Je veux boire du vin Bourgogne

Je veux boire du vin Bourgogne

2005年01月23日
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昨夜の宴の2次会。飲み足りない面々は、近場にあるイタリアン・バーへ。

Vinoteca SAKURA

一次会の レストランPANE E VINO と、全く客層が違うとのこと。
ほんの一握りの人々が両店を上手く使い分けてるぐらいで、殆どのお客さんは、どちらかしか行かないそうだ。これは、
PANE E VINO の店長談。

お店に着いてまず目をひくのが、入口横にあるどでかいセラー。
まずはその中をよーく見ながら、今宵を締めくくるワインを選ぶ......と言えばカッコいいのだが、この店に来る前から飲むワインは決まっていて、実はノラキチの妻さんがキープしているワインを飲みましょうということなので、どれだ、どれだと捜してただけなのよねぇ。

案内されたテーブルについてぐるりと周りを見渡す。

明らかに客層が違う。マジで違う。余りにも言われてた通りだったので、ビックリ。断言されたことだけはある。こんなに違うかー、というくらい違う。明らかに私らは浮いてます。というよりも、周りが浮いてるんだな、きっと。

で、さりげなく(あくまでもさりげなく)両隣のテーブルを見るとリーデルのソムリエが並んでる。ほー、気合入ってるやん。

【飲んだの】

Brunello di Montalcino Salvioni 1999 / La Cerbaiola

(使用グラス:たぶん リーデル・ヴィノム・ボルドー

じつは、 とってもとっても凄いワイン らしいのですがそんなことは知りません。だってイタリアは門外漢なんだもーん。

で、このワイン。

やや甘めの口当り、ゆるやかでシンプルな味わい。そして滑らかな喉越し。そう端的な表現を使えばこれだけでしかない。ただ、その滑らかな液体の奥底にベールに包まれてる何かがある。とてもそれは繊細でほんの少しだけ顔を覗かせたぐらいなのだけど、それが何なのかはわからない。能天気ではないけども厳しさとは無縁。イタリアらしいけど、何かを秘めたとてもとても静かなワイン。そう、それは夜更けの静かな海のように。



Digestif

 イタリアで食後酒といえば、やっぱりグラッパでしょう。
 棚一面に並べられたグラッパを眺めてるだっけで幸せになってきます。

 真っ先に目がいったのは、トロピカルなアロマが印象的だったBERTAの BRIC DEL GAIAN 1996 3本セットの大きい木箱 が置いてあり、その前にディスプレイされていたのだけど、残念ながら空瓶。そーいえばこんな状況、前にもあったなぁ。

 ・ Romano Levi Grappa

(使用グラス: ヴィノム・シングルモルト

 気を取り直して選んだのは、 伝説のグラッパ職人 レヴィじいさんが造るグラッパ。
 全て手書きのラベルで2枚と同じものがないことでも有名。ブルーノ・ジャコーザの目の前にある こんな蒸留所&アトリエ

 綺麗に立ち昇る果実香を胸一杯に吸込む。とても丁寧に蒸留されたのが一発でわかる甘味のある深い味わい。 あー、幸せ。 同じ粕取りブランデーでもマールとは違う陽気な感じは、やっぱりイタリアの明るい太陽のなせる技かな。 

 本当は、もっとゆっくりして行きたかったのですが、残念ながら終電の時間となってしまい、名残惜しいところでひとりだけ先に帰宅の途に。




夕方から思いもよらなかった雪がちらついてくる。道理で寒かったわけだ。


【今日のレシピ】

≪豚汁≫

 -材料-
 ・豚肩ロース薄切り   200g  (那須高原産黒豚)
 ・こんにゃく      1個
 ・人参         1/2本
 ・大根         1/2本
 ・ごぼう        適量
 ・椎茸         5個
 ・ねぎ         1本
 ・にんにく       4片
 ・ごま油        大さじ3( マルホン極上胡麻油
 ・鶏ガラスープ(液体)  260g ( 南部どり うまみだし
 ・水          500cc (越後雪国の天然水)
 ・味噌         大さじ3(浅野味噌 古式吟醸『秘蔵』)
 ・バター        大さじ2( カルピス ポンドバター 無塩

 -作り方-
1.微塵切りにしたにんにくを胡麻油をひいた鍋でじっくり炒める。
2.こんにゃくはひと口大にちぎり、湯通しする。
3.人参、大根はいちょう切り、ごぼうはささがき、椎茸はそぎ切りに切る。
4.豚小間切れ肉を1の鍋に入れ肉の色が変わるまで炒める。
5.こんにゃくと野菜を4の鍋に入れ、油がなじむまで軽く炒める。
6.鶏がらスープと水を入れ、8分程度煮込む。
7.灰汁を取りながら、バターを入れ、3分程度煮込む。
8.味噌を入れ、ひと煮立ちさせる。
9.最後に、小口切りしたネギを入れて完成。






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最終更新日  2005年01月28日 17時47分51秒
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げげっ!  
こんばんは
「同伴」だった?ノラ妻です♪
師匠が飲んでいた、金魚鉢の中身もへたうま絵家系のgrappaだったのね・・・
Romanoさんのエチケッタは、Caudrinaの作る、Asti”La Selvatica"
http://www.rakuten.co.jp/re-lax/455143/455256/474146/
でも使われてます♪
(2005年01月28日 23時06分43秒)

Re:げげっ!(01/23)  
Richebourg  さん
ノラキチの妻さん、こんばんわ

>Romanoさんのエチケッタは、Caudrinaの作る、Asti”La Selvatica"

 これ、知りませんでした。
 ホームパーティーとかで、ウェルカムドリンクにデミをいっぱい並べておくとカワイイかも。

 それにしても「あの」頑固爺のレヴィさんが他人(古くからの友人とは言え)のエチケットの絵を描いてるとはビックリです。
(2005年01月29日 19時56分51秒)

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