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起きぬけにはトイレに行かない主義の私が、一番恐れるのは突然の便意である。早朝出勤の日、最低限の支度(洗顔、歯磨き、着替え)を整えた私は朝食代わりのアイスコーヒーを2杯飲み干すと、駅に向かって歩き出した。パン屋の角を曲がると、こっちにお尻を向けて気持ちよさそうに排便されておられる大きな犬と目が合った。その恍惚状態のまなざしとかぐわしい香りが私の大腸に強烈な信号を発信された。家まで戻る余裕は無い。 駅の便所でするのはいやや。仕事でもめったにしない即断即決で会社まで我慢を決めた私は駅に向かって走り出した。気持ちでは走っているつもりでもふとももの裏側に力が入らないため、足の長さが違うロボットが無理やり走っているみたいである。何とか駅にたどり着き、電車に乗ると純文学の文庫を開く。備えがあればナンチャラで、意識をそらせる必要がある時の為にいつも持参している。目的地まで駅7つ。 途中で快速2本と準急1本の通過待ちがあり,この景色が流れない時間がもっとも恐ろしい。こめかみ青筋瞳孔全開薄毛逆立ちで純文学文庫を睨んでいるサラリーマン風を目撃した対面のOLは今夜どんな夢を見るのであろうか? わき腹の柔らかい部分をひねりまくり、この危機を脱した私は、再び電車が動き出すと下半身の戒厳令を期間限定解除した。次から次へと駅は過ぎ去り、ようやく降りる手前の駅を出発した電車は突然スピードを緩め、完全停車した。社内ではよく通るさわやかなアナウンスが流れた。「停止信号でございます」・・・
2003.10.31
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昨日の日記で嫁からピーターアーツ直伝のハイキック100連発をいただき1万カウントでも立ち上がることが出来ず、5歳の娘に代筆を頼んでいる。今度はわしの気持ちを「天国への階段」で表そうと計画しているが、どうやら企画内容が漏れたみたいで、今夜のおかずは子持ちししゃもの胴体切断半分だけであった。 幸いにもおかしらの方だったので、夫としての威厳は首の皮1ミクロン保たれたが、娘がおいしそうに食べているマグロの漬け丼をつまもうとすると、おかしらの部分も没収された。 最後の手段のふりかけ三杯メシを実行するため、パントリーと名付けられた電子レンジの上のかごのふりかけ倉庫に向かうと、ふりかけ命の娘に職務質問され、あたふたと答えている内に便所に連行され、禁固トレットペーパー補充を言い渡された。すべての職務を終了させ、娘に報告すると、ペーパーの先端が鶴に折って無いとやり直しを命じられた。 しまった・・今娘が折り紙に凝っているのを忘れたいた。汗をかきつつ鶴を折り、ようやく最後の胴体に空気を吹込む所まで来たときに、用を足しに来た嫁が便所に乱入し、がらがらとあっと言う間に3メートルぐらいペーパーを使われた・・・・。
2003.10.30
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昨夜空腹で、泣いていたんだろう お湯が沸くのを待ち続けてちゃぶ台の向こうで嫁は笑うけど ひとみふちどる皆既日食のどが詰まるほどラーメンをかきこみ 夜更け便所でため息をつくただ週末のわずかなイトーヨーカドーの買物ポイントをつなぎ合わせて嫁は生きてる もう体重のことは忘れてしまえよまだ君は多分若く その尻のセルライト 分解できる誰かがこの町のどこかで 君の受診を待ち続けている 今夜山に出よう 近所に置いてあったオンボロ自転車で恩智神社まで走ろう この週末の夜はわしにくれへんか?月曜日と水曜日はやるから 子供の頃 嫁が夢見ていたもの 叶えるには甲斐性が足りない ただいつも傍にいて高い所に置いてある荷物は取ってあげよう 受け取って欲しい たまに買ってくる「主婦の友」受け取って欲しい この心を
2003.10.29
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たいていのものは克服してきた。納豆、生魚、チキンカツ、たらこ、甘口のカレー、みりん干し。どれも食べられない自分がくやしくて、色々な方法を駆使して”おいしく”食べられるようになった。一番の近道は少々高くても「いいもの」を選んで食べることである。 一度うまいと感じてしまうと、今度は少々クセのあるやつが食べたくなる。こうやって徐々にはまっていく。が、ある定食屋でたまたま注文した、じゃこご飯定食に付いていた真っ赤な秋刀魚のみりん干しがたまらなくおいしくて、しばらくそればっかり食っていた。もちろん骨から尻尾まで残さず食った。秋刀魚が切れていて、あじの開きが代打で登場した日は一日落涙していた。納豆は臨界点直前までからしを入れるのがコツで、別の意味で落涙しながら食っている。生魚はさしみに切ったやつでわさびを巻いて醤油に付けて食べるとたまらなくうまいことが判った。甘口のカレーは2日間冷蔵庫で放置し、遭難しかけているところを救助し、温めて食うとこれがまたうまい。肉抜きジャガイモ大入りカツ乗せ赤福神漬添えに限る。酢の物も苦手だが、うなぎの蒲焼を刻んでいれると途端にごちそうになる。これも一晩遭難させるのがよい。うなぎの脂が合わせ酢と融合してきゅうり、甘酢しょうがとからみ、あんたほんまにもう・・・
2003.10.28
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商店街の中ほど、酒とおっさんの匂いが染みこんだ、年季の入ったのれんをくぐると、これまた年季の入った笑顔の大将が迎えてくれる。中央の大きなU字のカウンターに中には、100年ぐらい煮込まれているようなどて焼きと、崩壊寸前までとろとろに煮込まれたおでんの大鍋が、「早よ注文しいや」とおいでおいでしている。ここはおやじの行きつけの店、大衆酒場「淡路屋」である。仕事帰り、カウンターのいつもの場所に陣取り、好物の「鯛の子の煮付け」をつまみながら、酒をあおり、貧乏ゆすりしているおやじの姿がそこにあった。おやじが死んだあと、行きつけの店が欲しくなった私は、久しぶりに酒くさいのれんをくぐった。「まいど」 大将は私の顔を見て当たり前のように迎えてくれた。カウンターに座り、鯛の子とどて焼きを注文し、静かにビールを飲んでいると、ようやく一人前のおっさんになれたような気がした。「お父さんは元気か?」 カウンターの中で、おでんの鍋をつつきながら大将が独り言のようにつぶやいた。「元気です。写真の中に入ってしもたけど・・・」隣の空席を見つめながら、私は元気におでんとビールを追加した。
2003.10.27
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東大阪の布施駅周辺がまだ再開発される前、駅前に「江戸っ子」という屋号の大衆すし屋がありました。ここの名物は大きなエビで、注文すると真っ赤に茹で上がった大きなヤツが一貫、食べやすいように3つに切られ、長方形の皿にどんとのってきました。その当時、外食が苦手だった私は、それでもこの店のエビだけは、今度いつ食べられるのかと口中で想像していたぐらいです。気が向いた時しか家族を食事に連れて行ってくれなかったおやじは、ある時めずらしく、私だけを江戸っ子に誘いました。会話も無く、ただ注文してはもくもくと食べるだけの私は、好物のネタを一通り注文し終えると手持ち無沙汰になり、お腹が一杯になるまでエビとお茶としょうがをおかわりしていました。 隣で黙ったままビールを飲んでいたおやじは、私の様子を見て、おあいそをし、わずか15分くらいで店を出ました。結局、帰路の電車内でも黙ったままの2人は、家に着いた途端、どちらともなく大きなためいきをついて、そろって玄関の戸を開けました。あの夜、おやじが息子とすしをつまみながら、何をじゃベリたかったのか今では聞くことも出来ません。もしかしたら、ただ黙って、エビを口一杯にほおばる息子の姿を見ながら酒を飲みたかっただけなのかもしれません。「そんなわけあるか・・・」 写真の中のおやじはそうつぶやいたような気がします。
2003.10.26
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おやじが亡くなってもう15年。いつの間にか結婚・出産(私ではない・・念のため)し、生まれた娘はもうすぐ6歳です。わがまま盛りの娘でも写真の中のおじいちゃんの言いつけだけは素直に聞いています。そんな娘を見ながら、私も将来、自分の娘と一緒に酒を飲むことがあるのかな?なんて時々想像しています。 酒が好きだったおやじはよく一人で呑みに行ってました。男親と長男なんてそりが合わないのが普通。一緒に呑みに行ったのなんて、記憶しているだけでも片手に余るほどです。そんな私でも、家でおかずを肴に酒を呑むおやじの様子はよく覚えています。皮鯨、豚の味噌漬、焼鳥、かまぼこ、などなど・・・。 中でも一番のお気に入りはミンチボールでした。挽肉と刻んだ野菜を玉子と小麦粉で練り、丸くまとめて油で揚げたもので、香ばしい醤油の味が染みていて、ご飯にもお酒にもよく合います。油の染みた袋からミンチボールをひとつつまみ出し、ふわりとした歯ごたえを楽しみながらコップ酒をあおるおやじの姿は今も忘れられません。うれしいことにこのミンチボール。まだ売っていて、時々買ってきては、芋焼酎のグラスを傾けながら懐かしさを楽しんでいます。「娘が大人になる頃、私の好物を覚えていてくれるのかなぁ」なんて考えながら、写真の中のおやじと、はしご酒をするのはいいものです。さぁ、もう一軒・・
2003.10.25
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35歳のわたしは・・・やはり太っていた。その日、3つ目のうなぎ弁当スペシャルを完食すると、少し胃がもたれる感触があった。気のせいだ。そう自分の内臓に言い聞かせて就寝したが、朝起きるとすべての内臓が停止していた。こういうときは絶食が一番の薬である。なぁに、初めてのことでもあるまいしと胃をはげまし、ローソンで液キャベを購入する。3食共、液キャベをお茶代わりにアンパンひとつだけで済ませると、翌朝の胃は復活ののろしをあげ、ケータイのバイブのようにぐぅーぐぅーと腹に響く。こういうときは餃子の王将に直行し、焼飯となすびの味噌炒めと野菜スープと餃子2人前を注文し、5分で完食する。 これでなにごともおきなければ天津飯を注文し、様子をみる。特に異常が確認されなければ更に鳥の空揚げを追加し、テイクアウトして車の中でつまむ。特に超常現象が発生しなければコンビニでヤマザキ丸ごとバナナを購入し、ピザポテトを買いたい衝動が確認できたら本格復活を宣言し、銀行で明日のための食費をおろす。顔は不気味に笑っている・・・。 なぜかATMも嬉しそうだ。はやく明日になりますように・・・。
2003.10.24
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30歳台のわたしも太っていた・・・。 すべての仕事を終え、直帰の許可がでると即効でほか弁屋に直行し、うなぎ弁当を3つ注文する。熱いうちに食べなければと道端にトラックを止め、ひとつ食べる。帰宅すると即効で自室にこもり、もうひとつ食べる。シャワーで汗を流し、晩御飯を3回おかわりしてデザートに胃薬を飲み、倒れ込むように眠る。 顔は不気味に笑っている・・・。 夜中に突然何かを思い出したように目を覚まし、冷えた最後のうなぎ弁当を食べる。更に不気味に笑いつつ、夢の中に落ちていく。朝、起きるとすべての内蔵は消化不良に悲鳴をあげ、ズボンのベルトが切れると悲鳴をあげる。それでも早朝のローソンに直行し、おむすび5個とおでん全種類をローソンカードで買い占める。から揚げ君も忘れてはならない。無ければ雑誌を立ち読みしながら揚がるのを待つ。朝の宴会が終焉すると配達の準備をし、昼ごはんのカツどん(大)と肉うどんを予約する。カツどんが冷えてしまわないよう電光石火で荷物を配達し、奪い取るように受領書をもらい、モナコグランプリのように市街地をかっとび、会社に帰る。届いているカツどんのふたを開け、肉うどんのラップをはずすと、その芳しい香りで思わずめまいがおきる。さあ、午後の配達が終わったらカツカレーを3つ買いに行こう。トッピングにハンバーグのおかずだけを忘れずに・・・。
2003.10.23
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20歳代のわたしは太っていた・・・。愛車の三菱キャンターに荷物を満載すると伝票を繰るのももどかしく4輪ドリフトで会社を出発し、100m先にあるパン屋の前でおごそかに停車する。ピザ、サンドイッチ、ドック類を全種類買占め、腹をタップンタップンさせながら運転席によじのぼり、汗をふきふきギヤをローにぶち込む。かたわらにはパンパンに膨らんだパン屋の袋が転がっている。 顔は不気味に笑っている。 最初の信号待ちでカツサンドをひとつ。二つ目の信号待ちでソーセージドッグをひとつ。 得意先でフォークリフトの空きを待っている間にカレーパンをふたつ。用も無いのにサービスエリアに入ってアンドーナツをみっつ。すべての配達が終わる頃にはすべてのパンが無くなっていた。新たなパン屋をもとめ、遠回りをしながら目はカメレオンの様に左右別々に獲物を探す。このままパン屋が見つからなければ、ハンドルを食べてしまいそうだ。早くしなければ会社に到着してしまう。サンバイザーもやわらかくておいしそうだ。ああ、パン屋が無い。しかたがないので道端の屋台でどら焼きを完買いした。焼く前のメリケン粉もおいしそうだったが売ってくれなかった。ケチ・・・。
2003.10.22
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日清焼きそばを食べるときは必ず3袋分をまとめて作り、一人で一気に食べる。具は入れなくてもよいが、入れるとすればソーセージかキャベツしかない(爆断)。油を使うと日清焼きそば独特の香りが消えてしまうので、具を追加する場合、麺を投入するときに一緒に入れて煮る。 フライパンを傾けて、残った水分が白い泡状になったら、粉末ソースの登場である。ソースをかけたら強火にし、水分を完全に飛ばしながらソースを麺に炒りつける。 このとき絶対に焦がしてはならない。水分を残してはならないが、麺を焦がしてもダメなのである。カップ焼きそばは焦げない代わりに水分が飛びきらないのでおいしくないのである。この焼きそばはソースの香ばしい香りがすべて。家にある一番大きな皿を用意して、片手では持てないぐらいに重くなったフライパンを慎重に火からはずし、天井に届けとばかり、富士山のように高く高く盛り付ける。発泡酒を片手に箸も折れんばかりに麺を口に運び続けると、あら不思議。いつのまにか富士山はペチャンコになっているではないか。皿に張り付いている麺をきれいにさらいながら、赤ペンでカレンダーに「爆日清3」と書き入れた。3日後にふたたび・・・・
2003.10.21
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店長は八尾市福万寺町という場所でぬぽちゃんと共に育ちました。昨日、福万寺に古くからある三十八(ミトハ)神社で秋祭りがあり、実に10年ぶりに家族を連れて行ってきました。祭りといえば夜店。店長が子供の頃、近所の駄菓子屋「かんじょ」がテキヤさんに混じっておでんの屋台を出していました。「じゃがいもひとつ」と注文すると、おばちゃんが大鍋の中から味がしゅんだ(染み込んだ)やつを選んで串にさして渡してくれます。これを落とさないようハフハフいいつつ食べるんです。食べ終わるとすぐにもう一本食べたくなる。ごぼ天、厚揚げ、ちくわ、すじ肉・・・。 限られたこずかいの中では3本食べるのがやっとでした。毎年10円づつ値上がりしていくのは悲しかった。大人になったら鍋買いしようともくろんでたら、後継者不足で店をたたんでしまい、お祭りにも出てこなくなりました(爆泣)でも真っ赤なふとんたいこと宮入りの唄は健在で、5歳の娘に見せてあげられたのは収穫でした。あの頃のおでん食べたいねぇ・・・ ちなみに上の写真は幽霊ではありません。宮入とは長い提灯を持った若衆が、伝統の唄(歌詞不明)を連歌しながら神社に向かって走っていくことです。
2003.10.20
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明日は風邪をひいて体調が悪くなるかもしれないな、と予感がしたら本日のディナーはすべてキャンセルしよう。どんな名薬よりよく効く薬を紹介します。 まず、前回紹介したレシピを参考に、サッポロ一番絡み卵をつくる。次に生姜とニンニクを大量にすりおろし、半熟卵の上にのせて軽く混ぜる。ラップをしてきっかり2分間待って、少量の白ご飯とともにゆっくり食べる。半熟の卵と半煮えの生姜と生煮えのにんにくと重煮えの麺と濃炊の汁がふっくらごはんと複雑に絡み合い、この世のものだがあの世のものではない旨味が体中の菌をシバキまくってくれる。完食すれば、もう全快したも同じである。ただし、翌朝のあまりのニンニク臭さに会社を休むことになるかもしれないが・・・ そんなときは逆らわず、休む。 キューピー3分クッキングが盛り付けを迎える頃、ゆっくりと起きだし、ランチの買出しに行こう。日清焼きそば袋入り3つとソーセージとキャベツ1/4個だけでよい。紅生姜がなければ近所の業務スーパーで1kgパックを買っておくように。続きはあしたのこころ・・・(まだ続くんかぃ)
2003.10.19
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コロッケも凍る丑三つ時、ついにその袋は開かれた。きっちり500ml強の水道水を地獄の池のように沸騰させ、おもむろに麺をぶち込む。麺の緊張をほぐしながら青ねぎを小口に切り、ボールに卵を2個割りいれる。このとき決して間違ってはならないのは、2個目の卵は黄身だけにする事である。(白身は翌朝白身焼きにして娘に食べさせる)麺が2回目のアルデンテをむかえる頃、火を弱め、付属のスープを投入する青ねぎをそっと散らし、少量のしょうゆとみりんで味を濃い目に調えたら火を全開にし、1秒煮込んで火を止める。小さめのどんぶりに移し、麺を箸でならしたら、用意しておいた溶き卵を糸を引くようにそおぉぉとまわしかける。黒コショウを多めに挽いたらドンブリにふたをするようにラップをかける。この時きっちりとラップをし、ほんの少しの蒸気も逃がしてはならない。 冬のラーメン屋に突入したメガネのようにラップの内側が湯気で真白になり、きっかり30秒たったらやけどに注意しながらラップをはずす。粗熱をとった大盛り白ご飯をかたわらに置き、半熟卵とスープが絡まった麺を一気にすすりながら、白ご飯をほおばると・・・ほおばるとぉぉぉぉ・・なにがあっても怖くない午前3時の私であった。 さらにつづく・・・
2003.10.18
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まだ酒に弱かった頃、350mlのカンビールを1本飲むと、5分後に爆酔状態に突入し、3階にある自分の部屋に帰ろうとしても階段が登れず、2段目あたりで行き倒れになっているところを家族によく救助された。引越しの「サカ・」に変身した母と弟は、古く巨大な冷蔵庫を運ぶがごとく慣れた手つきで私をベットのフチまで運ぶと、何事も無かったかのようにそれぞれの部屋に散っていった。最後のチカラをふりしぼってベットに這い上がると、3秒後に二日酔いが襲ってくる。猛烈な頭痛と吐き気が交互にやってこられるので丁重にお断りしないと長時間居座りつづけ、耳のそばで大音量の除夜の鐘がエンドレステープで流れ続ける。小さなお坊さんがたくさん出てこられて、それぞれ思い思いの場所から鐘を突かれるので、音の余韻に浸ることもできず、ただただ体中の脂が額のしわやわきの下に湧き出てくるのを天花粉で抑えながら、ひたすら耐えるしかない。 何時間たっただろうか?お坊さんは帰り支度を始め、鐘も業者が撤去を始めるころ、今度は猛烈にラーメンが食べたくなる。よせばいいのに転げ落ちるように階段を降り、買い置きのサッポロ一番を作り始めるのであった。 つづく・・・
2003.10.17
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ハラが出た。ああハラが出た。人のせいではないけれど・・・・人は近頃少々太ったなと感じても、なかなかズボンのサイズアップはしないものである。 毎朝、何か苦しいなぁと思いながらいつものズボンをはくのである。かすかに残った腹筋を総動員してハラをへこませ、はくのである。君はどうしてそこまでするのか? ひたいとわきの下に汗を滴らせながら。ベルトの穴が楕円形になっているのもかまわず。太ももが圧迫されて足の血が止まり、常に長時間正座した直後状態になっているにもかかわらず。そのユニクロのGパンはそんなに大事なのか? 2900円やるから、明日会社休んで買ってこい。おつりで牛丼特盛り卵3個入り食べてもいいから。ローソンでから揚げ弁当にから揚げくん追加して食べてもいいから。な、な、な、そうしなさい。 と、妻にいわれた・・・・・
2003.10.16
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その日は朝からなるべくタバコをすわないようにしていた。もともとすわないが・・・。 体調をととのえ、出来るだけ刺激の強い食べものを取らないようにする。 出来るだけであるが・・・。ほんのかすかな感動も逃さないために。 ほんのわずかな香りも逃さぬよう舌を徹底的に純粋に保つ。ついに運命の夜が開き、だらしなく口も開き、牛の油で清められた真紅の扉を開く。 そう、焼肉食べ放題につれてきてもらったのである。パチパチパチ。 90分1本勝負。ライスおかわり自由。サラダバー付き。 今宵こそおまえがスーパースターとして君臨するときだと諭しながら、胃のあたりをさする。 妻はすでにストップウオッチを手に割り箸を口で割っている。 5歳の娘は自分でエプロンをかけ、ドラエ*ンのお皿に甘口のタレをなみなみと注ぎおわった。 無煙ロースターのガス火は限界まで燃え盛って、店が全焼しそうだ。 厨房は3ケタ人前の連続注文にそなえて仕入先に緊急電話をかけた。 さあ、いまだ!!ひっくり返すのだ、焦げすぎる前に。さあ、追加注文だ。ほかの客に食われる前に。速く、速く持ってこないとタレをご飯にかけて8杯くうぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉ
2003.10.15
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酒には弱いが酒が好きな私が買う酒はクセが強い酒である。ああややこしい。 焼酎は芋神、ウイスキーはボウモア、ぶどう系ならクリームシェリー,ビールはえびすの黒、ノンアルコールならホッピー、ポテトチップはブリングルスのジャパン直輸入のやつ、ポン酢は八尾の旭、チーズは成城石井のチェダー、ごま油ならかどや、豚まんは老祥喜、ラーメンは近鉄花園駅前の天龍ならびに羽曳野R170沿いのごん太、ハンバーグはびっくりドンキー450g、うどんは河内国分駅前へんこつのカレーきつねもしくは鶴橋駅前七福のカレーてんぷら、焼きそばは日清焼きそば袋入り、お好み焼きは豚&キムチ&チーズ(自作)、トーストは4枚切を真っ黒に焼いてマーガリンと砂糖を混ぜたやつを大量に塗って食う。スーパーなら玉出、パソコンは自作、漫画なら西原理恵子とたがみよしひさ音楽ならピンクフロイド、薬味はしょうが甘酢付け業務用1kgパック(無着色)、ハア、ハア、ハア、もう無いか?とにもかくにも、ちょっとクセがあったほうが、人生は面白くなるのであります。
2003.10.14
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わが町八尾では、くら、あきんど、かっぱすしの3件の100円寿司屋がしのぎをけずっている。 100円均一ではないが、最近これに函館市場が加わり、道路を挟んで向かい合わせに店舗を構えているところもある。日曜日の夕食時など周辺道路は渋滞し、ウエイティングリストは何ページも追加される。 最近のお気に入りは極上一貫付けと名付けられた大ネタ一皿一個のせで、期間限定おすすめ品として、「わしらは2個いちのほかのネタとは育ちが違うもんね」と言わんばかりに胸をはって回っておられる。 通はその中でも大き目のネタを厳選してすばやく皿を取るのであるが、今日一番の極上モノが向かいのレーンをゆったりと行進されているのを発見してしまうと、どうか誰にも奪われないで、無事、わが御前にきたれよと箸を握り締めて祈ってしまう。別注文すれば、あなた専用2階建て豪華皿にのせてレーンを回ってくるが、うっかり取り忘れると「注文した方は必ずおとり下さい」と店内放送させるので、ボケーと甘酢しょうがを食べているひまは無い。マイ注文の「あぶりうなぎ」がくるやいなや、電光石火でレーンから引抜き、甘醤油をたらりとまわしかけ、お茶で口をすすぎ、シャリを崩さないよう慎重に舌の上にのせ、ゆっくりとかみ締めると川魚特有の濃厚な油のうまみと炭の香ばしさが口中の神経を幸せにする。これで100円やて。 なぁあんた・・・
2003.10.13
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経理部の原さんとは面識はないが、やきそばにマヨネーズをニョロニョロかけるのはすごく好きである。 金網状にかけたマヨネーズをいかにくずさずに口に運ぶかが勝負の分かれ目であって、明日の命運を左右するほど重要事項であることは、誰も知らない。やきそばにお湯を投入する時、決してその場を離れてはならない。3分間もあるなどと油断して、トイレになんか入ると、便器の黄ばみをこすっている間にあっと言う間に大事な麺がのびてしまう。のびたやきそばはまずい。 24時間放置した、ふやけたフライドポテトや冷蔵庫で2日間遭難したたまねぎのてんぷらはこの世のものとは思えんほどうまいが、ふやけたやきそばは手の施し様がない。 しかし待て。こういうときこそ新しい味に挑戦すると良い。付属のソースは冷蔵庫に保管し、変わりにしょうゆとごま油と山盛り天カスをかけ、仕上げに金網状マヨネーズをちらしてどんぶりめしにかけて食う、食う、食う。くちびるがマヨであやしく輝く時、言いようがない満足感があなたをおそうでしょう。
2003.10.12
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店長の実家のある東大阪市若江岩田鏡神社では秋祭りの真っ最中です。町対抗のだんじりが所狭しと走り回り、いやがうえにもお祭り気分が盛り上がります。 ひまな親戚筋が神社より徒歩2分の実家に集まり、まずは秘伝のおでんと秘伝の栗ご飯をはら150分目食べところで夜店をひやかしに出掛けます。 さすがに腹いっぱいで、何も買えないかも・・・いえいえ、せっかくきたのだからせめてたこ焼きだけでも・・・いえいえ、やはりフランクフルトの一本ぐらいはねぇいえいえ、そこまでいったら鳥のから揚げカップ(大)もいえいえ、油つながりでフライドポテトつめ放題もいえいえ、じゅうじゅう焼けてる博多地鶏の焼鳥大串も一本いえいえ、デザートの真っ赤な原色りんご飴もおひとついえいえ、明日の朝食にタイヤキを6匹ほど包んでもろて両手に持てなくなったのでいったん実家に帰って、よっこいしょと座るともう二度と立てなくなりました。ちゃんちゃん。
2003.10.11
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お湯を投入して9分間辛抱したチキンラーメンは、平成新山のようにみごとに隆起し、その麺肌はやわらかなふくらみを創造させる。一度体内から放出したチキンエキスを再びその体内へ迎え入れた麺たちは、テニスの後の汗ばんだ太もものように、ねっとりと舌にからみつくようだ。山の頂点に、そっと落とした白身を完全に取り除いた卵黄を、少し乱暴に突き崩すと、濃黄な溶岩が麺肌をねぶりながらしたたり落ちていく。その黄身の香ばしさ。麺の幼さ。汁の熟女さ。 なにも掛けない。 なにも割らない。
2003.10.10
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ヨドバシカメラの地下食料品店で豚のアミ油を発見し、即座に購入した。とりあえず冷凍庫に安置してみたものの、使用方法が思い付かないままどぉーと月日が過ぎ去っていった。どこかの料理本で、ハンバーグをアミ油で包み込んだやつをオーブンで焼いていたのを思いだし、とりあえず近所の激安スーパー、サンデーに500g398円の合挽き肉を買いに走った。煉り倒したひき肉をまるめてアミ油でやさしく包み、強火のガス火で焼いた。 するとフライパンの中はみるみる油の海と化し、あやうくメンチカツになりそうだったので、余分な油を取り除き(後でラードとして使う)、余熱済みオーブンにぶち込んだ。 だが、再びフライパンは油の海と化し、あやうく油カス団子になりそうだったので、早々に皿に盛り付けた。ジュウジュウ湧き出る油団子、もとい、ハンバーグステーキにナイフをいれると、なんと切り口は若肌のようにしっとりとなまめかしくうるおい,その香りは、火事の牧場を逃げ遅れた牛の足の裏のように、お天とう様の匂いがするのであった。 気が付けば、親子3人とも口のまわりをラードだらけにし、放心状態で空になった皿をナイフで斬ろうとしてた。しまった、挽肉800g買っとけばよかった。・・・
2003.10.09
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お好み焼用の豚バラを粘りが出るまで包丁でたたき、白菜、椎茸、韮、葱老酒、塩、ラード、胡麻油をぶち込み混ぜると餡の出来上がりである。強力粉と薄力粉を秘伝の割合でブレンドし、秘伝の水で練り上げると皮の出来上がりである。 これを秘伝の片栗粉と麺棒でまあるく仕上げ、先ほどの餡を包み込むと、秘伝のチャオズの出来上がりである。秘伝のホットプレートをちんちんに熱し、チャオズを並べて片栗水と油をまわしかけ、ふたをして水気がなくなるまで辛抱強く焼く。仕上げに胡麻油をふりかけ、チャオズの底がぱりっと絵に描いたようにきつね色に焦げれば完成である。八尾市名物、旭のポン酢に島とうがらしを少量投入し、あつあつのかりかりをハホハホすれば、一気に汗が吹き出す。ビールで口の中の火傷を消毒し、次のチャオズに立ち向かう。箸休めは秘伝の白ご飯と生姜の甘酢漬しか考えられない。 残った生チャオズは冷凍しておき、秘伝のチャオズ鍋にすると絶品である。かように店長の食卓は秘伝だらけで豪華である。
2003.10.08
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平日のスーパー。しかもお昼前頃、食料品売場をうろうろしていると以外とサラリーマンが目立つ。 たいていカゴも持たず、小さな惣菜パックを2,3個かかえ、行ったりきたりしている。何度も同じ人とぶつかりそうになるのは、私も同じようにうろうろしているからであるのだが・・・今日は小腹がすいたので、ミニ天丼とミニ焼鳥丼とミニ鳥天の3パックにしておいたが、片手にBOOKコーナーで買ったばかりの本「立花隆の秘書日記」を抱えているため4パック目がもてなかったという事情もある。週末に家族で来たときは、1F奥のイートインコーナーで店を広げるが、平日の昼間は近寄ってはいけない。 主婦が煙幕を吐き、くそお子様たちが運動会を開催されるからだ。背中にぶつかられて思わず割箸でも飲んでしまったら、翌日のトイレが大変なことになる。よって無料駐車場にとめた車の中でいそいそと包みを開けることとなる。が、無料は無法を呼ぶがごとし。不法駐車や昼寝のみ利用車も多く、常にザ、ガードマンがうろうろと巡回し、海老天をかじったところで目が合うという、非常に落ち着かない状況が発生する。「私は先ほどここで買物をしたお客ですよ」と、無言で主張するために、車のダッシュボードの上にヨーカドーマークが見えるように買物袋を置く私はやはり小市民なのでしょか?42歳の秋なのに・・・
2003.10.07
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はじめまして。店長のぴんぴんです。ぴんぴんフライ店、本日開店いたします。まだプレオープンですのでまずは日記など、どうぞごゆるりと
2003.10.06
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