会社が倒産した営業マンさんが、この私にいろいろ
倒産したいきさつを語ってくれます。
その前に
会議をやっても、決定事項がスグ実行できない場合は?
わが社も、そういう場合が多かったです。
なぜ?
なぜ?
スグ行動ができないのか?
あるとき、私が、店長時代(まだ、独身で、従業員だったころ)に
当時の社長 故正三(しょうぞう)に、言われました。
「いいか、店長~。あなたには、やってもらいたいことがあるから、
入社してもらった。
リスクを氣にしすぎる。もっと、大胆に仕事をやれ。
上司の顔を氣にするな~。
計画は、綿密に、行動は大胆に。
もう一度言うぞ。
計画は、綿密に、行動は大胆に。
どうしても、過去の自分が捨てられない。
だれでも、そうだ。
でもなぁ~、命は、盗られないぞ。
命は、盗られないぞ。
命は、盗られないぞ。
私は、この会社で、集中的に、仕事をしてきた。
長い人生
この時期に、これといったモノを集中してやる。
私は、商売だった。
商売ほど、バランスが大切なものはない。
スポーツや、お稽古事なども、すべてバランスだ
。」
と会長 故正三に言われました。
バランスよく改善、改革していく。
私は、アパレルの営業マンを辞めて、
今の会社にスグ、入社して、
その時のアパレルのノウハウをすべて、1年間で、出し尽くしました。
最初は、売上げが伸びました。
でも、その後は、下がる、下がる。
売上げが、ドンドン下がる。
下がって、下がって、ドンドン下がる。
もう、退職を考えたことがありました。
でも、待てよ~。
どこかが、ズレているんだ。
どこかが、ズレているから売上げが伸びないのだ。
「いいか、店長。すべてノウハウを出し尽くしたか?
いいじゃないか。
また、1からやれば~。」と当時の社長 故正三に
どれだけ、励まされたか?
もう、休みたいとか、さぼりたいとか、その当時から
全然思いませんでした。
必死になって、行動しました。
もう、働き続けて、小売業の勉強をしようと決めました。
あらゆる本を読んだり、
人と会ったり、すべて、行動に移しました。
休まないことが良いことだとは、言いません。
でも、面白くなってきたのです。
お客様から、食事に誘われることも多くなってきました。
当たって、砕けろ。・・・この精神でした。
失うものは、何もない。
短期決戦で、毎日が、毎日が勝負です。
売上げデーターは、コンピュターで、管理されていましたが、
すべて、自分の手で、エンピツを使って分析をしました。
もう、毎日、データーを観るのが、習慣となり、
楽しみになりました。
競馬新聞(わたしは、賭け事はしませんが)のように、
毎日、毎日、データー分析するのが、
趣味となりました。
よく、仕事は、仕事。
休みは、休み。・・・と分ける人がいますが、
私は、???と思います。
コピー機の
余熱の状態が 、
私には、合うことを
知ったのです。
どんな競技でも、事前の準備運動が必要なように、
正式に働く前に(出勤時間より)、1時間前以上から、
正式勤務時間に、ベストな状態に
なるように、働ける環境を整えました。
人から、言われたわけでは、ありません。
当時の私には、返るところは、アパートしかありませんでした。
近所には友達も、親戚もいませんでした。
もう必死でした。
ヤルっきゃないの精神でした。
使命感でしょうか?
話しを戻します。
ある勤めていた会社が倒産して、
見事に、カンバックした営業マンさんが言います。
「はとみさん~、会社員は、楽だ。・・・これは、間違いではない。
でも、倒産を体験した者しかわからないと思いますが、
倒産すれば、家庭もズタズタ。
中には、離婚者も。
はとみさん~、だからわたしね~。
この経験を友達にも、言うんだよ~。
倒産した原因は、
従業員にもある。
だから、精一杯行動する。
まず、やる。
失敗を恐れない。
失敗から、また反省。そして、次への対策。
オウオウと声を出して泣いてしまいました。
いつも自分の心に言い聞かせていた言葉がります。
でも、ボクは、やるよ。
絶対に、決まったことは、成功するまで、
やり続ける。」と
熱く、ツバを飛ばしながら、
その営業マンさんが語ってくれました。
どうですか?
参考になりますか?