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2024年03月05日
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カテゴリ: ニュース






「あなただから育てられるのよ」“悪意なき”励ましの言葉 
発達障害児を育てるママの“胸中”



子どもに発達障害があると分かって落ち込んでいるママ友。

あなたは、そんなママ友を励まそうと思ったとき、
つい
「こういう子って、凡人にはない秘めた才能があるよね」
「神様は、育てられるママを選んで子どもを授けるんだと思うよ」
と言いたくなってしまいませんか。

しかし実際、言われた側はどう感じているのでしょうか。




​「立石さんだから育てられるのよ」

 子育て本著者・講演家である私の息子は、
知的障害のある自閉症児です。

ある日、ママ友数人とランチをしていたとき、
こんなことがありました。  

私が長年、教育関係の仕事に携わっていることを知っているママ友が、
「やっぱり、子どもは親を選んで生まれてくるのね。
立石さんだから育てられるのよ。
立石さんを選んで、◯◯くんは生まれてきたのよ」
と言いました。

 その日のランチには、栄養士の資格を持つママがいました。

そのママの子どもは好き嫌いもなく、食欲旺盛でした。

すると、さっきと同じママ友が
「□□くんは料理上手のママを選んで生まれてきたのね」
と言っていました。

 当時、障害のある息子を周囲の子と比べてしまう“比べる病”に侵され、
心がひねくれていた私は心の中で、
「もし、栄養士のママの子が超偏食だったら、
『好き嫌いが多い子だから、
料理上手なママのところに生まれてくるのね』
とでも言うんだろうか」
とまで思ってしまいました。

 言った人には、決して悪意はありません。

むしろ「よかれと思って」励ましているのです。

 仮に、栄養士のママが、
子どもの激しい偏食で悩んでいたところに
「やっぱり、子どもは親を選んで生まれてくるのね。
◯◯さんだから育てられるのよ。
□□くんは親を選んで生まれてきたのよ」
と言われていたらどうでしょうか。

もしかしたら、
私と同じように傷ついていたかもしれません。

 以前、療育施設で出会った障害児を育てる親御さんが、
「大きな声では言えないけれど、
今度産むんだったら、こんな子は嫌だよね」
と私に言ってきたことがあります。

当時、子育てに疲労困憊(こんぱい)していた私は
「気持ち、分かるな…」
と思いました。  

障害児の親は、子どもの行動改善に望みを託して“療育の鬼”と化し、
「こんな子に産んでごめんね」
自分を責めていることもあります。

「神様は育てられる人を選んで子どもを授ける」
「子どもは親を選んで生まれてくる」。

これらの言葉を言われた側は、
「きれいごとを言わないでよ!
子どもにも神様にも選ばれたくなんかなかったのに!」
と、心の中で叫んでいるかもしれません。

「こういう子って才能あるよね。将来の職業に生かしてね」
の言葉も、
「こんな幼いうちから、
将来の職業のことまで考えなくちゃいけないんだ」
と、さらには
「責任を持って育てなさい」
と責められているように感じているかもしれません。

​「この子の寿命よりも1日長く、私を生かしてください」​

 この世に生まれてくるか、生まれてこないかは、
子ども自身の選択ではありません。

もし、子どもが選択しているのだとしたら、
虐待する親の家庭に生まれる子も、
親を選んでやってきたということになってしまいます。

 障害児を育てている親は言います。

「神様、一つだけ願いをかなえてくださるのならば、
この子の寿命よりも1日長く、私を生かしてください」
と。

“親亡き後の子どもの行く末”を案じ、
「この子を残して逝けない」
と思うからです。

実際、順番としてはそういうわけにはいかないのですが、
つい、そう思ってしまうのです。

少なくとも、そんな気持ちでいる人に対して、
「あなたを選んで生まれてきた」
とは言わないでほしいのです。  

では、どんな言葉をかけたらよいのでしょうか。

「大変そうだね。
私には、あなたの本当の苦労を
分かることはできないけれど、
何か私にできることがあったら言ってね」。

そんなふうに接してもらえると救われます。

私自身の経験ですが、買い物をするとき、
ママ友が一瞬でも
「今のうちに買ってきたら」
と息子を見ていてくれたり、
バスの中で席をすぐに立ってしまう息子を
奥の席に座らせてくれたり、
誕生日プレゼントに息子がハマっている
国旗カードをくれたりしたことがあります。

その気遣いが、心に染みました。  

安易な“励ましの言葉”を発する前に、
少し考えてみてくださいね。

子育て本著者・講演家 立石美津子






​[YAHOOニュース] ​​​





確かに言葉を掛ける方の心理、

そして


その言葉を受ける方の心理、

には温度差が生まれそうですね。








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Last updated  2024年04月07日 16時06分15秒
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