ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jun 29, 2021
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「いつも綺麗でいろできる範囲でかまわないから」

 今日は弦楽三重奏でお遊び。バイオリンはぼく、ビオラはTさん、チェロはHさん。
 互いに微妙に離れて座りながらも、マスクなしで室内で室内楽を弾けるなんで嬉しい限り。いよいよ日常が戻ってきたと実感。

 ベートーベンの作品9-1。ト長調だからか、氏の初期作品だからか、ほのかに青春のかほりのする元気な曲。だからか、きちんと清潔に弾かないと意味がなくて、強引にごりごり弾こうとするとボロがでる。カルテットのよう和音が自ずと美しく響くようには書かれていない。

 第二楽章アダージョはシャープが多いし意外に難曲。四分の三拍子というより八分の九拍子と割り切って弾いたほうがうまくいく。
 終楽章プレストはかなり遅めに練習したけれど、きちんと速く弾けたならかなり映えるはず。ラズモフスキー3番終楽章並みに客ウケしそうな現代的な曲。

 ところで、一楽章の最初のほう弾いてて、「あ、この部分、なんかの曲に似てる」と思った(のにその曲が思い出せない)。子どものころ歌った合唱曲かなんかか。何度が鼻唄で歌ってみて思い出そうとしても、どうしても思い出さない。
 Sだまさし氏「関白宣言」の一節にも似てる。








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最終更新日  Jul 2, 2021 08:57:47 AM
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