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2004年04月02日
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説得のための論理構成を、ピラミッドのような形に展開していく方法をピラミッド構成法と言います。あなたが相手を説得したいこと、すなわち結論をピラミッドの最上段に持ってきます。次になぜその結論が正しいのかという理由を、3つ前後に分解します。さらにそれぞれの理由を裏付ける理由を、下段に分解していきます。

 説明の手順としては、結論から先に言います。そして「その理由は3つあります」と言いながら、さらに理由を具体的に3つ前後に分解した単位で説明していきます。人間の記憶力には限界があります。「その理由は3つあります」と言えば、聞き手もなんとなく理解できそうな気になります。

 この例題の場合(注 新規事業をやるべきかの問いに対して)、あなたがチャレンジ精神旺盛で、新規事業をやるべきだと考えているとしましょう。まず自分の結論を言った後、理由として「既存事業の将来性がない」「経営資源があまっている」「新しいビジネスチャンスが大きい」と大所を伝えます。すると、聞き手は、「なぜ既存事業の将来性がないのか」と疑問に思うでしょう。そこですかさず、「既存事業の将来性がない理由としては、市場の飽和、シェアの奪回がすでに困難、製品単価の下落などがあります」と、下段の具体的な理由を整理して話せばいいのです。

 ピラミッド構成法は説得のために不可欠な論理思考です。相手に話をする時も、結論を先に伝えれば、短時間で相手に自分の考えを伝えることができます。また提案書や報告書を書く時も、ピラミッド構成法で論理構造を最初に整理しておけば、わかりやすい説得力のある資料を作成できるのです。
 相手を説得するためには、あなた自身が論理の全体像を把握する必要があります。相手をうまく自分の手のひらに乗せるためにも、ピラミッド構成法を活用してみてください。

【ぽんぽこ先生 解説】
学生でも社会人でも、伝える技術が必要なのは言うまでもないでしょう。

コミュニケーションが円滑かどうかで、人間関係の円滑さも変わってきます。



そこで、「●●さん、何かアイデアある?」
と聞かれたときには、

「●●をしたほうがいいと思います」
「その理由は、3つあります。それは・・・」

と、とりあえず言いましょう。

3つの理由は後から考えればいいのです。

これを聞いた相手は、「うーん、素晴らしい!」
とひそかに思うでしょう。

プレゼンの秘訣です。

学生のあなた、わかりましたね?

では、明日。











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最終更新日  2004年04月11日 09時54分03秒
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