ご協力の程を重ねて宜しくお願いします。【Notice for July 2025】The bar UK is closed on 2nd、6th、12th、13th、16th、20th、21st、25th~27th ※Open from 4:00 to 10:00 pm.< Your entry is until 9:00 and alcohol service is until 9:30 pm. > on weekdays). If open on Saturdays, from 2:00 to 7:30 pm.
2025/06/24
コメント(0)
バーUKは本日6月21日(土)、通常通り(午後2時~7時半、ご入店は7時まで)営業致します。皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。Today( June 21st )the bar UK is open from 2:00 to 7:30 pm( Your entry is until 7:00 pm ).#rokuなにわアンバサダー
2025/06/21
コメント(0)
バーUK、本日18日(水)は店休日となります。何卒ご了承くださいませ。Today( June 18th )the bar UK is closed.
2025/06/18
コメント(0)
バーUKは本日6月7日(土)、通常通り(午後2時~7時半、ご入店は7時まで)営業致します。皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。Today( June 7th )the bar UK is open from 2:00 to 7:30 pm( Your entry is until 7:00 pm ).#rokuなにわアンバサダー
2025/06/07
コメント(0)
バーUKは本日6月4日(水)、店休日となります。何卒ご了承くださいませ。Today( June 4th )the bar UK is closed.
2025/06/04
コメント(0)
<バーUKからのお知らせ> 年齢的な体力の衰えもあって、6月から、平日も月に2回休ませて頂くことにしました(基本的には水曜日に休みますが、諸事情で別曜日に変更することもあります)。 残念ですが、「寄る年波」には勝てません。休養することで体調を整え、店を一日でも、細く長く続けていくための苦渋の選択です。 お客様には大変ご迷惑、ご不便をお掛けしますが、何卒ご理解くださいますよう宜しくお願い致します。 バーUKの6月以降の毎月の店休日は、原則以下のようになります。 日曜・祝日、土曜日に月2〜3回、平日(基本的に水曜日)に月2回。 ※毎月の店休日は、前月の20〜25日の間に、バーUKのWEB公式HP&Blog(このページ)、公式X(旧Twitter)ページ、公式Facebookページ等でお知らせしております。
2025/06/02
コメント(0)

WEBマガジン「リカル(LIQUL)」連載 【カクテル・ヒストリア第32回】 「聖地」ハリーズ・ニューヨークバーは今 フランス・パリにある「ハリーズ・ニューヨークバー(Harry's New York Bar)」は、カクテルの歴史を体現した「聖地」のような酒場である。1911年の創業。当初の店名は「ニューヨーク・バー」で、オーナーは元騎手の米国人だった。 しかし1923年、ハリー・マッケルホーン(Harry MacElhone、1890~1958)という英国人がこの店を買い取り、店名を現在のものに変えたことから、その素晴らしい歴史が始まった。 ◆数多くの「スタンダード」誕生・発展に関わるマッケルホーンは、カクテルの歴史を語るうえで欠かせない人物である。バーテンダーの先駆者であり、サイドカーやホワイトレディ(末尾【注】ご参照)」、ブラッディ・メアリー、フレンチ75など、今日でも不動の人気を誇るスタンダード・カクテルの誕生・発展に関わったほか、1919年には、世界で初めての実用的カクテルブックとして歴史に残る「ABC of Mixing Cocktails」も著した(写真右=ハリーズ・バーを代表するカクテル。左からフレンチ75、ブラッディ・メアリー、サイドカー)。店は第二次世界大戦中、ドイツ軍のパリ占領で閉店を余儀なくされ一家はロンドンへ避難。大戦終結2年後の1947年、ハリーは次男アンドリュー(Andrew)とともにパリに戻り、営業を再開した。そして、1950年代半ばには、店の経営を徐々にアンドリューに任せるようになった。創業者のハリーは1958年、68歳で激動の生涯を終えたが、店の歴史と経営は、アンドリューからその長男のダンカン(Duncan)へ、そしてダンカンの妻イザベル(Isabelle)に継承され、さらに2020年代以降は、ダンカンの長男フランツ・アーサー(Franz-Arthur 2025年現在37歳)へと、「マッケルホーン・ファミリー」4世代でバトンが受け継がれている。 ◆何が変わって、何が変わっていないのか一つのバーが100年続くというのは、稀有なこと。それがカクテル史に名を残すバーであればなおさらだ。カクテル史を追究してきた筆者が一番興味を抱くのは、この100年間で「ハリーズ・ニューヨークバー」はどう変わったのか、何が変わって、何が変わっていないのか、である。現在のドリンク・メニューはどうなっているのかも、とても気になっていた。そこで、筆者の親しい友人で、ここ数年、パリで年間3~4カ月は暮らしているという方(Usukura氏)に先般、滞在中この酒場へ何度も足を運んでもらい、写真も含めた定期的なレポートをお願いした。具体的には、有名なカクテルの数々を実際に味わい、写真を撮ってきてもらうこと、そして「可能であれば、店のドリンク・メニューを一部もらってきてほしい」と頼んだ。友人は、そんな私のややこしい依頼を快く引き受けてくれた。店に通い詰めて、Dさんというバーテンダーとも親しくなってくれた(笑)。私のバーや私の顔写真を友人から見せられたDさんは、「そんなに興味もってくれる人なら、ぜひ差し上げて」と快く、店のメニューの実物をくれた(写真右=店内のボトル棚には響、山崎、白州、イチローズ・モルトなど日本のウイスキーも)。メニューはA4横長サイズで4頁。1頁目は店の歴史を、創業者ハリーの写真とともに簡単に紹介。2~3頁目で、店の「レジェンド・カクテル」やウオッカベース、シャンパンベースのカクテルなどを紹介。4頁目では、ジンやラム、テキーラ、ウイスキーをベースした店の最近のオリジナルらしきカクテルを載せている。 ◆現在のメニューにみる「レジェンド・カクテル」は?ちなみに店が「レジェンド・カクテル」としているのは、ブラッディ・メアリー、フレンチ75、ブールヴァルディア、サイドカー、コロネーション、ジェームズ・ボンド、アポテーケ・カクテルの7つ。なぜかホワイトレディは入っていない(ちなみに、お値段は1杯15~16.5ユーロ)。 このうち、「ジェームズ・ボンド」というカクテルのレシピは、007映画で有名な「ヴェスパー(ボンド・マティーニ)」とはまったく違い、「ビターズを振りかけた角砂糖をシャンパン・グラスの底に置き、ウオッカを注ぎ、シャンパンで満たす。最後にレモンピールを」というもの。「フレンチ75のウオッカ版」という感じだろうか。また、ドイツ語で「薬局」という意味を持つ「アポテーケ・カクテル」は、「フェルネット・ブランカ、スイート・ベルモット、ホワイトミント・リキュール」というレシピで、かなりハーブ系の薬っぽい味わいのカクテルなのだろうが、私は正直、初めて聞く名前だった。友人には、「とりあえず、最低限、サイドカー、ホワイトレディ、ブラッディ・メアリーは飲んできてくれ」と頼んだ。友人の感想は、「味は普通に美味しかったが、グラスが大き過ぎて(分量が約200ccも!)、1杯だけで酔ってしまいそうだった」というものだった。 ◆100周年を記念して豪華な写真集 店は、2011年に創業100年を迎えた。それを祝って同年、「Harry’s Bar:The Original」という豪華な写真集=写真右=もつくった。 この本の中では、1920~30年代にハリーズ・バーで働いていて、「ブラッディ・メアリー」の考案者とも伝わる、ピート・プティオ(Pete Petiot)氏の誕生秘話(1967年のインタビュー内容)も収録されていて、とても興味深い。欧米のパブには、200年~300年続く店は少なくない。しかし店は長く続いていても経営者はその時代、時代で代わってゆく例が多い。そんな中、「ハリーズ・ニューヨークバー」がファミリー経営を維持しながら、100年以上、その歴史と伝統とバー文化を守ってくれている。個人的には、世界中のカクテル・ファン、バー・ファンに愛されているこの酒場が末永く続き、カクテル史に新たな足跡を残してくれることを心から願っている。【注】ホワイトレディは、当初マッケルホーンが1919年に考案した際はミント・リキュールがベースだったが、10年後、現在の「スタンダード」であるジン・ベースに変更された。一方、サヴォイ・ホテルの名バーテンダー、ハリー・クラドックが同時期に考案したという説もあるが、現在では両者とも考案者とみる見方が主流だ。【追記】掲載写真のうち、店内外やカクテルの写真はKohsuke Usukura氏撮影(写真の著作権も同氏)。【以下は、本文で使用できなかったUsukura氏撮影の写真】・WEBマガジン「リカル(LIQUL)」上での連載をご覧になりたい方は、こちらへ・連載「カクテル・ヒストリア」過去分は、こちらへ
2025/06/01
コメント(0)
全9件 (9件中 1-9件目)
1