<p><strong>地元を愛する人は、商いもうまくいく──ご隠居様からの学び</strong></p>
<p>ある日のこと、地域のご隠居様から、こんな言葉をいただきました。</p>
<p>「羽富さんは、もう茨城県人だよ」</p>
<p>──生まれた場所がどこであっても、<br>
その土地で20年、30年、40年と育ててもらったなら、<br>
そこはもう<strong>「地元」</strong>なんだ、と。</p>
<p>その言葉を聞きながら、私は気づきました。</p>
<p><strong>「地元を愛する人は、だいたい商売もうまく回っている」</strong>と。</p>
<p>🌱 地元に愛があるから、お客を大切にできる。<br>
🌱 地元に人脈があるから、仕事を紹介してもらえる。<br>
🌱 地元に愛されているから、競合店が来てもお客が離れない。</p>
<p>つまり、<strong>“地元を愛する気持ち”</strong>が、<br>
そのまま<strong>“商いの土台”</strong>になっているのです。</p>
<p><strong>逆に、地元に愛がないと…?</strong></p>
<p>地元を大事にしていないと、こんな苦しいシーンが増えていきます。</p>
<p>📌 広い範囲からお客を集める必要があり、広告費がかさむ。<br>
📌 商品や価格だけで勝負しなければならず、大手に負けてしまう。<br>
📌 お客が「紹介する義理」を感じないから口コミも広がらない。<br>
📌 「買い続ける理由」がないから、常連もすぐ離れてしまう。</p>
<p>──つまり、<strong>地元に愛がないと、コストがかかる商売になりがち</strong>なんです。</p>
<p><strong>地元愛は、小さな会社の“最強の戦略”</strong></p>
<p>大きな会社みたいに、広告費や値引きで戦うのは難しい。<br>
でも、私たちには<strong>「地元愛」という武器</strong>があります。</p>
<p>✅ 地元の商圏が狭くてもいい。<br>
✅ 人口が減っていてもかまわない。</p>
<p>地元を愛していれば、<br>
<strong>お客も、お店を愛し続けてくれる</strong>んです。</p>
<p><strong>大型店やネットショップにお客を奪われても…</strong></p>
<p>確かに、ショッピングモールやネットショップの影響は大きいです。<br>
でも、<strong>お店からの“愛”を感じてくれる人</strong>は、<br>
その気持ちを抱いて、また通ってくれる。</p>
<p>その愛の積み重ねが、<br>
<strong>ギリギリのところで売上の沈下を抑えてくれる</strong>のです。</p>
<p><strong>まとめ</strong></p>
<p>「地元愛」こそ、<br>
最もコストのかからない“売り方”であり、<br>
小さな会社が大手と差別化できる数少ない戦略。</p>
<p>──地域に根を張る商いの力を、これからも信じていきたいと思います。</p>
<p>👉 次回は、この“地元愛”をスタッフ育成にどう活かすかを書きますね。</p>
<p>#地元愛 #伎芸型おもてなし #ロコレディ #羽富都史彰</p>
