初売りが、はじまりました。
決して、景気は良くないようです。
でも、ショッピング・センターの内のお店で、確実に売上げを伸ばしているお店があります。
詳しくは、描けませんが、本当に、本当に、本当に、
よく売っています。
「どうしたら、売れるか??」ではなく、
「どうしたら、お客様は、買いたくなるのか???・・・コレを毎日
考えています。」・・・と先輩社長の男性(50歳代後半)が教えてくれます。
福袋を物凄い個数を売るお店があります。
わが社も、そうですが、予約をとっている雑貨店です。
化粧品店です。 行列ができるほど、売れています。
「社長~、福袋の販売のコツがあるのをご存知ですか???」と
ベテラン店長が言います。
この女性店長は、福袋販売のプロです。
もう、買いたく
なっちゃうわ~。
もう、この女性のウンチクや、
「なぜ、あなたは、ロコレディの福袋を購入しなければいけないのか?」と
お客様に嫌味のない範囲で、説明が入ります。
一人のお客様で、毎年、7個購入される方もいます。
過去最高は、18個です。
本家の長男のお嫁さんが、新年会の景品として、
買われたのが、最高です。
平均で、2,3個買われる方もいます。
自分に、実家の親に、
ダンナの親に。
もう、福袋の極意を教えてくれます。
このような女性店長が、3人ほどいます。
一人の女性店長が言います。
「社長~、福袋の販売に立地なんて、関係ないね。
路面店であろうが、ショッピンセンターであろうが、
要は、消化率で、わが店は、勝負です。」と言います。
この店長は、予約で、90%以上福袋
注文でとります。
そのコツは、
「相手の家庭環境や、正月の過ごし方や、家族構成、
親戚関係をさりげなく、日ごろから、意識しています。
だから、人間関係が弱い店は、
福袋を残す。
だから、量販店の福袋は、残る。」と教えてくれます。
もう一人の女性店長は、
福袋の販売は、祭り気分です。
ハッピを着て、ゲーム感覚で、販売していきます。
福袋の100個以上の中身は、すべて、記憶しています。
福袋の商品内容は、すべて、把握しています。
サイズ、雰囲気(テイスト)、色など。
だから、お客様が福袋を買う目的によって、
勧める福袋が変わってきます。」と笑いながら、教えてくれます。
そして、最後のひとりの女性店長が言います。
「社長~、私はね~、
福袋を無理に勧めないのですよ~。
お客様無理しないでね~。
中身が見えないから、福袋なのです。
自信が、ないから中身を見せる店がある。
私は、絶対見せない。
だって、縁起物じゃないですか~。
夢じゃないですか~。
自分へのご褒美ですね。
一年、ガンバッテ働いた自分へのご褒美のつもりで
どうですか???」と教えてくれます。
私は、現場の意見や、感想をまとめているだけ。
そこへ、新しい情報を付加して、わが社流に落とし込む。
これが、現場がやる気になる方法だと
思いますが、いかがでしょうか???
福袋を開けないお店。開けてお楽しみ袋として、
販売するお店。・・・・・それぞれです。
どちらが正しいという正解はありません。
共通した答えは、お客様がどうしたら、買いたくなるのか???
その答えを追求したお店だどうやら、売れているようです。
少なく作って早めに完売御礼を出すお店。
福袋を販促費として、計上して売っている化粧品の福袋。
正解は、ない。
行動したお店のみが、その答えを知ることです。
もう、来年の福袋の反省をまとめています。
反省は、たくさんあります。
来年に向かってもう、走り出します。
参考になりますか???