翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

2018.01.28
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忘れもしません。

もう15年ぐらい前???

ある取引先様に、出かけることになりました。

店長とあるパートさんと私の3名で、東京へ出かけました。

店長と私は、入館証明があったので、
ある問屋さんに、入館できました。




でも、あるパートの女性だけが、入館できなかったのです。

「弊社では、パートさんは、入館できません。
 もし、入館したければ、パートさんでも、入館できますが、





パートさんは、原則入館できません。」と当時言われました。


結局、このパートの女性スタッフだけが、入館できませんでした。





今は、改善されているようですが、当時は、厳しい管理の基

中々、入館は、出来ませんでした。

他のアパレルメーカーさんでも、
仕入れの業務に関して、パートさんに、仕入れをさせることは、
あまり良い顔を当時は、
しませんでした。


弊社は、平成6年ごろに、オーダー・メイド型雇用人事制度を導入しました。

良いのか?
悪いのか?



家庭の事情で
フルタイム勤務は、出来ない。


22日間勤務は、出来ないが、18日間なら働ける。
12日間なら、働ける。

22日間勤務で、5時間なら、働ける。・・・とか。




平成2年ごろから、その傾向は、増えてきました。


そして、平成15年ごろには、親の介護や、孫の世話

家庭の事情で、どうしてもフル勤務は出来ない。

でも、働きたい。

相当、増えてきました。
でも、弊社の人事制度では、いろいろな部分で、
改善の余地が出てきたのです。

アレンジして、アレンジして。

当時は、オーダーメイド型でした。

オーダー・メイド型ではなかったのです。



ただ、単に 行き当たりばったりで

その都度対応するのではなく、

仕組みを作り、会社として対応する。

それには、どうすれば?????




悩みました、悩みました。

完ぺきには、いきません。



もちろん、弊害も出てきました。



悩んで、悩んで、悩みました。

子育て、孫育て、親の介護

でも、働きたい。


仕事を通じて、自分自身を成長させたい。

そういう女性スタッフが増えてきました。


配慮はするが、遠慮はしません。

オーダー・メイド型雇用人事制度は、
ワガママな制度では、ありません。

お互いに、お互いに、

相思相愛にならない限り、
長くは、務まらないと思いました。

面接には、1時間、2時間と

2度、3度と、打ち合わせをします。

もちろん、10人いれば、10人の働き方があります。

弊社の都合もあります。

お互いに、寄り添う。

相思相愛になれるかどうか???

それを真剣に考えます。


弊社のスタッフたちの平均勤務年数が20年を超えました。
47年勤務者もいます。
20年、25年、30年、35年

「私ね、まだ、22年勤務なの。まだ、新人スタッフです。」と
笑いながら、60才になる女性スタッフが言います。


このオーダー・メイド型雇用人事制度をマネしたがる
経営者さんも多いです。

表の部分だけをマネしても、失敗すると思います。

何度も、何度も、改訂をしています。


常に、進化させております。
2、3年前の
オーダー・メイド型雇用人事制度とは、だいぶ
変わりました。

平成19年
経営革新計画の1回目では、この人事制度について

承認を中小企業庁並びに、県知事から頂きました。

平成19年には、県知事表彰を頂きました。

まだまだ、完ぺきでは、ありません。


「弊社では、パートだから、女だから、妻だから、母だから
・・・・・・これは、禁句になっております。」とスタッフたちに、言います。

弊社には、パートだから、正社員だからという言葉は、存在しません。


どんな家庭環境にあっても、甘えは、絶対許しません。

また、勤務しているスタッフたちも、それを顔に出しません。

あくまでも、あくまでも、働きやすい環境を整える。

コレと、働く意識は、別だと考えております。

弊社のスタッフを宝物だと考えております。







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最終更新日  2018.01.28 09:58:12
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