わが社の前に、飲料水の自動販売機が2台あります。
飲料水の価格は、120円、150円の2種類です。
他の自動販売機と違うところは、
売れ筋順位が、NO1~、NO5まで、ランク付けをしています。
この私が、ラミネート(パウチ)して、
POPを書きました。「なぜか、美味しいと評判のお汁粉です。120円」
と私のアイデアで書きました。
近いうちに、再度表示する予定です。
それと、もう1つ。
もし、この自動販売機で、飲料水を買うお客様が、いると、
接客販売を私がします。
おそらく、全国で、私だけだそうです。
たかが、ジュース1本。
私は、接客販売します。
昨日のことです。
時間は、お昼の1時半過ぎです。
70歳代と思われる女性が、
わが社の自動販売機の2台の前で、悩んでいます。
20種類以上の中から、何を選んだら良いか悩んでいます。
私が、察知します。
声をかけます。
「今日は、良い天気ですね~。」と言うと、
そのおばぁーさんが
「そうですね~、ノドがかわいたので、ジュースを1本飲もうと
思うのだけど、種類が多くて、どれを選ぼうか?
悩みますね~」とこの私に言います。
すると、わたしが、自然に
「おばーちゃん、冷たいのと、熱いのと、どちらが、飲みたいの?」
と聞くと、
「私は、冷たい方が良いね~」と答えます。
私が、さらに言います。
「こちらが、日本茶、コーヒーは、こちらです。
どちらが???」と聞くと
おばぁーちゃんが
「そうだね~、紅茶にしよう。いくらかな???」と答えます。
私が、「ここに、120円入れてくださいね」と言いました。
実は、おばぁちゃんが、この自動販売機で、悩んでいる時に、
「すいません、先によろしいですか???」と
言いながら、ブラックのアイスコーヒーを120円で、
わたしが、購入していたのです。
実は、この私も、同じ行動をとっていたのです。
この対応(悩みながらコーヒー選び)をしながら、
接客術、営業力のことを私は考えます。
1.相手と同じ
行動をとる。
2.悩んでいる内容を分解する。
3.選択肢を作って、絞り込む。
4.天気の挨拶をする。
5.ニコヤカニ応対する。
順番は、どうあれ、今回このことを実践しました。
日常でも、こうやって、営業力、すなわち、接客術を学ぶことが
出来る。
どうですか?
宝飾のイベントをやるとき、店長は、必ず、宝石を身につけて
応対する店長がいる。
必ず、売上げ目標を達成する。
あるアパレルの部長職の営業マン
さんが「1月に、春物は入荷する。わが社は、1月20日より、全員
春物着用を義務付ける。」と言います。
参考になりますか?
話しを戻します。
相手が、今どういう感情をもっているか?
さりげなく、知る。
行動や、しぐさから、判断する。
質問をする。
休憩時間でも、つねに
コピーの余熱の状態と同じにする。
準備しておく。
深夜に
事務所に戻り、
コピー機の前に、立つと、スイッチが切れていた。
起動するのに、5分、10分でしょうか???
もう、この時間が、1時間以上に、感じた。
だから、常に、商売人は、「余熱」の状態にする。
消防署の救急車と同じです。
いつでも、対応できるようにする。
ある損保の営業マンさんがいいます。
「はとみさん、車の事故を起こした時、
少しでも、早く対応したい。・・・と思うのが、当事者です。
保険料が安いインターネットの保険より、
人間と、人間、常に相手が、どういう状態が
知っている状態にするのが、保険代理店の私の仕事。
価格ではない。
スピードそして、親身になって、示談の打ち合せをする。
私は、はとみさんの日記を毎日、毎日、読んでいます。
ある人からの紹介で、
読んでいます。
クライアント(おきゃくさま)との接近戦です。
日々、人間関係を作ることが、仕事です。
毎日の少しづつの意識では、ないでしょうか?
私は、損保の満期の時に、
お葉書を書きます。
1年間、交通事故ゼロ。
おめでとうございます。
私を必要としないことが、私の仕事です。
あなたの心のお守りでいたいのです。
影の応援者だという意識で、業務にあたっています。
価格では、インターネットの料金に、負けます。
でも、あなたのことを思う心は、誰にも、負けません。
多くの私のお客様が言います。
事故をおこして、はじめて、保険は、価格ではないことを。
価格で選ぶことは、だれでも、したいことです。
それを選ぶか? 選ばないか?
それは、あなたの目的、意識によって、変わります。
事故処理の対応の早さや、過失割合の交渉。
これは、お金では、買えない価格です。」
と
この私に教えてくれます。
営業マン顔晴(がんば)れ。
参考になりますか???
話しをもどします。
今回の自動販売機でも、経営のヒントとは、あります。
コレを記憶します。
今回の出来事を、頭の中で、画像として
残します。
そして、検証して、反省する。
このおばぁーちゃんにもっと、
良い言い方は、なかっただろうか???
反省しながら、対策を立てる。