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danmama313 @ Re:三峡老街へ(11/27) New! 台湾は古い建造物を大切にしていて大好き…
ララキャット @ Re:三峡老街へ(11/27) New! 歴史を知って訪問すれば、また感覚が違い…
marnon1104 @ Re:三峡老街へ(11/27) New! 三峡、日本統治時代の建物が残っている そ…
パパゴリラ! @ Re:三峡老街へ(11/27) New! 山峡街は日本統治時代の建物が並ぶとあり…
moto,jc @ Re:烏来老街にいく(11/26) New! おはようございます ビビアン・スーさん…
Sep 2, 2023
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カテゴリ: カテゴリ未分類
イタリアと云えば「ピサの斜塔」。

ガリレオ・ガリレイが質量の異なる2つの球を落として、それらが同時に地面に到達することを観測したと云うエピソードが有名ですが、この逸話、実は創作だった可能性が高いそうです。
ガリレオ自身が「そんなことしてない」と云ってるそうな。


ピサの斜塔は、もともと斜塔にする予定で造られたワケぢゃありません。
ところが建設途中に地盤の沈下により塔が傾いていることが発覚。
これにより塔は目で見て明らかなほど傾いてしまったのです。
そこで塔が倒れてしまわないよう、傾いている側とそうでない側で石の厚さを変えたり、最上階にある7つの鐘の重さを塔のバランスがとれるよう、異なる重さにしたりしてバランスをとってるのです。
同じような経緯で、はからずも斜塔になったのが「ボローニャの塔」。

どれくらい傾いてるか、下からではなく上空から見ればよく分かるのですが、なかなか良い画像がなく唯一1枚だけ。
チョット色彩とピントがよくないですが、ご覧ろうじろ。
かなり傾いてるのが分かるでしょ。
大きく傾いてるのが「ガリゼンダの塔」で高さ47m 、背の高いのが「アジネッリの塔」で高さ97.30m 。
ピサの斜塔は1372年に完成してますが、2つの塔はそれより早い1119年に完成してます。
登ることができるのは、背の高いアジネッリの塔だけですが、そのアジネッリの塔も実は2.23m も傾いています。
この塔が傾いた原因はピサの斜塔と同じです。
イザ建て始めてから、土台があまりにも脆弱なのが判明したのです。
結果、ガリゼンダの塔は完成することなく、14世紀半ばに半分の大きさに縮小されました。
2つの塔を建てたのはアシネッリ一族ですが、これは防衛のためと云うより、権力の象徴のためだったのです。
当時、ボローニャではより高い塔を建てることで自らの権力と資財を誇示し互いに競い合ったのです。

そのふたつがガリゼンダ塔とアジネッリ塔で、今ではボローニャのシンボルとなっているのですね。
今、登れる高い方のアジネッリの塔からガリゼンダの塔やボローニャの街並みが見れますが、エレベータはありません。
高さ97.30m の頂上まで登るのは498段のらせん階段のみです。
それも登る人と下る人が交錯するのが困難なくらい狭い階段です。
このため、「健康に問題がある方は登るのを控えて欲しい」と公式サイトで謳ってます。

先ず、マッジョーレ広場にあるツーリストインフォメーションに行って、予約とチケットをとる必要があります。
予約方式によって塔の階段の混雑を緩和する狙いでしょうね。
塔からの眺めは下の画像で。






たとえボローニャまでたどり着いたとしても、私の足ではとうてい498段の、それもらせん階段は登れませんね。
無理して登ろうとしても、この混雑では後の人に迷惑がかかってしまう。
しかし、アジネッリ塔だけでなく、ボローニャの街そのものがとてもいい雰囲気です。
やっぱイタリアですね。











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Last updated  Sep 2, 2023 05:19:04 AM
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